中央区役所だより 第442号(令和7年9月7日) 2ページ

最終更新日:2025年9月7日

町屋の魅力を未来へつなぐ
連載第4回
KADO shoe repair & crafts

町屋を活用した施設を運営し、歴史や町屋の魅力を受け継ぎ発信する皆さんの取り組みや思いを紹介します。

所在地:沼垂東3
定休日:月曜日
営業時間:午前10時から午後7時
店ホームページ

KADO shoe repair&crafts 外観

 KADOは、かつて野菜の卸問屋であった、築90年以上の歴史を持つ建物を活用して、店主の小島俊輔さんが、2018年に靴やバッグの修理・喫茶店としてオープンしました。店名の「KADO」には、人や出来事が交わる「角」のように「地域に愛着を育み、つながりを生む場でありたい」という思いが込められています。

古き良きを生かした店づくり

KADO shoe repair&crafts 風景

 小島さんがこの場所にお店を開くことを決めたのは、「沼垂四ツ角」という立地と趣のある建物にひかれたからでした。「古い建具をおしゃれに生まれ変わらせ、長く使い続けるという考え方は、靴修理にも通じています」と小島さんは語ります。
 その思いは内装にも表れており、壁に貼られた古材や、建築当時のまま残る天井の(はり)は、特別な加工を必要とせず、経年による風合いの変化を楽しむことができます。

町屋の中で穏やかな時間を

KADO shoe repair&crafts 風景

 2階は9畳ほどの漆喰(しっくい)壁の部屋で、レンタルスペースとして活用されています。(要予約)

KADO shoe repair&crafts 風景

 カウンターの奥には工房があり、作業の様子を眺めながらコーヒーを楽しめます。

地域に必要とされる店に

 小島さんは「靴には、買い替えるだけではなく、修理して長く履き続けるという選択肢もあることを伝えていきたいです。愛着のある大切な靴と、歴史的な建物を未来へつなぐ、地域に必要とされる店を目指します」と意気込みを語っていました。

小島さん 近影

地域×高校生
世代をつなぐお化け屋敷

 8月9日、地域活動支援センター「沼垂よりどころ」で「なじらねこども夏祭り」が開かれました。明鏡高校の演劇部・音楽部・有志の生徒15名がボランティアとして参加し、お化け屋敷では迫真の演技で来場者を驚かせました。

お化け屋敷 風景 生徒が演じるお化けにこどももビックリ

高校生と地域が一緒につくる場

 お化け役を務めた生徒たちは「幅広い年齢層の方と関わることができて楽しかったです」「地域のつながりが感じられて参加してよかったです」と話しました。親子で訪れた来場者からも「地域でこうした催しがあるのはありがたいです。来年も開催してほしいと思います」と好評でした。
 地域活動は高校生にとっても大きな学びの場となっており、普段の学校生活では得られない経験を楽しんでいる様子がうかがえました。

お化け屋敷スタッフ

多世代の交流広がる

 当イベントを主催したNPO法人「にいがた若者自立支援ネットワーク・伴走舎」の青木洋之さんは「最初は不安そうだった生徒も、自分たちで工夫して主体的に動いてくれました。この経験を糧に、いろいろなことに挑戦してほしいです」と語ります。
 今回のイベントでは、高校生と地域の大人たちが共に準備・運営を行いました。青木さんは「沼垂で多世代交流の輪が広がるきっかけになればうれしいです」と期待を寄せました。

皆さんのお気に入りを教えてください!
「#中央区の推し撮ってみた フォトチャレンジ2025」開催します!

 中央区のお気に入り、「推し」をインスタグラムに投稿して、皆さんでシェアしましょう。たくさんの投稿をお待ちしています。

開催期間 令和7年9月13日(土曜)から令和8年1月5日(月曜)
テーマ 中央区にまつわるあなたの「推し」なら、風景、建物、食、人など、なんでもOK
投稿方法 
(1)中央区役所公式インスタグラムをフォロー
(2)ハッシュタグ「 #中央区の推し撮ってみた」をつけて写真を投稿
※投稿回数に制限なし、期間中何度でも投稿可!

投稿した人の中から
抽選で20名にプレゼントあり!

投稿方法など詳しくはこちらから

新潟市中央区役所 イメージ

新潟市中央区役所
【公式】

さらに!!

 「#中央区の推し撮ってみた」と一緒に、次のいずれかのイベントで撮った写真に「#〇〇(イベント名)」をつけて投稿すると、当選確率が2倍になります!
対象イベント
●にいがた氷菓の陣(9月13日から9月15日開催)
●夕日ウオーク(10月18日開催)
●えんでこまち歩き(10月22日から11月9日開催)

お気に入りの理由も
ぜひ教えてください!

作品一例

企画担当者 イラスト 企画担当者
私の推しは、関分記念公園の展望台から見る夕日です!

新聞を購読していない方へ
市報にいがた・区役所だよりは戸別に配送できます

市報にいがた・区役所だよりは、毎月第1・第3日曜の新聞に折り込んで届けていますが、新聞未購読で希望する世帯には戸別に配送しています。
申し込み 電話で市役所コールセンター(電話:025-243-4894)
または地域課(電話:025-223-7035)へ

お知らせ

市役所、区役所、関係機関からの情報を掲載します。

第57回新潟市美術展

作品募集

日時 10月4日(土曜) 午前10時から午後3時
※書道部門のみ午後1時から
会場 市美術館
内容 洋画、日本画、書道、彫刻、工芸、版画、写真
※出品概要など詳細はこちらをご確認ください。
参加費 3,000円(1部門2点まで) ※18歳以下無料

展覧会

日時 (1)10月15日(水曜)から19日(日曜)(2)10月22日(水曜)から26日(日曜) 午前9時30分から午後5時
※10月15日は開場式(10時から)終了後開場、10月19日・26日は午後3時終了。
会場 同館
問い合わせ 文化政策課(電話:025-226-2631)

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