市政への要望や意見または国・県などに意見してもらいたいことを「請願」・「陳情」として、市議会に文書で提出することができます。
議員の紹介があるものを「請願」、ないものを「陳情」といいます。
提出された請願や陳情は、議会運営委員会で委員会に付託するか協議、決定し、付託された場合は、それぞれの委員会で審査します。
採択されたものは市長にその実現を要望したり、関係機関に意見書や要望書を提出したりします。

9月定例会で結果が出たものは、請願1件、陳情11件でした。
そのうち、採択された請願・陳情は以下のとおりです。

請願第10号
新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に向けた取組を求める意見書の提出について

陳情第113号
私立高校の学費負担軽減と専任教員増を促進するため、私学助成の増額、拡充を求める意見書の提出について

本定例会では、採択されたこれらの請願・陳情を受けて、議員提出議案として意見書が本会議に提案され、全会一致で可決しました。（議員提出議案番号第35号・36号）
可決した意見書は、国や県へ送付しました。（1面「可決された主な議案」参照）

内容はホームページで閲覧できます。

請願書（陳情書）を議会事務局に提出します。
請願には紹介議員が必要です。

議会事務局で記載事項などを確認し、要件が整っていれば議長が受理します。

議会運営委員会で付託（審査依頼）する委員会について協議します。

本会議で正式に所管の委員会に付託します。

所管の委員会で審査を行い、採択・不採択・継続審査を決定します。

本会議において委員長が委員会の審査結果（継続審査を除く）を報告し、その結果を基に、請願（陳情）の取り扱い（採択・不採択）を決定（議決）します。

議長は、定例会終了後、結果を請願者（陳情者）に郵送で通知します。採択の場合、市長などの執行機関に送付し、その実現に努力するよう求めます。関係機関への意見書の提出を求める請願（陳情）で、意見書を本会議で可決した場合には、国・県などの関係機関に送付します。

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