公共交通機関の利用料助成について

最終更新日:2022年7月7日

受付日:令和3年12月22日 年代:30代

ご意見

 新潟市南区は新潟市内および政令市内で唯一公共交通機関に鉄道網が整備されておらず、新潟交通の乗合バスのみです。行政区画内の公共交通網が一企業に独占されているという事実から、区民が公共交通機関を使用して移動する場合において、鉄道とバスの運賃料金差を助成することは検討していただけませんでしょうか。

回答

 
 メール拝見しました。
 〇〇様(手紙の差出人)からは、公共交通機関の利用料助成についてご意見をいただきました。
 南区では以前、新潟交通の電鉄線が運行していましたが、利用低迷により廃止された経緯があり、ご指摘のとおり現在は、市内で唯一鉄軌道がない区となっています。
 自家用車を利用できない方々にとって、バス交通をはじめとした公共交通は、通勤、通学、買い物などの日常生活における大切な移動手段であり、また、超高齢社会の進展や地球規模の環境問題への対応といったことからも、公共交通の重要性については社会的な要請が日々高まっています。
 本市では過去の電鉄線廃止といった経緯も踏まえ、民間事業者のみでは維持が難しい不採算バス路線への運行費補助のほか、区役所での移動需要などに対応した区バスの運行、地域住民が主体となって運営する住民バスへの支援などを行い、地域公共交通の確保・維持に努めています。
 しかしながら、コロナ禍による外出機会の減少や、密を避けるための移動手段の選択などにより、公共交通の利用者は大幅に減少しており、その確保と維持は以前にも増して困難を伴う状況になっています。
 ご要望の鉄道とバスとの運賃差額の補填については、現時点で実施の予定はありませんが、〇〇様のご意見をはじめ、他都市におけるバス運賃割引制度なども参考にしながら、公共交通の確保・維持に向け、交通事業者と意見交換を行っていきます。
 なお、南区では区バス路線の見直しを行い、路線バスと区バスの結節機能の強化を図るとともに、キャッシュレス決済の導入など、今後も地域のニーズに沿った運行に努めてまいります。
 メールありがとうございました。

回答日:令和4年1月4日
担当:地域総務課

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