企業有林や緑地など「自然共生サイト」認定を目指しませんか?
最終更新日:2025年8月12日
生物多様性にかかる世界目標として、2030年までに世界の陸と海の30%以上を保全する「30by30(サーティバイサーティ)」が掲げられています。
国内でも、30by30の達成に向け、民間で所有する緑地などを「自然共生サイト」へ登録し、保全区域を増やしています。
以下の活動を特定の区域において、継続して実施されていて、認定に興味のある個人、企業、団体の皆様は、環境政策課まで情報をお寄せください。
- 動物・植物の生息・生育状況の記録
- 自然と触れ合うイベント開催(生き物観察会、自然保護活動、環境学習など)
- 希少な動植物が生息・生育し、保護・管理している。(レッドリスト掲載種など)
※新潟市で「じゅんさい池」について自然共生サイトの認定を取得した際の評価ポイントです。上記に限らず、活動内容について、生物多様性の価値が認められれば認定の可能性はあります。詳細は以下の環境省パンフレットをご覧ください。
自然共生サイト(環境省パンフレット)(PDF:2,292KB)
自然共生サイトとは
- 「事業者、民間団体・個人、自治体の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を環境省が「自然共生サイト」として認定しています。
- 例として、企業の森、企業敷地内の緑地、自然観察の森、里地里山、都市内の公園、ゴルフ場などがあります。
自然共生サイトの申請方法等
令和7年4月から、自然共生サイトを法制度化した新法・地域生物多様性増進法が施行されました。
申請受付は、独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)で行っております。また、申請方法のご案内や申請にあたっての事前相談も行っております。詳細は、以下のリンクからご覧ください。
申請の受付期間は通年です。審査期間は6~7か月程度です。
支援事業のご紹介
自然共生サイトの認定取得などに向け、環境省では以下の支援を実施しています。
- 交付金事業(認定に向けた計画作成や認定後の活動などの支援)
- 支援マッチング制度(認定を目指している方とそれらへの支援(技術的支援など)を希望する方のマッチング)
- 支援証明書(自然共生サイトへの支援を行う方に対するインセンティブ制度)
認定サイト一覧
これまでに認定された自然共生サイトを紹介しています。
新潟県内では、令和5年度後期に朝日城の森(長岡市)、令和6年度前期に雪国植物園(西陵の森)(長岡市)、令和6年度後期にじゅんさい池(新潟市)、ふれあいファーム三ケ村(十日町市)が認定されています。
令和6年度後期「自然共済サイト」認定結果について(環境省ホームページ)(外部サイト)
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