中央区役所だより 第440号(令和7年8月3日) 1ページ
最終更新日:2025年8月3日
こどもとしょかんってどんな場所?
赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い世代に親しまれている「中央図書館(ほんぽーと)」。今回は、その中にある、0歳から小学生向けの「こどもとしょかん」を紹介します。夏本番のこの時期、涼しい図書館で、親子一緒に本の世界を楽しんでみませんか。
問い合わせ 同館(電話:025-246-7700)
1 蔵書数は70,000冊!
絵本や物語が並ぶ本棚は、こどもの背丈に合わせて低めに設計されています。絵本は、表紙が見えるように展示しています。
2 司書さんに相談しよう!
相談カウンターでは、本探しや調べ物の相談を受け付けています。
自由研究の
本も一緒に
探します!
3 「りんごの棚」ができました!
新コーナー「りんごの棚」では、大きい文字で書かれた物語や、触って楽しむ絵本など、障がいのあるなしにかかわらず、誰もが楽しめる本を集めました。
布でできた絵本は優しい手触りが特徴だよ
こどもとしょかん
シンボルキャラクター
るーぽん
デザイン:黒井健さん
4 児童向けの学習スペース!
小学生向けの学習スペース「ビーンズルーム」は、大きな窓から光が差し込む開放的な空間です。夏休みの宿題にいかがですか?
5 子育て応援します!
子育てに役立つ知識や離乳食レシピなど、育児に役立つ本がそろっています。館内には授乳室やおむつ交換台があるほか、ベビーカーの貸し出しも行っています。
ほんぽーとinformation
所在地 明石2-1-10
開館時間
月曜から土曜:午前10時から午後8時
日曜・祝日:午前10時から午後5時
休館日
第1水曜日・第2金曜日・年末年始など
詳しくはこちら
絵本の読み聞かせもやっています!
読み聞かせボランティアさんにインタビュー
こどもとしょかん内の「おはなしのへや」では、職員やボランティアによる絵本の読み聞かせを定期的に行っています。今回は、読み聞かせボランティア「絵本の会どんぐり」のメンバーに話を聞きました。
絵本の楽しさを伝えたい
活動にかける思いを尋ねると、共通して聞かれたのは「絵本の楽しさをこどもたちに知ってほしい」「本に親しむきっかけになれば」という思いでした。こどもたちが物語に触れ、豊かな気持ちを育んでくれることを願いながら、読み聞かせに取り組んでいるそうです。
こどもたちの反応が原動力に
活動のやりがいについて聞くと、「こどもたちが笑ったり、身を乗り出して聞いてくれる瞬間に手応えを感じる」と話しました。なかには「自分で読んでみたい! 」と絵本に挑戦する子もおり、そうした成長の一歩に立ち会えることが、喜びにつながっているそうです。
絵本がつなぐ心と心
「絵本を通じてこどもたちと心を通わせる時間がとても貴重」「反応を見ながら一緒に楽しめるのがうれしい」と語る声が印象的でした。
なかでも、「絵本が親子に共通の話題や思い出をつくるきっかけになることこそ、読み聞かせの本分だと感じている」という言葉が心に残ります。絵本が人と人をつなぎ、心を育んでくれることを日々実感していると話してくれました。
絵本の読み聞かせは市内各地の図書館で開催しています。詳細は市立図書館ホームページから確認してください。