令和5年度　南区自治協議会提案事業

　超高齢社会を迎え、複雑・多様化する地域課題に対応し、市民力・地域力を活かしたまちづくりを進めるため、区自治協議会の企画提案を、その主体的な取組みのもとに事業化する制度です。
　事業は企画段階（提案書の作成）、実施段階（多様な実施主体のコーディネート等）、評価段階（実施事業の点検）、改善段階（提案の見直し）の各過程において区自治協議会が主体的に関与して取り組むこととしていることから、評価についても区自治協議会が事業の自己評価を行っています。

南区民や南区で活動する団体を対象に、清掃意識やモラル向上に繋げることを目的に、強化月間を設けて南区全体で清掃活動を実施する。

日頃防災意識が希薄な人々の防災意識を高めることを目的に、多くの方が来場するイベントに出展し、防災食の試食や防災クイズ等を実施する。

南区家族ふれ愛事業の12年目として、児童・生徒の絵画・川柳展を行い、「家族ふれ愛月間」のさらなる定着を図る。

夏休みに子どもたちの学習サポートを行い、子育て家庭の負担軽減を図るとともに、地域の人材を活かし、世代間交流の場とする。

南区の農産物や特産品などがならぶ「南区味わい市場」を、白根露店市場と同時開催し、南区の味覚と六歳市の魅力を広くPRする。また、まち歩きも併せて行うことで、南区白根の歴史や魅力を再認識してもらう。

南区の企業の見学や文化施設への訪問、さらには南区の農産物を使用した割烹でのお昼ごはんや農産物の食べ歩きなど、区の資源を生かしたツアーを企画し魅力を発 信する。

多世代交流を目的に、地域の方が自分達で考えて出店し参加する「茨曽根マルシェin サマーフェスティバル2023」を令和5年8月19日（土曜）に開催。 　
イベント準備から小学生に参加してもらい、イベント当日には販売ブースの店長を勤めてもらい、地域の人と交流を深めるイベントとすることが出来た。

「新飯田有願の里　おどまつり収穫祭」を新飯田公園ふれあいパーク有願の里公園で 令和5年10月21日（土曜）に開催。小中学生と地域農家が協力して、新飯田地域で収穫された果物や野菜の販売会を実施したほか、ペットボトルライトによるイルミネーション飾り付けを行い、地域の子どもたちと大人の交流の場となった。

地域住民同士が広く顔のみえる（わかる）関係となり、できるだけ多くの人と顔見知りになることを目的に、大鷲小学校児童と地域が協力して、敬老会での演劇や地域食堂を企画・実施することで世代間交流を行った。

小、中学生が地元の食材や食文化の魅力について理解を深めることを目的に、野菜の栽培や収穫、新メニューの考案など体験的学習を実施した。小学校ではねぎや大根を使ったお弁当、中学校では地域の代表的な食材「れんこん」をメインとしたオリジナルの「れんこんパスタ」を完成させ、オリジナルメニューのチラシや冊子を作成した。

「食」を通して、身近に信頼できる大人がいることを地域の子どもたちに知ってもらう目的で子ども食堂を立ち上げ、令和5年8月から令和6年2月までに7回開催した。延べ参加人数は子ども 146人、大人 82人、ボランティア 105人と多様な家族の参加があり、子育て支援の一助とすることが出来た。

地域の商業が賑わいを見せ、活気に満ち溢れていた頃の庄瀬を若い世代に語り継ぐための資料を残すことを目的に、冊子「温故知新～愛するまち庄瀬」を作成した。小学校の授業の一環として子どもたちが地域の高齢者へ取材を行うことで、多世代交流の機会となるなど地域で協力して作り上げることが出来た。

南区のイベント情報や飲食店など、地域情報を広く扱うポータルサイト「みなみナビ」を立ち上げ、サイトの運営を開始した。