“緑と調和した、賑わいと安らぎのあるまち”を目指して
　「新潟市総合計画2030」の策定にあわせ、江南区の今後8年間のまちづくり計画である「江南区区ビジョンまちづくり計画」を策定しました。詳細について区ホームページに掲載のほか、区役所に冊子を配置しています。

問い合わせ　地域総務課　電話：025-382-4619

区ホームページ

　区の魅力と特色を活かしたまちづくりを進めるために実施する、江南区の令和5年度の事業を紹介します。
　区ビジョンまちづくり計画に示す5つの目指す区のすがたに沿った事業に取り組み「緑と調和した、賑わいと安らぎのあるまち」を目指します。

○快適で安心・安全に移動できる環境の確保
○市街地と田園・自然の魅力を活かした都市環境づくり

　区バス・住民バスの利用を促進する活動を実施するとともに、交通空白域における移動手段の確保への支援を実施します。

　小阿賀野川などの水辺空間を活用し、区の新たな魅力の創出と関係人口の拡大を目指します。

　サイクリングロードの利用促進のほか健康づくりの推進や交流人口の拡大を図ります。また、新たに路面標示や案内板の設置など、自転車走行環境の改善を図ります。

○安心して安全に暮らせるまちづくり
○健やかに安心して暮らせるまちづくり

　円滑な避難所運営のための意識醸成や防災訓練の支援など、大規模災害に備える意識醸成を図り、安心安全な地域づくりを推進します。

　障がい者の労働の場の確保と工賃の増額、商業、農業者の労働力不足の解消を目指すとともに、商業、農業、福祉の連携による魅力ある授産品の開発とプロモーションを実施します。

　区民や各種団体と協働して「みんなでささえあい安心して暮らせるまち江南区」の実現を目指します。

　認知症高齢者を支援したい人、子育てを応援したい人を掘り起こし、地域全体で見守ることで安心して暮らせる地域の実現を目指します。

○活力ある農業と産業の創出

　江南区の魅力である農産物や観光資源などを一体的にプロモーションするとともに、農商工連携や、官民連携を加速させる取り組みを進めます。

　亀田縞の認知度の向上や、異業種連携の推進、アイデンティティの醸成など、亀田縞を活かしたまちづくりを進めます。

　江南区魅力彩発見実行委員会とともに、区全体の商業活性化に繋がる取り組みを検討、実施します。

　江南区魅力発信プロジェクト実行委員会とともに、若者などをターゲットに江南区の住みやすさや魅力を発信する取り組みを検討・実施します。

○地域とともに創る子どもたちの未来
○文化が花開きスポーツの盛んなまちづくり

　江南区の文化芸術の発信拠点である江南区文化会館において、質の高い文化芸術作品を区民に提供し、文化の創造と振興を図ります。

　国登録有形文化財である県下最大級の豪農の館「北方文化博物館」を舞台に、地域が誇る伝統・文化に触れる機会を提供することで、江南区に対する愛着の向上を図ります。

○区民とともに歩む協働のまち
○親しまれ信頼される区役所

　複雑・多様化する地域課題に対応し、市民力・地域力を生かしたまちづくりを進めるため区自治協議会の提案を事業化し、課題解決につなげていきます。

　暖かな日差しの中、梅や桜の花が綺麗に咲き、心躍る季節になりました。区民の皆さまには、日ごろより区政の推進にご理解、ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
　私自身、江南区長に就任し、2回目の春を迎えました。昨年度以上に区民の皆さまとの連携を深め、ご意見をお聞きしながら区政の運営に努めていこうと気持ちを新たにしています。
　さて、今年度は新たな区ビジョンまちづくり計画がスタートする節目の年です。区の将来像を「緑と調和した、賑わいとやすらぎのあるまち」とし、5つの「目指す区のすがた」を掲げました。
　これらの実現に向けて、江南区が持つ魅力や特色を活かしながら、区民の皆さまの安心で安全な生活を守ることはもとより、関係・交流人口の拡大や、農産物や観光資源などのプロモーション、伝統や文化を活用したイベントなどを実施し、まちの魅力・活力の向上に向けて取り組みます。また、新たに商業者、農業者と障がい福祉事業所をつなぐマッチングのしくみをつくり、商農福連携による地域の活性化を目指します。
　新年度は社会全体が動き始め、これまで開催できなかった行事やイベントが再開するなど、地域活動が活発化していくことが期待されます。引き続き、区民の皆さまに心を寄せ、「緑と調和した、賑わいと安らぎのあるまち」の実現に向けて、職員一同、全力で取り組んでまいりますので、皆さまのご支援とご協力をお願いいたします。

江南区長 坂井 玲子

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