北区は、越後平野の生い立ちそのもの

最終更新日:2012年6月1日

 北区の地形は、中央部葛塚から北部の日本海までに、海岸線と平行に形成された砂丘列地帯が発達しています。標高20メートルを超えるところもあります。信濃川や阿賀野川などが吐き出す大量の土砂が、海流と季節風の力によって生み出されたもので、新潟砂丘と呼ばれています。内陸から10列あるとされる砂丘列が、北地区では9列みることができます。
 南には阿賀野川や駒林川の氾濫原であった豊栄低地が広がっています。東南には福島潟があり、流出する新井郷川は日本海に注いでいます。
 正保2年(1645年)の新発田領絵図によれば、新井郷川は嶋見前潟(島見前潟)から流れ出る加治川・新発田川と合流し、新崎の南付近で阿賀野川へ流れ込み、その阿賀野川は信濃川と河口で合流し、ようやく日本海へ流出していました。砂丘にさえぎられて水の出口がなく、河川は西へ西へと流れていました。
 北区は、まさに越後平野のおいたちそのものを物語る典型的な地域です。

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