令和5年度 新規採用職員募集案内

最終更新日:2023年4月21日

求む! 新潟の未来を創るプロフェッショナル 大好きな新潟のライフラインを守るエンジニア

令和5年度の採用試験から新たに「事務職(水道事務)」を募集します

新規採用職員募集案内パンフレット表紙

必要なのは変革の時代に挑むプロフェッショナルです

新潟市は、80万市民が暮らす本州日本海側唯一の政令指定都市であり、商業、文化、交通などの各種サービス提供主体が集中する高次都市機能と、潟、川、海などの多様な水辺空間に代表される美しい自然環境が調和し、共存する、魅力豊かな街として、着実な発展を遂げています。
新潟市水道局は、新潟市が運営する公営企業の立場で、こうした街の発展に対し、安全で安心な水道水の安定供給を通して、公衆衛生の向上や生活環境の改善を図るなど、市民のライフラインを支える役割を果たしてきました。
そして、現在、更なる発展を生み出すため、平成27年度から令和6年度までを計画期間とする、新・新潟市水道事業中長期経営計画の下、中心市街地を主とした老朽管更新事業などの主要プロジェクトに注力する一方、アセットマネジメントやダウンサイジングなどの手法を活用して費用の低減化・平準化を図るなど、持続可能な水道システムの構築に積極的に取り組んでいます。
今、水道事業は、大きな変革の荒波の中にあります。
節水器具等の普及が進み、水需要が減少の一途をたどる一方で、老朽施設の更新需要がますます増加する、いわゆる社会インフラの老朽化問題が水道業界でも大きな課題となっています。
新潟市水道局は、市民の暮らしと社会を支え続けるため、職員が有する知識、経験、技術力を結集し、安全で安心な水道水の安定供給という使命を胸に、これからもライフラインを守り続けます。
水道のプロフェッショナルとして技術を磨き、ともに、明日の新潟を支えて行きましょう。

令和5年3月1日
新潟市水道事業管理者 水道局長
佐藤 隆司

新潟市水道局の概要(令和4年12月31日現在)
項目 内容

創設

明治43年10月1日
主な事業内容 水道業
給水人口 771,209人
給水世帯数 346,716世帯
給水普及率 99.6%
職員数 339人
庁舎・所在地
庁舎名称 所在地
本局・中央事業所 中央区 関屋下川原町1丁目3番3号
北営業所

北区 葛塚3198番地2

西蒲営業所 西蒲区 鷲ノ木1185番地
秋葉事業所 秋葉区 程島2004番地2
浄水場・所在地
浄水場名称 所在地
青山浄水場 西区 青山水道1番1号
信濃川浄水場 江南区 祖父興野160番地1
阿賀野川浄水場 南区 横越上町1丁目1番1号
満願寺浄水場 秋葉区 満願寺474番地
戸頭浄水場 南区 戸頭228番地1
巻浄水場 西蒲区 鷲ノ木1185番地

Topics 明日の新潟を創る

浄配水場施設整備事業

将来にわたって水道施設の信頼性を確保し、安定給水を続けられるよう、老朽化した土木・機械・電気・監視制御設備のリニューアル工事を進めています。
あわせて、地震等の影響を考慮した災害に強い浄配水場整備を進めています。

管路施設整備事業

大規模地震が発生した場合でも、水道水を安定してお客さまにお届けできるよう、老朽化した水道管を、耐震性能を有する管へ計画的に入れ替えています。
加えて、仮に水道管が損傷したとしても他の地域から水道水の供給を可能にするバックアップ管の整備を進めています。

充実強化の図

Crisis Management ライフラインを守る

経験をとおして災害対応力をみがく

自然災害に対して、私たち一人ひとりの力は小さいかもしれません。
しかし、手と手を取りあい、協力して立ち向かうことが、1日も早い復興への大きな力となることを、私たち職員は、これまでの災害派遣の経験を通じ、実感しています。

新潟市水道局は、平成7年の阪神・淡路大震災をはじめ、平成16年の中越地震、平成19年の中越沖地震、平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震など、これまで各地で発生した地震に対し、応援チームを編成し、被災地に職員を派遣してきました。

これらの経験を踏まえ、水道管の破損事故などの危機事象への迅速な対応を図る観点から、緊急資材センターを水道局敷地内に設置し、必要な資機材の備蓄を行っているほか、政令指定都市間のネットワーク網を活用した水道事業体や水道工事事業者との相互協力体制の確立、各種災害対策マニュアルの策定、災害対応訓練の実施、災害派遣者による発表会の開催など、さまざまな災害対策を施し、万全の態勢で事故・災害に備えています。
水道は、市民生活において欠くこのできないライフラインです。特に、災害時はその重要性はクローズアップされます。
「お客さまのもとへできる限り早く、安全な水を届けたい」という熱意と使命感を持って、安定した水道水の供給実現に取り組んでいきます。

Evolution 次世代を見据えた施設更新

健全で強靭な水道システムを次世代に引き継ぐ

創設から100年を超える伝統を有する新潟市の水道事業。
先人達が努力と苦労を重ねてきた結果、今日では、24時間・365日、安定した水道水の供給を続けています。
市民生活・企業活動を支えるために、私たちは計画的な施設更新を推進します。


