第447号(令和7年11月16日) 3ページ
最終更新日:2025年11月16日
住みたくなるまち 南区自治協議会だより
令和7年11月16日発行 第34号
区民の皆さんと区役所をつなぐ「協働の要」自治協議会。活動の内容などをお知らせします。
問い合わせ 南区自治協議会事務局(地域総務課内) 電話:025-372-6609
令和7年度部会活動
今年度の活動について報告します。
部会とは?
南区自治協議会には、各専門分野に分かれた3つの部会があります。すべての委員がいずれかの部会に所属し、それぞれが担当する分野の課題解決に向けて活動しています。
全体開催
南区まちなかにぎわい創出事業「第1回 白ねこマルシェ」
9月23日、南区自治協議会では「第1回 白ねこマルシェ」を白根地区の左エ門小路で開催しました。会場には、南区の旬の農産物や特産品、飲食物などを販売する15店舗が出店。地元の魅力を再発見してもらうとともに、商店街のにぎわいづくりや、地域活動への参加を促しました。当日は、各部会による多彩な企画も行われました。
・第1部会では、防災・防犯クイズを実施。正解者には防災グッズや、こども向けのカプセルトイを用意し、楽しく防災意識を高めました。南警察署とも協力し、特殊詐欺電話のきっかけとなりやすい国際電話を休止する方法を案内しました。
・第2部会では「家族ふれ愛月間」の啓発として、チラシ配布やポスター掲示を行いました。
・第3部会では、買い物500円ごとに1回カプセルトイ機を回せる券を配布。缶バッジや猫耳カチューシャ、出店者提供の当たりくじなどの景品があり、こども向けにはスーパーボールすくいも行いました。さらに、地元産の梨がもらえるじゃんけん大会を開催し、大いに盛り上がりました。
当日は天候にも恵まれ、多くの来場者でにぎわいました。(風間委員)


第1部会
公共交通 防犯・防災 環境 建設 都市計画等
第3回 しあわせなまち・きれいなまち 美南区クリーンアップ月間事業
第1部会の提案事業「しあわせなまち・きれいなまち美南区」は“自分たちの暮らすまちを自分たちの手で美しく、住みよいまちにしよう”という思いを込めて行っています。
今年で3回目を迎えるこの取り組みでは、環境美化への意識を高めることを目的に、10月をクリーンアップ強化月間としています。期間中はサークルや地域団体、企業など、人数を問わず参加チームを募集しました。活動の様子は、南区のホームページや公式エックス(#新潟市美南区クリーンアップ)で紹介しています。
また、今年は参加者全員が「同じ仲間」として区全体の美化意識を共有できるよう「美南区クリーンアップステッカー」を新たに作成しました。清掃活動後に参加チームや協力企業へ配布することで継続的な活動になることを目指しています。(上杉(小)委員)

第2部会
健康・医療 福祉 教育 地域 男女共同参画等
第3回夏休みの宿題見守り事業
7月22日〜25日の4日間、白根児童センターで開催しました。会場では、こどもたちの真剣な表情、友達と一緒だからこそ見せる元気いっぱいの姿、そして自宅以外で宿題をすることで見せてくれた満足そうな笑顔・・・、そんな光景に、この事業の意義を強く感じました。参加者も多く、アンケートでも高評価をいただき、事業としては大きな成果を得ることができました。
一方で、こどもの成長を見守るのは家庭や地域で担ってきた役割であり、行政の支援がそれを補う形になっている現状には複雑な思いもあります。放課後児童クラブやこども食堂など、地域での支援の輪が広がる中で、親子の時間を補うべく、社会全体で温かい子育て環境を築いていくことも必要です。
こどもは環境を自分で選べないからこそ、私たち大人が少しでも良くしていく努力を続けることが大切だと、改めて強く感じました。
PS 円すいの面積の解き方を聞かれ、何とか答えましたが、自信はありません(笑)。(大井委員)

新潟市区自治協議会全体委員研修会に参加して
9月5日に東区で開催された全体委員研修会に初めて参加しました。会場には、大学の先生や学生をはじめ、他区の自治協議会委員も出席し、自治協議会の意義や役割などについて意見交換を行いました。限られた時間ではありましたが、大変有意義な研修となりました。(関本委員)
今回は、江南区自治協議会、環境・教育部会のテーマ「多世代交流みらいプロジェクト」の事例発表に参加しました。この取り組みは、こどもから高齢者まで幅広い世代が交流する活動を通じて、地域コミュニティの維持・向上を図り、暮らしやすい“みらい”の地域づくりにつなげることを目的としています。発表では「スポGOMI大会」や「フロアカーリング大会」の事例が紹介され、どの世代も楽しみながら地域交流を深めている様子が伝わりました。
今後の展望として、こどもたちを交えた意見交換の場の設置や、地域課題の洗い出しなどの必要性についても触れ、大変参考になる内容でした。(高橋委員)


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