市報にいがた 令和8年11月1日 2874号 1面・2面
最終更新日:2026年11月1日
ともに働き、ともに暮らす
- 目標 3:すべての人に健康と福祉を
- 目標 8:働きがいも 経済成長も
- 目標 10:人や国の不平等をなくそう
- 目標 11:住み続けられるまちづくりを
- 目標 16:平和と公正をすべての人に
- 目標 17:パートナーシップで目標を達成しよう
障がいのある人もない人も、自分らしく働き、安心して暮らせる社会を目指して、さまざまな就労支援の取り組みが進められています。
今号は、障がいがある人の働く現状や、職場の様子、相談先を紹介します。
問い合わせ 障がい福祉課(電話:025-226-1249)
詳しい人に聞きました
市障がい者就業支援センターこあサポート 管理者 栗原 知恵美さん
増えている障がいがある人の働く場
近年、国の施策や働き方の多様化を背景に、障がいのある人の就業が増えています。働き方は、大きく分けると2種類あり、一般企業などで働く「一般就労」と、障がい福祉サービス事業所などで支援を受けながら働く「福祉的就労」があります。本人の希望や特性によって、求める働き方は異なります。
支援機関などに相談し、自分に合う働き方を見つけることで、本来の能力や強みを発揮できるようになります。また企業としても、お互いを知り、違いを認め合うことで、働きやすい職場風土になることが期待できます。
一般就労
企業などと雇用契約を結び、定められた労働条件のもとで働く就労形態
市内民間企業の障がい者雇用率
2016年 1.84パーセント → 2025年 2.31パーセント
福祉的就労
一人一人に合った支援を受けながら働く就労形態
事業所で働きながら賃金・工賃を得る「就労継続支援」や、一般就労に必要な知識やスキルを身につけるための訓練を行う「就労移行支援」などがある
福祉的就労の利用人数(市内在住者)
ともに働くために
障がいがあっても、環境を整えたり、仕事の進め方を工夫したりすることで、力を発揮できる人は多くいます。同僚の人柄を知るように障がいの特性も知ることで、自然と距離が縮まり誰もが働きやすい職場へとつながります。お互いを理解し、工夫することが、ともに働く第一歩です。
就労現場を取材 まちなかほっとショップ
市内33の障がい福祉施設で作られたお菓子や雑貨類を販売しています。商品を届ける場であると同時に、障がいのあるメンバーがドリンク作りや品出し、納品物の受け取りなどを行う就労の場にもなっています。
住所:中央区西堀通6番町866 NEXT21 3F
営業時間:月曜から金曜午前10時から午後4時
定休日:土曜・日曜、祝日
問い合わせ先:025-211-8517
店長さんに聞きました
まちなかほっとショップ 店長 菅原(すがはら) 愛子さん
あなたの「欲しい」が誰かの「嬉しい」に
「障がいのある人が作ったから」ではなく、「おいしいから、オシャレだから欲しい」と手に取ってもらえるよう、各施設が商品作りに取り組んでいます。商品の購入が作り手の工賃となり、自立を支えます。店内には、バラエティー豊かですてきな商品が並んでいるので、ぜひお立ち寄りください。
互いに支えあって働く
主に精神障がいのあるメンバー8人が就労継続支援を利用して働いています。一人一人に合わせた配慮を行い、失敗しても大丈夫と思える安心感をつくり、障がいの有無に関わらず、人と人として一緒に働くことを大切にしています。メンバーが常連さんとの会話を楽しむ姿に成長を感じ、社会参加につながっていることをうれしく思います。
メンバーさん紹介
阿部 泰葉(やすは)さん
品出しをするときは、商品がきれいに並ぶように気を付けて作業しています。出張販売が好きで、常連さんの顔と名前を覚えています。
佐藤 恵理さん
コーヒーを作るのが好きです。落とさないよう丁寧に作っています。色々なお客さんとの出会いはすてきだなと思います。
ほっとするカフェ
落ち着いた雰囲気の店内では、コーヒーや紅茶のほか、北区産のサツマイモを使用した「しるきーもミルク」を味わうことができます。お買い物の休憩や区役所の待ち時間などにぜひ利用してみませんか
店内で入れるブレンドコーヒー
オリジナルドリンクしるきーもミルク
働く前も、働き始めてからも。一緒に働きたいときも。困ったときの相談先
相談内容に応じて、さまざまな相談先があります。ここでは、その一部を紹介します。
「働くこと」に関する相談
- 働きたいけど、何から始めたらいいのかわからない
- 職場で困っていることを相談したい
新潟障害者職業センター
専門のカウンセラーが、仕事や働き方についての相談に応じ、自分らしく働けるよう支援します。
市障がい者就業支援センターこあサポート など
「働くこと」や「働くために必要なこと」について、相談に応じ、さまざまな機関と協力し、一緒に解決方法を考えます。
生活の悩みも含めた相談
- 仕事のこと以外でも困っていることがある
- 障がいの特性に合った相談をしたい
市障がい者基幹相談支援センター
障がいの種別を問わず、日常生活の困りごとを解決するために相談に応じます。
市発達障がい支援センターJOIN(ジョイン)、市こころの健康センター など
障がいの特性に合わせて相談に応じ、さまざまな機関と協力し、一緒に解決方法を考えます。
企業の相談先
- 障がいのある人の雇用について、誰に相談したらいい?
ハローワーク、新潟障害者職業センター、市障がい者就業支援センターこあサポート
雇用制度や支援について相談できます。
ほかにもあるよ!
相談先や就労支援など
詳しくは市ホームページに掲載

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