西区役所だより 437号(令和7年6月15日) 1ページ
最終更新日:2025年6月15日
『もしもの時』に備える 大雨対策
近年、全国各地で「記録的短時間大雨」や「線状降水帯」による大雨での災害が相次いでいます。日頃からの備えが命を守るカギとなります。
この機会に家庭の防災対策を見直しましょう。
問い合わせ 西区 総務課 安心安全担当(電話:025-264-7120)
ハザードマップで確認しよう
中学校区ごとの浸水想定図や避難所の位置など災害の知識が1冊にまとまっている「市総合ハザードマップ」をご存じですか。
ハザードマップを手元にご家族で災害時の行動を話し合いましょう。
お持ちでない人は、西区役所や西区内の連絡所・出張所で入手できるほか、市ホームページ(下のリンクまたは二次元コード)で確認できます。
また、「ハザードマップの見方」チラシを作成しました。ハザードマップを確認する際の参考にしてください。
市ホームページ
ハザードマップの見方
洪水発生のしくみ
洪水は、大雨による河川の増水により、堤防が決壊するか、川の水が堤防を超えるなどして起こります。
避難行動を確認しよう
避難とは、「難」を「避」けることです。避難所に行くことだけでなく、安全な親戚・知人宅、旅館・ホテルへ避難することや自宅の2階など浸水しない場所にとどまることなども考えましょう。
水害から避難しよう
非常用持ち出し品・備蓄品
非常用持ち出し品
□水 □食料 □懐中電灯 □電池 □携帯電話・モバイルバッテリー □携帯ラジオ □貴重品 □ごみ袋 □衣類・おむつ □薬 □お薬手帳
※メガネや処方箋など自分専用のものは特に大切です。
家庭用備蓄品
□水 □食料 □携帯トイレ □卓上コンロ □ガスボンベ □生活用品
※在宅避難に備えて3日分(可能であれば7日分)を備蓄しましょう。
災害情報を入手しよう
にいがた防災メール
避難情報など、災害に関して緊急を要する情報をメールでお知らせします。
新潟県防災ナビ
ハザードマップや避難所、河川水位など県内全域の防災情報を閲覧することができます。
新潟市危機管理防災局公式Ⅹアカウント
新潟市危機管理防災局の公式アカウントです。新潟市の防災情報などを発信しています。
新潟市LINE公式アカウント
台風や大雨の水害に対し、一人一人の避難行動計画である「マイ・タイムライン」を作成できます。
大雨に備えよう
砂入り土のうを配布します
令和6年能登半島地震により、道路側溝や宅地に被害のあった地域では、雨水の排水不良が想定されることから、梅雨時期に備え「砂入り土のう」を配布します。希望者は事前に問い合わせ先へ申し込みください。
問い合わせ
西区 建設課(電話:025-264-7661)
配布場所
西区役所、黒埼出張所、黒埼市民会館、黒埼北部公民館
※配布した土のうは回収いたしません。
もしも、道路冠水したら
道路が冠水した際は、問い合わせ先までご連絡ください。小型ポンプを手配するなど現地の状況に応じて対応します。
もしものレシピ
災害時は断水で水道水が使えないことがあります。
最小限の水で調理でき、食後の洗い物が不要な「耐熱ポリ袋」を使ったレシピをご紹介します。
備蓄品をローリングストックする際、ご家庭でも作ってみませんか。
ローリングストックとは
食品を消費しながら常に一定量を備蓄する方法です。
パックごはん
【材料】
米1合
水180ml
- 袋に米と水を入れて30分から1時間吸水
- 空気を抜いて密封し、沸騰したお湯で30分湯せん
- そのまま蒸らして完成
パックカレー
【材料】
カレールウ1片
水100mlから120ml
お好きな具
乾物(ひじき、切干大根など)
缶詰(鯖缶、ツナ缶、コーン缶など)
- 材料をすべて袋に入れ、軽くもみ混ぜる(乾物は水で戻してから)
- 空気を抜いて密封し、沸騰したお湯で20分湯せん
- ルウが完全に溶けていたら完成
鯖缶と切干大根を入れました
鍋底に着くと袋が破れます
袋のまま食べると食器も汚れません