消えたお宝のナゾを追え!(西区:佐潟)
最終更新日:2026年10月16日
佐潟の現状と課題
ラムサール条約湿地「佐潟」(空撮)
ラムサール条約湿地「佐潟」
佐潟は水鳥などの生き物にとって重要な場所として、ラムサール条約に登録されている国際的にも重要な湿地である。
かつては美しいハスの花が咲き誇り、収穫も行われるほどの名所であったが、数年前から忽然とハスが姿を消す事態となっている。
ハス消失の原因と環境への影響
2002年の様子(ハスが前面に咲いている)
2025年の様子(ハスが消失)
条件付特定外来生物「アカミミガメ」
ハス消失の原因と環境への影響消失の主な原因: 人間が飼えなくなって放した「アカミミガメ」や「アメリカザリガニ」などの外来生物が大量に繁殖し、ハスを食い荒らしたり、芽や茎を切断したりしているためである 。
環境への影響: 佐潟からハスがなくなることで水質の悪化などの悪影響が生じている 。
「佐潟と歩む赤塚の会」 涌井晴之さんのコメント「ハスは水の『余分な栄養』を吸収し、潟の水をきれいにしてくれる。ハスは佐潟のシンボルだから、ぜひとも復活させたいと思う」
ハス復活に向けた具体的な取り組み
令和8年5月31日、地元住民を中心に、新潟大学Eホームの学生や山田彩乃さんらが参加し、ハスの苗の植え付け作業が実施された 。
チーム潟のミカタ 山田彩乃さんのコメント「新潟大学の学生だったころに、課題の虫探しのためなどのために佐潟によく来ていた。思い出の場所でもあるのでより美しい佐潟になるようにがんばりたい。」
作業を円滑に行うため、一時的に潟の水を抜いて実施された 。
外来生物(カメなど)の侵入を防ぐための専用の保護フェンスを設置し、その内側に約20株のハスの苗を植樹した 。今後も徐々に数を増やしていく計画である 。
参加した学生のコメント「泥だらけになるのは貴重な経験!」「佐潟にハスが生い茂っていた時、潟舟に乗ったことがあって、またもう一度ハスが生い茂っている風景が見たくて参加しました」
佐潟の生態系と自然保護
オオヨシキリ
ダイサギ
取材当日、佐潟ではオオヨシキリ(鳴き声:ギョギョシ、口の中が赤いのが特徴)、トビ、ダイサギなどの野鳥が確認された 。
ハスの復活は、こうした多様な生き物たちの生息環境を守るためにも重要である 。
今後の展望
過去に植えられたハスは夏に花を咲かせており、今回植樹した苗の成長と開花も期待される 。ハスと多様な生き物が共存できる未来に向けた活動を継続する 。

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