382号(令和5年4月2日) 1ページ

最終更新日:2023年4月2日

令和5年度 南区の主な取り組み
風と大地の恵みに新たな希望が芽吹く、郷土愛あふれるまち
~ みんなでつくる暮らし続けたい南区を目指して~

南区が誇る伝統や文化、大地の恵みを基盤とし、多様な主体による協働が新たな力を引き出す、活力あふれるまちづくりを進めます。
問い合わせ 地域総務課 電話:025-372-6440

 

ともに築く安心に支えられるまち

継続 地域と取り組む防災事業・・・200万円

  • 区民向け防災セミナーや中学校防災教室の開催により、幅広い世代に対する防災知識の普及と啓発を行います。
  • 地域の自主防災訓練を支援し、災害時に自助・共助・公助が高いレベルで展開される「災害に強い地域づくり」を進めます。

 

新規 緊急排水ポンプ整備事業・・・1,000万円

  • 近年ゲリラ豪雨が多発していること、および雨水を貯める機能を持っていた農地が宅地化されたことにより、浸水被害が増えていることから、応急的な取り組みとして移動式の緊急排水ポンプを整備し浸水被害の軽減を図ります。

 

やさしさの輪が広がり、誰もが主役として活躍できるまち

継続 健康づくり推進事業・・・251万円

  • 健康寿命の延伸を目指し、特定健診受診率の向上と継続受診の定着を図ります。
  • 食育・運動講座や糖尿病予防相談会に加え健康測定会を開催し、区民の健康づくりを推進します。
  • 地域医療を推進するために講演会を開催します。

 

継続 みんなで子育てネットワーク・・・170万円

  • 子育て中の保護者の孤立感解消や負担感軽減のため、地域住民からなる子育て支援リーダーと、子育て広場や家族交流会を開催するとともに、各種子育て支援プログラムを実施します。

 

新規 児童館利用促進事業 Go To 児童館・・・200万円

  • 児童館・児童センターをより多くの子どもたちに利用してもらうため、職員が地域に出向いて遊びを提供する「移動児童館」の取り組みを通して、児童館の利用促進を図ります。

児童館で子どもたちが遊んでいる様子の写真

 

拡充 南区未来創生事業・・・200万円

  • 南区の若手民間事業者により設立された「にいがた南区創生会議」が、自ら策定した「南区未来ビジョン」を具現化し「南区の明るい未来」を実現するための取り組みを支援します。

 

拡充 白根高校とのまちづくり連携事業・・・200万円

  • 令和3年度に南区と白根高校が結んだ「連携協定」に基づき、白根高校や生徒との連携をさらに強めながら、生徒の力を活用した地域の課題解決や、地域の人たちとの協働による高校の魅力アップなどに取り組みます。

南区と白根高校との連携協定締結式の様子の写真

 

拡充 未来創造教室・・・355万円

  • 区内全小中学校を対象に、各校の実情に合わせた地域学習を推進することで、将来の自分と地域との関わりを見つめ直し、地域づくりへの貢献を進めます。
  • SDGsを身近に感じてもらうため、環境活動への取り組みを拡大します。

 

行き交う人びとがにぎわいをもたらすまち

新規 区バス乗車促進事業・・・100万円

  • 区バスの乗車体験を実施し継続利用へとつなげる取り組みや、地域ニーズの把握などにより、区バスの利用促進を図り、持続可能な公共交通を目指します。

 

地域の宝に気づき、守り、魅力あふれるまち

継続 果樹 新規担い手等支援事業・・・125万円

  • 果樹農家数・栽培面積ともに減少が続いている南区の現状に対応するため、新たな担い手として果樹農家を目指す人への支援を行います。
  • 果樹農業の魅力向上を図るため、南区産の果樹を広くPRします。

 

