「30by30」及び「自然共生サイト」について

最終更新日:2024年4月24日

30by30について

  • 30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
  • 30by30目標は、2022年12月に生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された新たな国際目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」や「生物多様性国家戦略2023-2030」にも盛り込まれています。

自然共生サイトについて

  • 自然共生サイトとは、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を環境省が認定する区域のことです。
  • 認定区域は、保護地域との重複を除き、「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)」として国際データベースに登録されます。
  • このサイトには、以下の例のような場所のうち、生物多様性の価値を有し、事業者、民間団体・個人、地方公共団体による様々な取組によって、(本来の目的に関わらず)生物多様性の保全が図られている区域が、「自然共生サイト」の対象となります。
【例】企業の森、ナショナルトラスト、バードサンクチュアリ、ビオトープ、自然観察の森、里地里山、森林施業地、水源の森、社寺林、文化的・歴史的な価値を有する地域、企業敷地内の緑地、屋敷林、緑道、都市内の緑地、風致保全の樹林、都市内の公園、ゴルフ場、スキー場、研究機関の森林、環境教育に活用されている森林、防災・減災目的の森林、遊水池、河川敷、水源涵養や炭素固定・吸収目的の森林、建物の屋上、試験・訓練のための草原・・・
など多様な場所が該当します。

自然共生サイトの申請方法等

  • 自然共生サイトの認定について、令和6年度前期分の申請受付が行われていますので、お知らせします。
  • 参考までに、以下に現行の受付要領から抜粋して示します。

<令和6年度前期分申請受付期間>
 令和6年度前期分:令和6年4月22日(月曜)~同年5月23日(木曜)17時00分必着
 ※受付数が審査可能上限(目安:60件程度)に達した場合、申請受付期間中であっても前期分の受付は
  終了される予定です。

<申請書類及び提出方法>
 申請書に必要事項を記入し添付書類を添えた上、電子メールにて下記、提出先に直接、電子ファイルを送付してください。その際に、電子メールの表題を「R6年度前期_自然共生サイト申請(申請者名)」として申請書の提出であることが分かるようにしてください。申請様式等詳細は下記の自然共生サイト(環境省HP)を確認ください。

<提出・問合せ先>
 令和6年度自然共生サイト認定運営事務局(請負先:(一財)自然環境研究センター内)
 連絡先:(TEL)03-6659-6781(MAIL)shizen_nintei@jwrc.or.jp

認定サイト一覧

国の自然共生サイトに認定されたサイト一覧について紹介しています。
新潟県内では、朝日城の森(長岡市)が認定されています。

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環境部 環境政策課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館2階)
電話:025-226-1363 FAX:025-222-7031

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