新潟市健康づくり推進基本計画

　新潟市健康づくり推進基本計画（第4次）

　新潟市保健所健康増進課

　令和7年4月から令和19年3月

　令和7年3月

　生涯健康でいきいき暮らせるまち　にいがた

　健康寿命の延伸　～健康寿命の延びが平均余命の延びを上回る～

1. 健全な生活習慣の確立と維持向上
2. 生活習慣病の発症予防と重症化予防
3. 企業・団体等と連携した健康増進の推進

　我が国の平均寿命は、生活環境や食生活の改善、医療の進歩などにより著しく延伸し、世界トップクラスとなりました。ライフスタイルの変化や少子高齢化の進展などにより、本市のがん、心疾患、脳血管疾患を合わせた生活習慣病は、疾病別新の約５割に及んでいます。
　一方、高齢化の影響により老衰、誤嚥性肺炎、認知症などによる死亡は増えており、増加する要介護者への対応も喫緊の課題となっています。これらのことから、人生100年時代の本格到来を見据え、様々な疾病や要介護の原因となる生活習慣病の発症と重症化の予防を図り、さらなる健康寿命延伸に向けた取組が求められています。
　そこで、本市では、「健康づくり推進基本計画（第3次）」の基本的な考え方を承継しつつ、国の「健康日本21（第三次）」で示された「個人の行動と健康状態の改善」「社会環境の質の向上」「ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり」という基本的な方向のもとに、健康寿命のさらなる延伸に向けて、今後さらに進展する高齢化に伴う健康課題や生活習慣病の発症及び重症化予防などに対応するため、市民の健康づくり運動を推進するために「新潟市健康づくり推進基本計画（第4次）を策定します。

　保健所健康増進課、市政情報室、各区健康福祉課、地域保健福祉センター、出張所、連絡所