段ボールコンポスト「サイチョのマジックダンボール」
最終更新日:2025年5月15日
家庭で毎日出る生ごみ。水分を含んでいるため重くて扱いにくく、臭いや、虫の発生も気になるものです。
こんな生ごみも、微生物の力を借りると、まるで魔法のように分解されて、堆肥へと変わります。
市では、市民の皆さんから気軽に生ごみの堆肥化に取り組んでもらえるよう、サイチョのマジックダンボールを販売しています。
サイチョと一緒に楽しく生ごみの減量と堆肥づくりにチャレンジしましょう!
サイチョのマジックダンボールとは?
サイチョのマジックダンボールは、段ボール箱を利用した生ごみ処理容器で、段ボール箱に基材(竹パウダーやキノコの菌床など)を入れ、基材の中に住む微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥を作るものです。
段ボールは通気性がよく、生ごみの水分を逃がしたり、発酵に必要な空気を通すのに適しています。
置き場所
- 屋内、屋外のどちらに置いても大丈夫です。雨の当たらない、あたたかい、風通しの良い場所に置きましょう。
- 特に冬は気温が低くなり、分解が遅くなるので、あたたかい場所、または屋内に設置してください。
入れられるもの
- 野菜調理くず
- 肉、残飯、麺類
- 食用油(廃食用油)
- コーヒーかす、お茶がら など
使い方
- コンポストに生ごみを入れます(三角コーナー1杯分が目安)。
- 生ごみと基材をよく混ぜます。
- 最後にふたをして、その日の作業は完了です!
約2か月から3か月の間、生ごみを投入して微生物による分解を進めます。
生ごみの投入をやめた後、約1か月の間、水分調整をしながら熟成させることで、良質な堆肥として使用することが可能になります。
また、熟成させた後、半分を堆肥として使用し、もう半分は基材として繰り返し生ごみの分解に使用することもできます。
使い方のポイント
- 基材が水分を含みすぎていないか確認してから生ごみを入れてください。基材の水分量の目安は、軽く握って形が残る程度です。
- 生ごみは細かく刻んで、軽く水分を切ってから入れると早く分解します。
- 生ごみに米ぬかや廃食用油を混ぜてから入れると温度が上がり、より早く分解が進みます。
購入について
価格
- コンポストセット:500円
- 基材のみ:400円
セット内容
- 段ボール箱:通気性を良くするため、底板を入れ、箱を強化しています。
- 基材:竹からできた竹パウダーやキノコの菌床などをリサイクルした基材です。
- 内袋:水分と空気を通して、生ごみと基材を混ぜるのに便利です。
- 取扱説明書:使い方やポイントを分かりやすく説明しています。
大きさ:縦31cm×横43cm×高さ36cm
重さ:約4kg
購入できる人
市内に住所を有する人、または市内に居住している人
販売場所
販売先 | 住所 | 電話 | 販売時間 | 休館日 |
---|---|---|---|---|
新潟市ふれあい健康センター |
西区笠木3629番地1 | 025-264-6400 | 午前10時から午後10時まで |
水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、施設点検日 |
亀田清掃センター |
江南区亀田1835番地1 | 025-382-1566 | 午前9時から午後5時まで | 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
いくとぴあ食花 情報館 |
中央区清五郎336番地 | 025-384-8732 | 午前9時から午後5時まで | 不定休 |
北区役所区民生活課 |
北区東栄町1丁目1番14号 |
025-387-1295 | 午前8時30分から午後5時30分 | 土曜、日曜、祝日、年末年始 |
東区役所区民生活課 |
東区下木戸1丁目4番1号 | 025-250-2285 | ||
中央区役所窓口サービス課 |
中央区西堀通6番町866番地 | 025-223-7168 | ||
江南区役所区民生活課 |
江南区泉町3丁目4番5号 | 025-382-4254 | ||
秋葉区役所区民生活課 |
秋葉区程島2009番地 | 0250-25-5678 | ||
南区役所区民生活課 |
南区白根1235番地 | 025-372-6145 | ||
西区役所区民生活課 |
西区寺尾東3丁目14番41号 | 025-264-7261 | ||
西蒲区役所区民生活課 |
西蒲区巻甲2690番地1 | 0256-72-8312 | ||
市役所本館 |
中央区学校町通一番町602番地1 | 025-226-1391 |
よくある質問
問1 いつ始めればいいですか?どのように使用すればいいですか?
1年を通して使用することができるため、お好きなタイミングで始められます。堆肥として使用したい時期からおおむね4か月逆算して使い始めることをおすすめします。(例)7月に堆肥を使いたい場合3月頃に始める。
問2 水分量が多く段ボールがぬれてしまいました。どうすればいいですか?
生ごみの投入を一旦やめ、残っている基材を足したり、日にあてて水分量を調整したりしてください。再開するときは、基材の水分量が少ないことを確認してから生ごみを入れてください。
問3 虫の侵入を防ぐにはどうすればいいですか?
古布(Tシャツや薄手の布など)をかけてから箱のふたをすると、虫の侵入を防ぐことができます。
問4 虫が発生した場合、どうすればいいですか?
虫は箱に投入する前の生ごみや箱の隙間から入って卵を産む場合があります。また、水分量が適量でない場合に虫は発生します。水分量の目安は、軽く握って形が残る程度です。
問5 生ごみがなかなか分解しません・・・
段ボールコンポストを使い始めた直後は、温度が上がっておらず分解に時間がかかります。1週間程度で分解が進むことにより温度が上がり、条件が整えば40℃以上になります。
カロリーの高い生ごみ(食べ残し、果実など)は分解が早く、野菜くずなどは時間がかかります。
冬は気温が低くなり分解が遅くなるので、あたたかい場所または屋内に設置してください。また、水分が足りなくなるのも原因の1つですので、微生物の好物である米のとぎ汁などを入れてください。
問6 カビのようなものが発生しました。大丈夫ですか?
分解が進むと白いカビのようなものが発生することがありますが、これは菌の活動によるもので、順調に分解している目安です。
問7 毎日ごみを入れることが難しい・・・
数日間生ごみを入れず混ぜないでいると、菌の活動は休止状態になります。再開するときは、次の2点に注意してください。
(1)よく混ぜる(2)水分量を調整する
問8 使い終わった段ボールはどうすればいいですか?
汚れがひどいものは、燃やすごみとして指定袋に入れて出してください。汚れが少ないものについては、古紙類として出すことができます。折りたたんで、ひもで十文字にしばって出してください。また、基材があれば繰り返し使うことができます。
利用者の声
サイチョのマジックダンボールを利用された方からの声を一部ご紹介します。
- 生ごみが減り、ごみを出す回数が少なくなりました。庭の木たちに堆肥をあげるのが楽しみです。また、においが出たのは初めだけで、あとは無臭でよかったです。
- 自宅で堆肥を作っていると思うと、生ごみを無駄にせず、きちんと活かしているんだというひそかな楽しみと充足感がありました。
- 野菜をきざむことで、野菜にふれる時間が多くなり、野菜について興味深くなりました。
嬉しい声がたくさん届いています!
皆さんも「サイチョのマジックダンボール」にチャレンジしてみませんか?
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