市報にいがた 令和8年8月2日 2868号 4面
最終更新日:2026年8月2日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(28)~南区編~
市長が八区それぞれの魅力を探訪します。今回は南区を訪れました。
今回の見どころは?
南区の最南端に位置する新飯田地区です。江戸時代には信濃川と中ノ口川の分岐点にあり、船着き場として栄え、多くの商人が行き交いました。現在は、果樹栽培が盛んな地域として知られる歴史あるまちです。
有願(うがん)会まちアルキかかりの山田泰介さんに案内していただき、心地よい川風を感じながら新飯田橋へ。昭和11年に完成したこの橋は、現存する主要道路の橋としては萬代橋に次いで古く、地域の歴史を今に伝えています。商店街には今も雁木(がんぎ)が残り、往時の面影が感じられます。有願和尚ゆかりの寺院・円通庵では、良寛との交流など、この地に伝わる歴史を伺いました。まちを歩くことで、受け継がれてきた文化や暮らしの温かさを感じました。
左から中原市長、有願会まちアルキかかり山田泰介さん
「昔はさまざまな品物を扱う店が道の両端に軒を連ねていました」と当時の様子を語る山田さん。歴史が今も息づく商店街です。
ほかにどこを訪れましたか?
みそ蔵「糀(こうじ)屋団四郎」です。創業以来使い続ける和釜で大豆を煮る「留釜製法(とめがませいほう)」を守り、手作りの糀と国産原料にこだわったみそ造りを続けています。4代目の藤井寛(ゆたか)さん・康代さんご夫婦が伝統を大切にしながら新しい商品作りにも挑戦する姿に未来へ受け継がれる力強さを感じました。
歴史あるまち並みと人の温かさ、伝統の技に出会える新飯田地区へ皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
南部鉄器の特注釜に刻まれた「団四郎」の文字。「小さなみそ蔵だからこそ手間暇をかけたおいしいみそ造りにこだわりたいです」と藤井寛さん

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