水道は、都市の発展とともに、普及率向上や使用水量増加への対応を繰り返してきました。しかし、現在では、人口の減少や節水型社会への移行により、使用水量の減少しており、水道施設の管理・運営の考え方が以前とは異なってきています。
水道局では、今後の水道施設の更新や整備の方向性を示す「羅針盤」として、「新潟市水道施設整備長期構想2020」を令和2年10月に策定しました。
本構想は、近年の使用水量の減少や自然災害の発生状況などを踏まえて、水道施設のダウンサイジングや強靭化などを効率的に進める取り組みを示したものです。ただし、安定給水のためには、さらなる環境の変化にも柔軟に対応していかなければなりません。新たな発想を持って、次世代を見据えた施設更新を考えていくことが重要となります。

施設整備構想2020の表紙

施設統廃合のイメージ図

経費節減のイメージ図

リスク対策のイメージ図

水道局では、将来にわたる安定給水の継続、事故・災害に強い水道システムの構築のため、日々、様々な課題に取り組んでいます。今後も、水道水の供給を継続しながら老朽化施設を更新するなど、困難な業務が続いていきますが、そこには、困難だからこその工夫ややりがい、技術者として成長できる場があります。

Connecting the Future 水道を未来につなぐ

採用から育成へ

新潟市では、平成21年度から、市長事務部局での一括採用をやめ、水道職種を設置し、「水道局でキャリアアップを図る」職員の採用活動を行っています。

団塊世代の大量退職時代の到来を見据え、これまで蓄積してきた技術を次世代に確実に継承していく組織体制の構築が必要と考え、平成21年度より、水道の専門職を育成することを目的に、政令指定都市唯一の水道職種(H21当時。現在は横浜市なども実施)による採用を開始しました。
社会インフラの老朽化問題がクローズアップされる中、本市水道事業においても、今後、施設更新が確実に増加していきます。市民生活に大きな影響を与えることなく、着実に施設更新を行うためには、専門性を持った職員の育成が欠かせません。
平成21年度から稼働を開始した水道研修センターを拠点に、研修制度の充実を図りつつ、水道のエキスパートの育成に力を入れていきます。

令和2年度から、感染症対策のためにリモート研修も取り入れています。

Message from Staff 先輩職員メッセージ

新潟市水道局では若い職員が大活躍しています。私たちと一緒に、新潟の水道を創っていきませんか?

土木 水道に係わる調査や工事の計画、設計、監督などの業務に従事します

令和3年度採用 渡邉 麦 中央事業所工務課

業務内容

窓口でお客様の給水相談を受けたり、給水に関わる申請の審査をしたりする業務に就いています。「新たに水道を引きたい」、「今ある水道を撤去したい」といったお客様の要望を聞き取り、どういった工事や申請が必要かお答えしています。また、お客さまが新築したいという敷地の前に水道管がない場合に、水道管を入れるための設計業務も行います。

やりがいを感じた仕事

水道管の設計業務を担当したときに、仕事に対するやりがいを感じました。工事を経てお客さまのもとに安全な水が届いたときに、自身の仕事が人の役に立ったと実感できたからです。

土木 水道に係わる調査や工事の計画、設計、監督などの業務に従事します

令和2年度採用 木村 航葵 秋葉事業所工務課

業務内容

私は、水道管の維持管理・保全を行う部署に所属しています。主な業務は水道管からの漏水調査のほか、修繕工事の設計・監督、工事代金の精算等です。その他にも、他事業者の工事(ガス・下水・電力)などの立会い業務を行うこともあります。

やりがいを感じた仕事

水道は生活の上で最も重要なライフラインの一つです。水道管の漏水事故等により休日や夜間に緊急で業務に従事する事があります。こうした日々の業務の中で「市民の暮らしを支え、管路事故を未然に防ぐことができる仕事」と考えると大きなやりがいを感じます。

電気 水道に係わる電気設備工事の設計、監理、監督、整備、点検などの業務に従事します

平成30年度採用 稲田 匠汰 技術部浄水課

業務内容

浄水施設における電気設備の維持管理や電力量・配水量などの各種データの統計・調査を行っています。また、電気の知識や経験を活かし、電気統括を行う浄水課の一員として、各浄水場との間の事務調整を行っています。その他には、浄水場の浄水処理過程で発生する浄水発生土の統計やそれに係る搬出業務、有効利用に関する業務に従事しています。

やりがいを感じた仕事

水道水の安定的な供給のためには、電気設備が不可欠です。電気職として、電気設備の維持管理や各浄水場との橋渡しを行うことは、水道を携わる者として責任とともにやりがいを感じています。

機械 水道に係わる機械設備工事の設計、監理、監督、整備、点検などの業務に従事します

令和3年度採用 伊藤 優佑 技術部浄水課 巻浄水場

業務内容

私は浄水場で設備の維持管理を担当しています。主な業務は浄水処理に使用する設備の点検や更新です。点検ではマニュアルに基づいた動作確認や部品の清掃・交換などを行います。更新では新しくする機器の選定や作業の調整などを行います。また、軽微な不具合が発生した場合は自ら修理対応することもあります。

