やってみよう!水の実験 ペットボトルで作るミニ浄水場

最終更新日:2020年7月1日

浄水場(じょうすいじょう)ではどうやって水道水(すいどうすい)を作っているのでしょう。
ペットボトルでミニ浄水場を作ってしくみを体験(たいけん)してみよう!

ミニ浄水場ろ過実験

ペットボトルで作るミニ浄水場

用意するもの

用意するもの

(1)ペットボトル(500ミリリットル)2本
(2)プラスチックカップ(大 :1000ミリリットル程度)1個
(3)プラスチックカップ(中:400ミリリットル程度)3個、(4)砂利 約300グラム、(5)砂(川砂(かわずな))約300グラム
(6)プラスチックカップ(小:100ミリリットル程度)5個
(7)ミョウバン(よごれをかためる(くすり))、 (8)重曹(じゅうそう)(ミョウバンの働きを助ける(くすり)
(9)くぎ、(10)ガーゼ、わた(脱脂綿(だっしめん)でもOK)、(11)ビニールテープ、(12)ハサミ、(13)カッターナイフ
(14)小さじ(5ミリリットル)、(15)わりばし、(16)(かな)づち

ペットボトルで作るミニ浄水場(じょうすいじょう) 実験説明書(じっけんせつめいしょ)

ペットボトルで作るミニ浄水場の実験説明書です。必ずダウンロードして印刷してご覧ください。
PDFファイル形式でA4サイズ両面印刷、最後のページは全体説明図A3見開きです。

  • 実験(じっけん)に使った水などは()んではいけません。
  • ハサミやカッターなどを使うときは、大人(おとな)といっしょにやりましょう。
  • 実験(じっけん)は水がこぼれても良い場所(ばしょ)でやりましょう。

容器(ようき)をつくる

ペットボトルを()()るときは、カッターナイフで()()を入れた(あと)に、ハサミを使うと安全(あんぜん)簡単(かんたん)です。

過容器(かよううき)を作る

ペットボトル(500ミリリットル)の(そこ)に近いところで切り取る。

台座(だいざ)を作る

ペットボトル(500ミリリットル)のキャップに近いところで切り取る。

組み立てる

キャップを下にして台座(だいざ)に入れて組立(くみたて)ます。

1.川の水をつくる

川の水を作る写真

(すな)砂利(じゃり)水洗(みずあら)いしてよごれた川の水をつくります

(1)砂と砂利を水洗いしてよごれを()とします。

(2)砂を洗った最初(さいしょ)のにごり水をカップ大(1000ミリリットル)に約500ミリリットルに(うつ)します。

(3)実験(じっけん)に使うよごれた川の水の出来(でき)あがりです。

2.薬品(やくひん)をつくる

薬品をつくる写真

ミョウバンと重曹(じゅうそう)をぬるま湯によく()かします

(1)ミョウバンは水のよごれをかためる(くすり)重曹(じゅうそう)はミョウバンの(はたら)きを助ける(くすり)です。

(2)カップ小にぬるま湯を入れて小さじ2杯(約10グラム)のミョウバンを入れてよくかき()ぜます。ミョウバンは()(のこ)るくらいで大丈夫(だいじょうぶ)です。

(3)重曹も同じように作ります。

(4)ミョウバンと重曹(じゅうそう)薬品(やくひん)準備(じゅんび)できました。

3.(ちん)でん実験(じっけん)をする

沈殿実験の写真

川の水に薬品(やくひん)を入れてかき()ぜてよごれを(しず)めます

(1)よごれた川の水500ミリリットルに重曹液(じゅうそうえき)上澄(うわず)みを小さじ半分程度(はんぶんていど)(2.5ミリリットル)入れて、わりばしで数秒間(すうびょうかん)かき()ぜます。
次にミョウバン(えき)を小さじ半分程度(2.5ミリリットル)入れて(はげ)しく1分間()ぜます。(1秒間に3~4回転程度)
最後(さいご)にゆっくりと5分間混ぜます。(4秒に1回転程度)ゆっくりと長くかき混ぜて、小さなよごれのかたまりをたくさん作りましょう。
(2)30分程度するとカップの(そこ)によごれが沈みます。
上澄(うわず)みのキレイな水をろ過実験用(かじっけんよう)にカップ中(400ミリリットル)に(うつ)します。

過池(かち)をつくる

ろ過池を作る写真1

過容器(かようき)のキャップに(あな)をあけてガーゼを()めてしっかりとペットボトルに取付(とりつけ)ます

(1)キャップの中心(ちゅうしん)(あな)をあけます。

(2)くぎと(かな)づちを使いました。

(3)キャップの内側(うちがわ)にガーゼ(脱脂綿(だっしめん))をしっかりと()めます。

(4)ペットボトルに取付(とりつけ)けてしっかりと()めます。

ろ過池を作る写真2

過容器(かようき)の中に1.でキレイに洗った砂利(じゃり)(すな)順番(じゅんばん)()めます

(1)下に台座(だいざ)取付(とりつけ)作業(さぎょう)しましょう。(キャップは付いてますね!)

(2)はじめに砂利(じゃり)を約5センチメートルの(あつ)さまで()めます。

(3)次に(すな)を約6センチメートルの(あつ)さに()めます。

(4)ミニろ過池の完成(かんせい)です。(たお)れないようにしっかりと組み立てましょう!

4.ろ過実験(かじっけん)をする

ろ過実験の写真

沈でん実験でキレイになった水をろ過します

(1)(ちん)でん実験でキレイにな った「ろ過前(かまえ)の水(イ)」をミニろ過池の上から砂が(くず)れないように(しず)かにゆっくりと入れます。

(2)砂と砂利の(あいだ)(とお)って下のキャップから透明(とうめい)な水が()ちてくるのでゆっくりと観察(かんさつ)しまし ょう。

(3)ミニろ過池の上の水が(から)になる(まえ)台座(だいざ)から(はず)します。

5.観察(かんさつ)してみよう

観察の写真1

水の色やよごれをいろいろな方法で(くら)べてみよう

透明(とうめい)なカップに同じ量の(ア)よごれた水、(イ)ろ過前の水、(ウ)ろ過した水を入れて色やよごれを観察(かんさつ)して見よう!

観察の写真2

色を(くら)べる時は、上から、横から、観察して見よう!(白い紙・黒い紙で見え方が()わるよ!)

ろ過した水(ウ)が一番きれいな水になりましたか?

きれいになってもこの実験の水は飲まないでくださいね。

うまくいかないときは実験説明書の9ページQ&Aを見てください。


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