あなたの禁煙をサポート

最終更新日:2024年5月30日

長年たばこを吸っていても、何歳であっても、禁煙するのに遅すぎるということはありません。                         
禁煙すると身体は回復しはじめるので、健康改善の効果が期待できます。

また禁煙すると顔色や胃の調子がよくなったり、目覚めがさわやかになるなど、日常生活の中で実感できるいろいろな効果があります。禁煙すると家族から喜ばれたり、何事にも自信がついたりすることも禁煙に成功された方々の体験からわかっています。

最後のたばこから20分で、身体は回復をスタート!


禁煙時間と身体の回復

新潟市の喫煙者の割合

令和5年度に実施した「新潟市民の健康づくりに関する調査」によると、20歳以上の方でたばこを吸うと回答した方は13.5%で、前回実施した令和2年度の調査から1.5ポイント増加しています。

新潟市の喫煙者の割合                                       単位:%
  R5調査 R2調査 R元調査
吸う 13.5 12.0 12.9
やめた 18.3 17.2 16.8
吸わない 67.1 69.2 68.4

禁煙補助薬について

禁煙を始めると「たばこが吸いたい」という離脱(禁断)症状が現れて、禁煙開始から2~3日をピークに10日から2週間程度続きます。ひたすら我慢する方法もありますが、禁煙補助薬を使うことで離脱症状が緩和されて比較的楽に禁煙できます。成功率もニコチンガムで1.5倍、ニコチンパッチは1.6倍、飲み薬では2.2倍、自力での禁煙に比べて高まると報告されています。

1、ニコチンガム                                                   薬局、薬店で購入できます。                                             口腔粘膜からニコチンを吸収させるタイプのニコチン製剤です。短時間で効果が出るので、急な二コチン欲求に対応できます。

2、ニコチンパッチ                                                 薬局、薬店で購入できます。禁煙外来でも処方されます。                                     体に貼り、皮膚からニコチンを吸収するタイプのニコチン製剤です。持続的にニコチンを入るので離脱症状が弱まります。

3、飲み薬(※)                                                   禁煙外来で処方されます。                                                離脱症状を緩和するだけでなく、喫煙による満足感を抑制する作用があります。

(※)一部のロットに不純物が混入したことが判明し、2021年6月から出荷停止が続いています。出荷再開まではニコチンパッチを使って健康保険による禁煙治療を受けられます。禁煙外来にご確認・ご相談ください。

禁煙外来について

禁煙治療は次の条件を全て満たした喫煙者に対して行われるもので、12週間に5回の治療に健康保険が適用されます。禁煙治療では薬だけでなく、専門の医療者からアドバイスをもらえるため、自力での禁煙と比べてより楽に確実に禁煙できます。

禁煙治療を受けることのできる方(次の要件をすべて満たす必要があります)                     1)ニコチン依存症を診断するスクリーニングテスト(TDS)で5点以上である                        2)1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上である(35歳未満の方はこの要件は必要はありません)    3)禁煙したいと考えている                                             4)医師から受けた禁煙の治療の説明に文書で同意している

※以下も健康保険による禁煙治療の対象となります。                                                            ● 加熱式たばこ                                                  ● 禁煙治療用アプリおよびCOチェッカー                                       ● オンライン診療(5回の治療を医療機関に行かずに完結)

※過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことがある方は、前回の治療の初回診療日から1年経過しないと健康保険等が適用されません。


禁煙外来の流れ

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC

このページの作成担当

保健衛生部 保健所健康増進課

〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号(新潟市総合保健医療センター2階)
がん検診に関すること 電話:025-212-8162
健康づくりに関すること 電話:025-212-8166
歯科保健に関すること 電話:025-212-8157  FAX:025-246-5671

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

注目情報

    サブナビゲーションここまで