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市報にいがた 令和3年12月5日 2756号 1面・2面

最終更新日:2021年12月5日

豊かなにいがた暮らしを次世代へ 脱炭素化の取り組み

豊かなにいがた暮らしを次世代へ 脱炭素化の取り組み

 新潟市は、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指しています。今号では、CO2の排出を減らす、市内の脱炭素化に向けた取り組みについて紹介します。

問い合わせ 環境政策課(電話:025-226-1365)

Q なぜ脱炭素化に取り組むの?

A 豊かな田園環境を次世代へ残すためです。

 新潟市の年平均気温は直近100年間で約1.4度上昇し、このまま対策を行わないと大規模水害の頻発や農作物への悪影響が懸念されています。食と自然が豊かな暮らしを維持するために、温暖化の主な要因であるCO2の排出量を減らしていく必要があります。

Q どんな取り組みを進めていくの?

A エネルギー源の見直しや省エネの取り組みです。

 市では、市内で再生可能エネルギーを利用して発電した電力の普及を進めるとともに、省エネや再生可能エネルギーの導入に取り組む企業の支援などを行っています。
※2面で取り組みを紹介

官民連携の取り組み 再生可能エネルギーの地産地消を実現

 新潟市と民間企業が共同で設立した新電力会社「新潟スワンエナジー株式会社」は、ごみ焼却施設の廃熱や太陽光などの再生可能エネルギーから発電した電力を、市内約260カ所に供給しています。
 地域の再生可能エネルギーの利用率を高め、脱炭素化の推進と地域経済の好循環を創出します。

ごみ焼却熱で発電を行っている新田清掃センター
ごみ焼却熱で発電を行っている新田清掃センター

中央卸売市場の屋根に設置されている太陽光パネル
中央卸売市場の屋根に設置されている太陽光パネル

インタビュー

松元 あゆみさん
新潟スワンエナジー株式会社
松元(まつもと) あゆみさん

 当社は地域に密着した電力会社として、新潟市が掲げるゼロカーボンシティへの貢献を目指しています。再生可能エネルギーの発電設備の増設工事を新潟の企業に発注することで、脱炭素化に向けた環境整備と同時に地域経済の活性化にも寄与できると考えています。
 現在の電力供給先は公共施設が中心です。今後は市内の多くの企業にも利用してもらえるよう、発電設備・提供プランの拡大や積極的なPRに取り組んでいきます。

民間企業の取り組み 脱炭素化に取り組んでみませんか

専門家からの支援に必要な経費を補助

 新潟市は、中小企業や学校が脱炭素化を目指し、再生可能エネルギーの導入などを進めるために専門家から助言などを受ける経費の一部を補助しています。
※申請方法など詳しくは新潟市ホームページに掲載

環境優良事業者を認定

新潟市環境優良事業者等認定マーク

 脱炭素化に取り組んで基準を満たした企業は、新潟市環境優良事業者等認定制度「ONE(ワン) カンパニー(ゼロカーボン部門)」として認定します。認定を受けるとオリジナルロゴマークを活用できるほか、市発注事業の公募型プロポーザルで加点対象となる場合があります。
※要件など詳しくは新潟市ホームページに掲載

インタビュー

鈴木 元伸さん
株式会社
千代田設備
(「ONEカンパニー」認定事業者)
鈴木 元伸(もとのぶ)さん

 当社は、主に水道や空調の整備など住環境に関連する事業を行っており、それと関係の深い自然への感謝の気持ちを大切にしています。
 建設廃棄物の細かな分別に力を入れ、資源の有効活用とごみの減量によるCO2削減に取り組んでいます。また、全事業所の屋根に設置した太陽光パネルでの自家発電や、ドライミストとグリーンカーテンを活用した夏場の省エネなども行っています。
 環境に配慮する姿勢は、地域との関係や社員の業務態度にも良い影響をもたらしています。今後もCO2削減を中心とした環境への取り組みを続けていきます。

工事先で不要となった便器を事業所で植木鉢として再利用
工事先で不要となった便器を事業所で植木鉢として再利用

あなたにもできる脱炭素化の取り組み

COOL CHOICE ロゴマーク

 省エネルギー・低炭素型の製品、サービス、行動などを選択することを「COOL CHOICE(クール チョイス)」と呼びます。日常生活で、自分にできるCOOL CHOICEに取り組んでみませんか。家計の節約にもつながります。
※詳しくは同活動ホームページに掲載

ふんわりアクセル

ふんわりアクセル

 車を発進させるとき、穏やかにアクセルを踏むようにしましょう。最初の5秒で時速20キロメートルが目安です。
 燃費が改善するだけでなく、安全運転にもつながります。

窓から熱を逃がさない

窓から熱を逃がさない

 冬場、室内の暖気の約50パーセントは窓の隙間から逃げていきます。
 断熱シートや厚手のカーテンなどで対策をすれば、暖房の室温設定を下げても快適に過ごせます。

出典:経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」
※1:2,000ccの普通乗用車で年間10,000キロメートル走行、平均燃費1リットルあたり11.6キロメートルの場合
※2:外気温度6℃でエアコン(2.2キロワット)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間は1日当たり9時間)

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