市報にいがた 令和7年10月19日 2849号 4面

最終更新日:2025年10月19日

中原八一市長が行く 八区魅力発見(26) ~西蒲区編~

中原八一市長が行く 八区魅力発見

 市長が八区それぞれの魅力を探訪します。今回は西蒲区を訪れました。

今回の見どころは?

 西蒲区中之口地区の「澤将監(しょうげん)の館」です。
 この館は、越後の大庄屋、澤家の家相図を基に復原したそうです。
 入口から表門までの道には立派な松並木が目を引きます。「昔は松の木に布を張り、野外映写会をしていました」と澤家のご親族である澤眞理さんと僚一さんに教えてもらいました。堂々とした建物はもちろん、ふすま絵や書、池泉(ちせん)回遊式庭園など、見応えのある史跡でした。
 最近では、コスプレイベントや伝統芸能鑑賞会などが開催されているとのことで、新たな活用に期待しています。

「宮大工が釘を使わず、最高の技術を施した木造建築です」と金子館長
「宮大工が釘を使わず、最高の技術を施した木造建築です」と金子館長

左から澤眞理さん、中原市長、澤僚一さん、金子館長
左から澤眞理さん、中原市長、澤僚一さん、金子館長

ほかにどこを訪れましたか?

 潟東地区の「樋口記念美術館・歴史民俗資料館」で企画展「尾竹三兄弟と教科書展」を観覧しました。
 明治から昭和にかけて活躍した新潟市出身の画家三兄弟の挿絵が入った教科書を含め、さまざまな時代の教科書が展示されていました。教科書を通じて、社会の変遷や教育の歴史を学ぶことができました。
 このほか、潟舟などの民俗資料や、新潟市出身の画家金子孝信作品の常設展示があり、歴史と文化を感じられる芸術の秋にピッタリな場所でした。皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

「江戸時代の寺子屋や明治時代以降の学校教育で使われた教科書を展示しています」と橋本学芸員
「江戸時代の寺子屋や明治時代以降の学校教育で使われた教科書を展示しています」と橋本学芸員

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