市報にいがた 令和7年6月15日 2841号 3面

最終更新日:2025年6月15日

予防が大切 熱中症対策

暑さに注意

 熱中症は重症化すると命の危険があります。正しく予防し、健康に過ごしましょう。

問い合わせ 消防局救急課(電話:025-288-3260)

7月・8月は要注意

 新潟市では、昨年5月から9月に341人が熱中症で緊急搬送されました(グラフ)。熱中症は例年、気温が上がる7月・8月に集中して発生しています。
 こどもや高齢者は体温調節がうまくできないので、特に注意が必要です。

新潟市の熱中症による救急搬送者数(令和6年)

熱中症予防のポイント

小まめに水分補給をする

  • のどが渇く前に水分を取る
  • 汗を多くかいたときは塩分補給も忘れずに

暑さを避ける

  • 外出するときは涼しい服装にし、日傘や帽子で日差しをよける
  • エアコンや扇風機を使い、室温を28度以下にする
  • 冷房設備のある市の公共施設などの「コミュニティオアシス」を利用する

しっかり体調管理をする

  • 3食きちんと食べ、よく寝て生活リズムを整える

こまめに水分・塩分補給

「熱中症かな?」と思ったら

  • 涼しい場所に避難し、衣服を緩め体を冷やす(首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やすと効果的)
  • 水分や塩分を少しずつ頻繁に補給する(スポーツドリンクなど)

※出典:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」

首 脇の下 足の付け根

ためらわずに119番通報を

 意識の低下、自分で水が飲めない、動けない、全身のけいれんなどの症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

熱中症警戒アラート、熱中症特別警戒アラートを確認しよう

 気温の上昇などで熱中症の危険性が極めて高いと予想される朝、気象庁から「熱中症警戒アラート」が発表されます。発表時は、普段以上に熱中症予防を意識して行動しましょう。さらに危険な日は、「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。
 アラートは同庁ホームページなどで知らせるほか、にいがた防災メールや新潟市LINE(ライン)公式アカウントでも情報を配信します。

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