歴史を伝える出土品の世界
最終更新日:2014年3月1日
導入展示室
発掘調査では様々な遺物が出土します。土器や陶磁器などは最も多く出土する遺物で、時代や地域によって形や大きさが異なるため、年代の物差しとなったり、地域間交流をひも解く鍵になったりします。
また、面積の大半を占めるのが沖積平野が占める新潟市では、通常残りにくい木製品が数多く出土しています。
みどころ
導入展示室に入ると、まず壁一面に展示された土器や陶磁器が来館者を出迎えます。
これらは全て新潟市内から出土したものです。新潟市内には、現在700か所以上の遺跡があることが知られています。
緒立遺跡から出土した網代です。縦・横それぞれ1.7メートルで、ヒノキの板を編んで作られています。
こんなに大きなものが形が何百年も崩れずに残っていたのは、やはり新潟が低湿地だったからでしょう。
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