喫煙・受動喫煙の影響

最終更新日:2024年5月30日

喫煙者本人への影響

喫煙はがんをはがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん))や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。また、喫煙をはじめる年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

COPDは、空気の通り道である気管支が慢性的に狭くなったり、肺胞(はいほう)(酸素を体内に取り込む部位)が壊れたりすることで酸素をうまく取り込めなくなる病気です。主な原因がたばこであるため、別名「たばこ病」と言われることもあります。

進行するとどうなる
平地を歩くだけで息切れがします。
つらい咳が慢性化します。
24時間酸素吸入が必要になります。(外出時には携帯酸素が必要になります)

COPDは完治しない
進行を遅らせることはできても、一度壊れた肺胞を元に戻すことはできません。予防と治療の基本は禁煙です。

COPDで亡くなる人が増えています。
COPDで亡くなる人は年々増加しており、死亡原因の第9位となっており、今後さらに増えていくと予想されています。

こんな症状ありませんか?
COPDチェック
呼吸をするとゼイゼイ・ヒューヒューと音がする、音がしやすい
□風邪をひいていないのに、咳やたんが続く
□息切れする
□疲れやすい
□起床時に頭痛がする

いくつかの症状が思い当たる人は医師に相談しましょう。

女性の喫煙・受動喫煙の状況と妊娠出産などへの影響

女性の喫煙による妊娠出産の影響として、早産、低出生体重・胎児発育遅延などが挙げられます。また、生殖能力低下、子宮外妊娠、常位胎盤早期剥離、前置胎盤を引き起こす可能性が指摘されています。さらに、妊娠中においては、妊婦本人の喫煙だけでなく受動喫煙であっても、乳幼児突然死症候群(SIDS)の要因となることが確実視されています。

このページの作成担当

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