中央区役所だより 第438号(令和7年7月6日) 2ページ

最終更新日:2025年7月6日

満員御礼 歩いて魅力発見! えんでこまち歩き

 新潟シティガイドの解説で区内の見どころを巡る「えんでこまち歩き」を、5月24日から6月20日にかけて開催しました。9コースすべて定員を超える申し込みとなり、抽選で当たった参加者はまち歩きを満喫しました。その中で、今回初開催の2コースの様子を紹介します。

お屋敷町散策と登録有形文化財「旧割烹有明」コース

 西大畑や古町界隈を歩くこちらのコースは、カトリック新潟教会のステンドグラスの美しさに圧倒され、どっぺり坂では名前の由来をガイドから聞きながら、急な坂を上りました。

どっぺり坂 風景

文化財の非公開エリアを見学

 昨年12月に国の登録有形文化財になった旧割烹有明は、普段入ることができない建物の内部を特別に見学しました。参加者は、千鳥などの透かし彫りの欄間や立派なこぶ付き丸太を使用した床柱など、写真を撮りながら楽しんでいました。

旧割烹有明 風景

参加者の感想

細部にこだわりがつまった建築を見ることができ、感激しました!

下町の歴史と砂丘散策 コース

 こちらのコースでは、下町界隈を中心に散策しました。旧小澤家住宅では、かつての豪商の暮らしぶりに思いをはせ、西海岸公園では、松林を抜ける海風と砂丘の景色を楽しみました。また、標高12.3メートルの日和山山頂にある住吉神社では地域に守られてきた信仰の場に触れることができました。

住吉神社 風景

新鮮な海の幸に舌鼓!

海鮮丼定食 イメージ

 最後は、魚や片桐寅吉で新鮮な魚介を使った海鮮丼定食を味わいながら、参加者同士で道中を振り返る和やかなひとときを過ごしました。

参加者の感想

今まで気づかなかった地元の魅力を知れて勉強になりました!

スタントで学ぶ交通安全

 事故の恐ろしさを知り、交通安全の意識を高めてもらうことを目的に、白新中学校で自転車交通安全教室を開催しました。スタントマンによる衝突事故の再現では、思わず悲鳴を上げる生徒もいました。

夜間のライト無灯火による正面衝突の再現 夜間のライト無灯火による正面衝突の再現

 新潟中央警察署交通課の白波瀬(しらはせ)貴文係長が「今回の体験を家族と交通安全について話すきっかけにしてほしいです。自転車はもちろん、歩いているときにも周りをよく見て、気を付けて登校してください」と話すと、生徒たちは真剣な様子で耳を傾けていました。

自転車交通安全教室 風景

参加した生徒に話を聞きました

参加した生徒の方々

3年生女子 (写真左)

自転車に乗る全員が、ルールを理解して利用することが大切だと感じました。左右だけでなく、後ろにもしっかりと気を配りながら自転車に乗ろうと思います」

2年生男子 (写真中央)

小さなルール違反が他人や自分の命を奪う大きな事故につながることを実感しました。これからは標識をよく見て、ゆっくり走ることを心がけたいです」

1年生男子 (写真右)

「時速40キロメートルでの衝突事故が、大きな音がして怖かったです。決して他人事ではなく、日常の中で起こりうる交通事故の恐ろしさがよく分かりました

能の魅力を次の世代へ

問い合わせ りゅーとぴあ事業企画部(電話:025-224-7000)

 鳥屋野小学校の6年生を対象に、シテ方宝生流(かたほうしょうりゅう)能楽師の川瀬隆士さんと木谷哲也さんによる能の体験授業が行われました。舞の実演や、(うたい)・所作の体験を通して、日本の伝統芸能である能に親しみました。
 参加した児童は、「あんなに重くて前が見えにくそうな装束で動き回る能楽師の人は、本当にすごいと思いました」と話してくれました。

能面の視野は両手で筒を作ってのぞいた程度 能面の視野は両手で筒を作ってのぞいた程度

伝統文化を守るには

 川瀬さんは、「現代では、古くから大切にされてきた日本の文化が失われつつあります。そうした文化を、次の世代であるこどもたちにしっかりと伝えていくことが、私たちの使命だと考えています」と意気込みを語りました。

悲しみを表す所作「シオリ」を体験する様子 悲しみを表す所作「シオリ」を体験する様子

みんなでつくる中央区

問い合わせ 地域課(電話:025-223-7035)

 5月28日から6月5日にかけて区内4会場で、自治会長・町内会長を対象に区政懇談会を開催しました。今年度の区の主要事業や主な建設工事、自治会・町内会への助成制度について説明しました。多くの方にご参加いただき、貴重なご意見をいただくことができました。

区政懇談会 風景

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