市報にいがた 令和7年6月1日 2840号 情報ひろば

最終更新日:2025年6月1日

6月4日から10日は「歯と口の健康週間」 口の健康づくりで体も元気に

 虫歯と歯周病は口の中だけでなく、全身の健康にも影響します。歯を失ってかめなくなると、認知症の悪化につながるほか、歯周病によって心筋梗塞、脳梗塞などの発症・進行のリスクが高まります。
 口の健康を守るために、日頃からのセルフケアに加え、少なくとも年に1回は歯科医院の定期健診を受けましょう。

問い合わせ 健康増進課(電話:025-212-8157)

続けよう セルフケア

糖分の取り過ぎに注意

 虫歯予防には、飲食する回数だけでなく、おやつや飲み物で取る糖分の総量を減らすことが大切です。はちみつ、フルーツジュース(果汁)などには糖分が多く含まれていて、取り過ぎは虫歯のリスクになります。

炭酸飲料・清涼飲料水には多くの糖分が入っています

デンタルフロスや歯間ブラシを使おう

 歯の汚れ(歯垢)は、歯と歯の間に付着しやすく、歯周病の原因となります。
 虫歯と歯周病の予防のため、デンタルフロスなどの歯間部清掃用具を使いましょう。

歯間部清掃用具 未使用だと歯周病リスクが増大

フッ化物配合歯磨き剤の使用

 歯が生えてから2年から3年は、歯の質が未熟なため、虫歯になりやすいです。また、歯周病や加齢により歯肉が少なくなり、歯の根元が露出すると、根元付近も虫歯になりやすいです。
 虫歯予防のため、フッ化物配合歯磨き剤を使いましょう。
 フッ化物が口に残るよう、大さじ1杯程度の水で5秒のうがいを1回だけするようにしましょう。

歯磨き剤の使用量の目安

受けよう 歯科医院での定期ケア

歯周病は全身の健康にも影響

 歯周病により慢性的に歯肉の炎症が続くと、炎症性物質、歯周病原菌やその毒素などが、血管を通じて全身に運ばれ、さまざまな臓器に悪影響を及ぼします。

歯周病が体に及ぼす影響

定期的な歯科健診や歯のクリーニングを

 虫歯や歯周病などの口の病気は、気付かないうちに発症し、進行することが多いです。歯周病は、糖尿病と悪影響を及ぼし合うなど、全身の健康にも密接に関わっています。
 定期的にかかりつけの歯科医院で、健診、歯石の除去、歯のクリーニングなどを受けましょう。

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