にいがた市議会だより
第101号(令和5年4月16日) 1ページ

最終更新日:2023年4月16日

2月定例会 令和5年度一般会計予算3,977億円を可決

  • 令和5年2月定例会は、2月20日から3月27日までの36日間の会期で開催しました。
  • 除雪対策費や私立保育園等運営費、障がい福祉サービス等事業、強い農業づくり交付金事業、道路橋りょう維持補修事業などを含む115億3,651万2千円の令和4年度一般会計補正予算を可決しました。
  • ウイズコロナに向け社会が動き始めた中、新たな総合計画に基づき、活力あふれるまちづくり、持続可能なまちづくりをスタートさせ、目指す都市像「田園の恵みを感じながら、心豊かに暮らせる日本海拠点都市」を実現すべく編成された令和5年度予算を可決しました。

写真 議会のICT化として、2月定例会から本会議や委員会に「新潟市議会スマート会議システム」を導入しました。
議会のICT化として、2月定例会から本会議や委員会に「新潟市議会スマート会議システム」を導入しました。タブレット端末を活用することで、ペーパーレス化の推進とともに、議案などの審査における調査研究の充実や議論の活性化を図ります。



2月定例会の経過

経過の表(2月定例会)
月日 会議名 会議の主な内容
2月20日 本会議 令和4年度分市長提出議案の説明
令和5年度分市長提出議案の説明、人事案件に同意
2月21日 常任委員会 令和4年度分議案の審査、採決
2月22日 本会議 各常任委員長による審査結果の報告
令和4年度分議案採決、議員辞職の許可
2月24日 全員協議会 新年度(令和5年度分)議案勉強会
2月27日・28日 本会議 代表質問(7人)
3月6日から8日 本会議 一般質問(12人)
3月9日 本会議 一般質問(2人)
令和5年度分市長提出追加議案の説明
3月10日から20日 常任委員会 令和5年度分議案および請願・陳情の審査、採決
3月22日 特別委員会 付議事項の調査・研究
3月24日 本会議 議員提出議案の説明、採決
各特別委員長による調査・研究の中間・最終報告
各常任委員長による審査結果の報告、討論
令和5年度分議案など採決

可決された主な議案

令和5年度予算

令和5年度の一般会計・特別会計・企業会計別の当初予算は次のとおりです。

当初予算の表
会計名 令和5年度 令和4年度 増減率
一般会計 3,977億円 3,922億円 1.4%
特別会計(8会計) 2,539億円 2,541億円 -0.1%
企業会計(3会計) 1,311億円 1,275億円 2.8%

(1億円未満四捨五入)


令和5年度一般会計補正予算

新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業

接種医療機関の確保や集団接種会場の開設など、対象となる市民が円滑に接種できる体制を整えるための経費として、79億円を増額補正しました。



令和5年度当初予算の主な取り組み

「都市の活力向上」と「住民福祉の向上」の好循環創出を生み出すとともに、各区の歴史や文化、産業などの特色を生かした区づくりをさらに深化させ、8つのカラーで成長し続ける新潟市を実現します。

当初予算における3つの力点

1 活力あふれる新潟へ

「にいがた2km(二キロ)」に関する取り組み 対前年度比 5.0億円増

  • 西堀通5番町地区第一種市街地再開発事業への支援
  • 企業誘致の推進、DXによる新たなビジネス展開への支援

移住・定住促進の取り組み 対前年度比 0.7億円増

  • テレワーカーなど移住者を呼び込む仕組みづくり
  • 移住支援金の拡充

2 子どもと子育てにやさしい新潟へ

妊娠・出産・子育て3施策 対前年度比 3.0億円増

  • 妊産婦医療費助成の所得制限を撤廃
  • 産後ケア利用料金の引き下げ
  • 多子世帯の保育料等軽減制度の拡充

3 活力と魅力あふれる区づくりに向けた取り組みの強化

区長提案事業により各区の課題解決を加速(新規) 5.1億円

  • 北区  海辺の森のにぎわいを創出
        豊栄木崎野球場の環境整備
  • 東区  山の下みなとランド遊具更新
        東区役所前横断歩道橋の撤去解体
  • 中央区 日和山浜の魅力を創出
        西海岸公園多目的広場の拡張整備
  • 江南区 商・農・福の連携を推進
  • 秋葉区 子どもの遊び場づくり、新津川遊歩道などの利用促進
        秋葉丘陵遊歩道の案内サイン整備
        地域防災行政無線の整備
  • 南区  緊急排水ポンプ整備
  • 西区  新潟大学前駅地下道エレベーター整備
        西区NEWスタイルウオーキング遊歩道の環境整備
  • 西蒲区 にしかんワーキングツーリズムの実施

西蒲区役所新庁舎整備事業に着手

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