市報にいがた 令和8年8月16日 2869号 1面・2面
最終更新日:2026年8月16日
育てよう歯(ハ)ッピーな未来 あなたの歯、大切にしていますか?
- 目標 3:すべての人に健康と福祉を
- 目標 4:質の高い教育をみんなに
- 目標 17:パートナーシップで目標を達成しよう
歯と口の健康は、毎日の暮らしを支える大切な基盤です。こどもの頃からの習慣が、将来の健康につながります。歯にまつわるデータや学校での取り組みから、未来の健康について考えてみませんか。
問い合わせ 保健給食課(電話:025-226-3206)
歯っ見(はっけん)!数字で見る歯の健康
市立小学校のフッ化物洗口 100パーセント
新潟市では、虫歯予防の取り組みとして、全ての市立小学校※でフッ化物洗口を実施しています。
※特別支援学校除く
中学1年生(12歳児)の1人あたり平均虫歯本数 0.19本
虫歯がない人の割合も89.5パーセントで全国平均(76.9パーセント)を上回っています。
参考:新潟市学校保健統計
中学1年生(12歳児)の1人あたり平均虫歯本数
中学1年生(12歳児)で虫歯がない人の割合
中学3年生の約6人に1人 歯周病リスクが!
歯周病リスクとなる歯肉に異常がみられる人の割合は17.3パーセント。学年が上がるにつれて増加傾向にあります。
小・中学校で歯肉に異常がみられる人の割合(R7年度)
参考:新潟市学校保健統計
大人になるとさらに歯周病リスクが上昇!
成人歯科健診を受けた40歳の人で進行した歯周炎がある人の割合は57.5パーセント。
半数以上の人が歯茎トラブルを抱えています。
参考:新潟市成人歯科健診事業
学校での取り組みや、未来の健康を守るヒントを紹介します
学校で育む、歯の健康
市立の小・中学校では、こどもたちが自ら歯を守る力を育む取り組みが行われています。
歯科衛生士に聞きました 小・中学校ではどんなことをしているの?
新潟市では、全ての市立小学校でフッ化物洗口を実施しているほか、巡回歯科指導を通して、歯や口の健康について伝えています。小学校では歯ブラシの使い方や虫歯予防、中学校では思春期の口の変化や歯肉炎の仕組みなど、年齢に応じた内容を学べるよう工夫しています。
予防に取り組む機会が増えたことで、こどもたちの虫歯は減少傾向にある一方で、歯茎の腫れや出血など、歯周病につながるサインが見られることもあります。
巡回歯科指導では、正しい歯磨き方法だけでなく、自分の口の中の状態に関心を持つことの大切さも伝えています。こどもたちには、自分の歯を守る習慣を身に付け、ずっと健康な歯で過ごしてほしいと思っています。
歯科衛生士 諏訪田(すわだ) あゆみさん
大形中学校での巡回歯科指導の様子
歯肉炎のメカニズムを知ろう
歯磨きの基本を確認しよう
デンタルフロスの使い方を学ぼう
日和山小学校でのフッ化物洗口の様子
先生に見守られながら自分たちで準備
口に入れて1分間ブクブク
フッ化物洗口って?
フッ化ナトリウムなどが含まれた洗口液でうがいをする方法。歯のエナメル質を強化し、虫歯の原因菌となる「酸」に負けない歯をつくります。
あなたの歯茎、大丈夫? 歯周病から歯茎の健康を守ろう
実は怖い!歯周病
歯周病は、全身の健康にも影響を及ぼす可能性のある怖い病気です。毎日の歯磨きに加え、定期的な歯科健診を受けましょう。
問い合わせ 健康増進課(電話:025-212-8157)
歯周病が全身に及ぼす影響
- 誤嚥性(ごえんせい)肺炎
- 糖尿病
- 関節リウマチ
- 骨粗しょう症
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 狭心症
- 妊娠・出産
早産・低体重児出産のリスク
こんなサインを見逃していませんか?
歯周病のセルフチェックリスト
- 朝起きた時に、口の中がネバネバする
- 歯磨きの時に出血する
- 硬いものがかみにくい
- 口臭が気になる
- 歯肉がときどき腫れる
- 歯肉が下がって、歯と歯の間に隙間ができてきた
- 歯がグラグラする
参考:厚生労働省健康づくりサポートネット
1つでも当てはまったら歯周病の可能性があります。早めにかかりつけの歯科医で検査を受けましょう。
プラスワン習慣で歯周病予防!
歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは十分に落とすことはできません。デンタルフロスや歯間ブラシを使ったケアがお勧めです。毎日の歯磨きに取り入れて口の健康を守りましょう。
デンタルフロスの使い方
- 約40センチメートルに切ったフロスを両手の指に巻き付ける
- 歯と歯の間にゆっくり入れる
- 歯の側面に沿わせるように上下に動かして汚れを取る
骨の健康もチェックしませんか?
骨密度の低下は、歯を支える骨にも影響することがあります。気になる人は、骨粗しょう症予防相談会を利用しましょう。
コラム やってみよう!「お口の体操」
口の筋肉を動かすことは、食べる力や話す力を保つことにつながります。毎日の習慣にして、元気な口を目指しましょう。
お口の体操例
<舌の体操>
1. 前に出す
2. 左右に動かす
3. 唇をゆっくりなめる

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