継続 歩いて発見!みなみく1.8km・・・160万円

  • まち歩きを通じて区の魅力を再発見し、交流人口の拡大につなげるため、まち歩きに関する各種コンテンツの磨き上げを進めます。

 

拡充 Live! at 白根大凧合戦・・・400万円

  • ドローンを用いた迫力ある映像を凧合戦会場からライブ配信し、白根大凧合戦と南区を広くPRします。

ドローンから撮影した白根大凧合戦の様子の写真

 

拡充 旧月潟駅かぼCha事業・・・150万円

  • 老朽化の進む旧月潟駅のかぼちゃ電車などの保存・活用方法の検討を官民協働で進め、地域の宝として活用し、まちの活性化につなげます。

 

拡充 未来につなぐ文化プロジェクト・・・360万円

  • 国重要文化財旧笹川家住宅で実施している、地元コミ協や中学校と連携した季節イベントを拡充し、さらなる魅力発信を行います。
  • 大凧を擬人化したキャラクター「凧っこ13人衆」のイラストを活用し、区のイメージアップを図ります。

 

継続 自治協議会提案事業・・・550万円

  • 自治協議会の部会などで、区民の清掃意識向上、家族のふれ合い・地域内の世代間交流、区の魅力発信、まちづくり活動のサポートなど地域課題解決に向けたさまざまな取り組みを行います。

 

その他の主な事業

継続 地域おこし協力隊を活用した地域の活性化 ・・・480万円

  • 総務省の「地域おこし協力隊」制度を活用し、委嘱した「みなみーて地域応援隊」の柔軟な発想による地域活性化を推進します。

 

新しい年度を迎えて
南区長 五十嵐 雅樹

五十嵐区長が大凧を背に微笑んでいる写真南区長 五十嵐 雅樹

うららかな春の陽気と共に、新年度がスタートしました。日頃より区役所の業務にご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、今年度はこれからの南区づくりの羅針盤となる「区ビジョンまちづくり計画」が新たに動き出します。この計画は、新潟市総合計画2030(新潟市総合計画)の一部である「区ビジョン基本方針」に掲げた将来像の実現に向け、令和12年度まで8年間のまちづくりの具体的な取り組みを示しています。策定にあたっては、区自治協議会やコミュニティ協議会をはじめ多くの区民の皆さまからご意見をいただきました。魅力あふれる南区を目指し、皆さまの力もお借りしながら取り組みを進めてまいります。「南区と白根高校との連携・協力に関する協定」が締結されて、1年が経ちました。高校生らしい若い視点でまちづくりに取り組み、活躍してくれています。さらにこの度、白根高校は南区で活躍する民間団体から選ばれた若手の集まりである「にいがた南区創生会議」とも連携協定を結びました。若い力同士の結びつきが相乗効果を生み出し、さらに南区を盛り上げていくものと確信しています。区内の小・中学校全17校では未来創造教室を実施しています。子どもたちは郷土の良さに気づき、郷土を愛し、よりよく生きていこうとする心を育んでいます。自分や地域の将来について考えてほしいと願っています。南区は、300年の歴史を誇る「白根大凧合戦」、江戸時代の大庄屋「笹川邸」など、伝統と文化が今に継承されているまちです。6月1日から開催される白根大凧合戦は、ドローンを用いた迫力ある映像を凧合戦からライブ配信し、全世界にPRします。国が重要文化財に指定している市で唯一の建造物「笹川邸」では、地域の宝物としての魅力をより多くの人に伝えるため、地域の皆さまや中学校と連携して新しい季節イベントを展開する予定です。農産物や伝統文化といった多種多様な南区の恵みに囲まれた環境の中で、子どもたちが南区に誇りを感じながら伸び伸び育ってほしいという思いと、区民がいつまでもここで暮らしたいと感じられるようなまちづくりを進めたいという思いで、区づくりを進めてまいります。風通しのいい区役所づくりをさらに進め、職員一同全力で取り組んでまいります。区民の皆さまのより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

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