市報にいがた 令和8年1月18日 2855号 1面・2面
最終更新日:2026年1月18日
119 命をつなぐ声がここにある
- 目標 3:すべての人に健康と福祉を
- 目標 11:住み続けられるまちづくりを
冬は暖房器具を使う機会が増えたり空気が乾燥したりするなど、火災が起きやすくなる季節です。
いざというとき、119番の向こうで声に応える指令管制員の活動から、防災を考えてみませんか。
問い合わせ 消防局指令課(電話:025-288-3270)
119はここから動く
消防指令管制センター
新潟市内で119番に電話をかけると、全て市消防局(中央区鐘木)内の、消防指令管制センター(以下、「指令センター」)へつながります。
高性能なシステムを使って、各消防部隊の活動を一元的に管理することで、119番の受け付けから、出動部隊の決定、出動指令までを迅速に行っています。
指令を支える主要機器
情報を瞬時に把握 大型モニター
出動中の車両の動きや気象情報など、災害の状況を瞬時に把握することができる横幅約10メートルの大型モニター。スムーズに判断や指示をするために欠かせない設備です。
消防指令の心臓部 指令台
指令センターの核となる装置。指令管制員が通報の受け付けから災害が起きた場所や種類の確認、出動部隊の決定、出動指令までを同装置を使って行います。
指令台の各モニター。通報や部隊の動き、地図情報などをまとめて確認できます。
タッチパネル式のディスプレイ。通報の内容をメモし、出動部隊の車両に情報を送信します。
年間通報件数は約6万件(1日約160件)。24時間体制で皆さんの安心・安全な暮らしを守ります。
指令管制員に聞きました「一秒でも早く現場へ」
消防局指令課 瀧澤
火事や救急など、助けを求める人の声を最初に受けるのが私たちの仕事です。通報者が慌てていることも多いので、「大丈夫ですよ、落ち着いてください」とゆっくり話し、安心してもらえるように心掛けています。
携帯電話からの通報は、通報者が現場の住所が分からないことも多いです。そんなときは「近くに何が見えますか?」と聞いて、相手の言葉をつなぎ合わせて現場を特定します。通報から出動指令まではおよそ60秒。正確な場所を素早く把握することに集中しています。
声で助けられる命がある。そう感じる度に、この仕事をしていて良かったと思います。とはいえ、火災や事故が起きないことが一番です。日頃から火の元に気を付けて、安心して暮らせるまちを一緒に守っていきましょう。
今すぐできる!火災の予防
日頃のちょっとした心掛けが火災を防ぎます。今すぐできる火災予防のポイントを確認しましょう。
問い合わせ 消防局予防課(電話:025-288-3230)
令和7年の火災件数は「164件」
新潟市の火災件数は、前年より21件増加し、164件でした。冬は暖房器具を使用する機会が増えるため、火災が発生しやすくなります。特にストーブの取り扱いに注意しましょう。
火災から身を守る10のポイント
4つの習慣
- 寝たばこは絶対にしない、させない
- ストーブの周りに燃えやすい物を置かない
- こんろを使うときは火のそばを離れない
- コンセントのほこりを清掃し、使わないプラグを抜く
6つの対策
- ストーブやこんろは安全装置の付いたものを使う
- 住宅用火災警報器は定期的に点検し、10年を目安に交換する
- 寝具や衣類、カーテンなどは防炎品を使う
- 家庭用消火器などを常備し、使い方を確認しておく
- 避難経路や避難方法などを確認しておく
- 地域の防災訓練などに参加する
出火原因ワースト1位は「電気関係」
「火災」といえば、たばこやこんろなどのイメージがありますが、普段使っている電気機器などが原因の「電気火災」が多く発生しています。身の回りの電気機器を点検し、日頃から安全を心掛けましょう。
出火原因ワースト5
1位 電気関係(電気機器・配線など)
2位 たばこ
3位 こんろ
4位 放火(疑い含む)
5位 ストーブ
電気火災を防ぐために
- たこ足配線をしない
- 電気コードを束ねない
- 傷んだコードを使わない
- 電気コードの上に物を置かない
- リチウムイオン電池は、落下などの強い衝撃を与えない
※リチウムイオン電池は、スマートフォンやモバイルバッテリー、電子たばこなどに使用されています。充電器は専用の物を使うなど、正しく使いましょう。
もしものシミュレーション 知っておこう!119番通報 火災編
リアルタイムで状況を伝える「Live(ライブ)119」
映像を送信して現場の状況を伝えることができるシステムです。通報時に指令管制員から動画撮影を依頼することがあるので、協力をお願いします。

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