市報にいがた 令和7年6月1日 2840号 5面

最終更新日:2025年6月1日

連載 いきいきシニア(3)

 地域とつながり、生き生きと活動するシニアを紹介します。

 今回は、今年で60回目を迎える新潟市早起き野球大会で第1回から連続出場し活躍する久保田吉汎(よしひろ)さん(78歳)です。

久保田吉汎さん
こどもたちへの指導にも力を注ぐ久保田さん。大切にしている事は「基本に忠実」「楽しく野球をする」

仲間との出会いが継続の原動力

 父親の影響で小学校から野球を始めた久保田さん。高校でも野球部に所属し、練習に明け暮れる日々を過ごしました。「練習は厳しかったが、一度もやめたいと思った事はなかった」と当時を振り返ります。
 昭和41年に開催された第1回早起き野球大会に勤務先のチームで出場。以後20年以上同チームに所属するも、知人の誘いもあり、地元の「濁川クラブ」で出場するようになります。「企業の名前を背負って試合する事も楽しかったが、クラブの仲間に出会えた事が、ここまで続けられた原動力」と久保田さんは語ります。

野球は人生最高の友達

 早起き野球の魅力を尋ねると、「すがすがしい空気の中で、小鳥のさえずりを聞きながら、朝日を背中で感じ、大好きな野球を仲間と一緒にできる事かな。欲を言えば、勝てれば最高だけどね」と笑顔。「野球は自分にとって人生最高の友達。これからも生涯現役で楽しみたいです」と、晴れやかな表情で語りました。

久保田吉汎さん

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