令和6年度　自治協議会提案事業

　超高齢社会を迎え、複雑・多様化する地域課題に対応し、市民力・地域力を活かしたまちづくりを進めるため、区自治協議会の企画提案を、その主体的な取組みのもとに事業化する制度です。
　事業は企画段階（提案書の作成）、実施段階（多様な実施主体のコーディネート等）、評価段階（実施事業の点検）、改善段階（提案の見直し）の各過程において区自治協議会が主体的に関与して取り組むこととしていることから、評価についても区自治協議会が事業の自己評価を行っています。

南区民や南区で活動する団体を対象に、清掃意識やモラル向上に繋げることを目的に、強化月間を設けて南区全体で清掃活動を実施する。

日頃防災意識が希薄な人々の防災意識を高めることを目的に、自治協議会主催のイベントにおいて防災関連ブースを出展し、啓発に向けた活動を実施する。

南区家族ふれ愛事業の13年目として、児童・生徒の絵画・川柳展を行い、「家族ふれ愛月間」のさらなる定着を図る。

夏休みに子どもたちの学習サポートを行い、子育て家庭の負担軽減を図るとともに、地域の人材を活かし、世代間交流の場とする。

南区の旬な農産物や特産品などを販売する「第3回南区味わい市場」を、300年の伝統ある白根市場と同時開催し、南区の食や六斎市の魅力を発信する。また、まち歩きも併せて行うことで、南区白根の歴史や魅力を再認識してもらう。

南区の魅力発信と交流人口の拡大を目的に、区内の企業の見学や文化施設への訪問、旬な農産物を味わえる日帰りバスツアーを実施する。

「縦横斜めの豊かな関係を築き、地域みんなが顔なじみ・地域のみんなで子育てしよう」を合言葉に、一人一人が尊重しあい、誰にとっても居心地の良い、ひらかれた地域をめざすために、年間を通してDIYやクッキング、マジック、アロマ教室など様々な活動を実施した。

中学校区を一にする地区住民自らが、地区の最重要課題である「こども・子育て」に関する課題解決策を話し合い、「新しい学校」と「新しい地域振興の拠点施設」の案として「白南未来図」を描いた。内容は紙媒体とホームページを用いて発信・伝達した。

令和5年度のまちづくり活動サポート事業で作成した「温故知新～愛するまち庄瀬」（商工業をテーマとした冊子）の続編として、地域や学校の行事、サークル活動などにスポットを当てたエピソード集「続・温故知新～もっと愛するまち庄瀬」を作成し、活発だった地域の様子を後世に伝承することを目的に実施した。取材や編集作業を通じて、多世代交流の機会が生まれた。

小、中学生が地元の食材や食文化の魅力について理解を深めることを目的に、野菜の栽培や収穫、新メニューの考案など体験的学習を実施した。小学校では小松菜を使った料理のレシピを考案、リーフレットを作成したほか、地元の業者さんと共同開発した「れんこんのきんぴらんご（笹団子の中身がれんこんのきんぴら）」作りに挑戦した。中学生は地域の食材を作る人材を取材を実施した。