市報にいがた 令和4年11月20日 2779号 4面

最終更新日:2022年11月20日

中原八一市長が行く 八区魅力発見(18) ~西区編~

中原八一市長が行く

 近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は西区を訪れました。

今回の見どころは?

北国街道の宿場町として栄えた赤塚地区を訪れました。まず、ラムサール条約湿地の佐潟で潟の成り立ちや保全活動などの説明を聞き、潟舟で潟へと繰り出しました。水鳥の生息地として重要で、多くの人に支えられていると改めて知りました。

潟舟の船頭は「佐潟と歩む赤塚の会」の太田和宏さん。同会代表の涌井晴之さんのお話を聞きながらゆったりと潟を巡りました
潟舟の船頭は「佐潟と歩む赤塚の会」の太田和宏さん。同会代表の涌井晴之さんのお話を聞きながらゆったりと潟を巡りました

ほかにはどこを訪れましたか?

「赤塚・佐潟歴史ガイド」の飯田哲男会長から地域の歴史や文化遺産についてのお話を聞いた後、同会の安澤勝男さんの案内でまち歩きを行いました。平安時代からの歴史を持つ赤塚神社では、地元の方が詠んだ俳句の奉納額を拝見しました。赤塚が豊かで文化が栄えた地域であったことをうかがい知ることができました。

大正13年、当時皇太子だった昭和天皇の成婚時に奉納された額。このほかにも俳句の奉納額があります
大正13年、当時皇太子だった昭和天皇の成婚時に奉納された額。このほかにも俳句の奉納額があります

 最後に訪れた国の登録有形文化財「中原邸」では、ご当主の中原堯之(たかゆき)さんから歴史ある邸内を案内していただきました。数多くのふすま絵や、明治天皇が北陸訪問の折に昼食を取った「上段の間」などを拝見し、明治時代にタイムスリップしたような、わくわくする時間を過ごしました。
 赤塚地区はこのほかにも数多くの見どころがあり、まち歩きにはぴったりです。ぜひお出かけください。

中原邸。左から太田さん、安澤さん、中原市長、中原堯之さんと妻の恭子さん。毎年春と秋に一般公開されています
中原邸。左から太田さん、安澤さん、中原市長、中原堯之さんと妻の恭子さん。毎年春と秋に一般公開されています

新潟市広報課Facebookで動画を公開中

 中原市長が西区の魅力を体験した様子を動画で公開しています。過去に各区を訪れた時の様子も見ることができます。

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