やりがいを感じた仕事

水道水を作っている設備や機器は24時間365日稼働しています。そのため日々の点検が非常に重要となります。日々の点検から些細な違和感を発見し、不具合を未然に防げたときはやりがいを感じました。

化学 水質検査計画の策定、水質検査、水質管理の調査・研修などに従事します

令和3年度採用 藤田 充司 技術部水質管理課

業務内容

水質管理課では、安全な水道水を届けるために水道水や河川水の水質検査を行っています。さらに、河川水質事故の対応、お客さまからの水質に関する問い合わせ対応、水質に関する調査研究・発表など、幅広い仕事を行っています。私は、主に大型機器を使った金属類の分析や顕微鏡試験、微生物試験などを担当しています。

やりがいを感じた仕事

河川水質事故の発生時、すぐに現地確認に向かい対応しました。先輩職員と一緒に他部署と連携し、水道の安全を守ることができました。専門的な知識、技術を活かすことができ、やりがいを感じました。

水道事務 水道事業全般に係る施策の企画・調整や水道事業経営、予算の編成、人事管理、水道事業会計経理、料金システム関係事務、水道料金関係事務、工事関係事務、庶務関係事務等、水道事業全般の様々な業務に幅広く従事します

平成9年度採用 斎藤 功 経営企画部経営管理課

業務内容

財政面の計画を作成することや、予算編成、予算管理などを行うグループで従事しています。また、統計を出し分析することや、他の政令市などからの問い合わせの回答を作成することも多くあります。その他にも、固定資産の登録など資産管理の仕事や、資金調達に関する仕事なども行っています。

やりがいを感じた仕事

日常生活の中でも、水道水を使う人の姿を目にすることが出来ることはやりがいを感じる部分です。自分が携わった物を人が使うところを見ることの出来る仕事は意外に少ないと思います。直接、水づくり等に従事しているわけではありませんが、自分の仕事がお客さまの使う水道水につながっていることに誇りを感じています。

先輩職員メッセージのバックナンバー

人材育成

昇任制度

昇任制度の図

キャリア形成

キャリア形成の図

基本的な業務知識の習得と、幅広い視野を持つことができるよう、採用後10年間で概ね3か所の職場を経験してもらうことで、育成を図ります。
その後は、本人適正、能力、希望等に応じて、専門分野以外での職務経験も含め、3から5年程度の異動サイクルにより、キャリアが形成されます。

福利厚生とワーク・ライフ・バランス

初任給(令和5年4月1日現在)
学歴 給与
大学卒業程度 197,760円
高校卒業程度 163,976円

初任給には地域手当が含まれています。学歴や職歴等により、一定の基準で加算される場合があります。 

勤務条件
項目 内容
勤務時間 午前8時30分から午後5時15分(実働7時間45分)
休日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始など
休暇

年次有給休暇:年度20日付与(翌年度20日を限度に繰り越し)
特別休暇:結婚、出産、忌引、夏季など
介護休暇、育児休業など

諸手当 通勤手当、住居手当、時間外勤務手当など
昇給・ボーナス

昇給 原則年1回
ボーナス(期末・勤勉手当) 年2回

子育て支援制度の紹介

女性職員への支援に限らず、男性職員も積極的に子育てにかかわり、仕事と生活の両立ができるよう、環境づくりに努めています。

子育て支援制度
制度名称 内容
育児休業 3歳に満たない子を養育する場合に取得できます
部分休業 子が小学校に就学するまでの期間、1日の勤務時間のうち一部(2時間以内)を勤務しないことができます
育児短時間勤務 子が小学校に就学するまでの期間、1週間あたりの勤務時間を週19時間25分、23時間15分などに短縮して勤務できます
子の看護休暇 子が風邪を引いた場合など、看護をする際に取得できます(子が12歳に達する年度の年度末まで)

この制度は男女ともに取得できます。ほかにも、子育てを支援する様々な制度があります。

平成24年度採用 林 達典 技術部管路課
第一子が生まれてから2週間の育児休業とその他の休暇を併用し、約1か月間の休暇を取得しました。仕事の繁忙期でしたが、上司や同僚のサポートもあり、育児休業を取得することができました。
初めての育児で戸惑うことばかりでしたが、子どもの成長を間近で見ることができ、育児や家事に専念できました。育児休業中に育児や家事の大変さを実感したことで、育児休業後も率先して行うようにしています。
今も子育てから学ぶことが多く、今後も子どもと共に私自身も成長し、子育てと仕事を両立していきたいと思います。

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お問い合わせ

水道局 総務課 職員係
電話:025-232-7316(直通)
電子メールアドレス:somu.ws@city.niigata.lg.jp

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このページの作成担当

水道局 総務課

〒951-8560 新潟市中央区関屋下川原町1丁目3番地3(水道局本局本庁舎)
電話:フリーダイヤル0120-411-002(ご利用できない場合は025-266-9311) FAX:025-233-4503

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