中央区役所だより 第396号(令和5年10月1日) 1ページ

最終更新日:2023年10月1日

お店で見て触って味わって 新潟漆器

 区では、新潟漆器の知名度を上げ、魅力を再発見してもらうため、新潟漆器利用促進事業を6年間行ってきました。現在、市内の5店舗に新潟漆器をリースしています。お店に行った際に、漆器を手に取って魅力を感じてみてください。リース期間は令和6年2月までです。
問い合わせ 地域課産業文化振興室(電話:025-223-7054)

新潟漆器とは

 新潟漆器は、新潟で生まれた伝統工芸です。約400年前の江戸時代初期に秋田から「春慶塗」が伝わってきたのが始まりといわれています。明治には、竹の節や筋など竹の肌合いを表現する「竹塗」という技法が伝わり、現在の新潟漆器を代表する塗りの一つとなりました。主に箸やぐい呑みなどで使用されています。平成15年には竹塗を含む5技法が経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されました。

箸

ぐい呑み

伝統文化が感性を呼び起こす

IJIRUSHI(イジルシ) insieme(インシエーメ)
伊藤オーナーシェフ

 IJIRUSHI(イジルシ) insieme(インシエーメ)は、スパイスを使ったイタリア料理など、伊藤シェフの感性が光る唯一無二の料理を味わえるお店です。
 「料理はどの器に盛るかで印象は変わってきます。新潟漆器は料理の完成度をさらに高めてくれます」と伊藤シェフは語ります。
 料理仲間から新潟漆器の話を聞いたのが応募のきっかけと話す伊藤シェフ。実際に漆器に触れて、その色合いと質感に感動し、改めて伝統工芸品のすばらしさを実感したと話します。「新潟漆器はさまざまな技法があると聞き、ぜひ他のものも触れてみたいと思いました。本物を知ることは、料理人である自分の成長にもつながります。これからも自分の納得のいく良いものをお客様に提供していきたいです」と話しました。
 店内には新潟漆器が飾ってあり、混雑時以外は間近で見ることができます。

所在地 水島町11
問い合わせ 電話:025-255-1464 ※新潟漆器を使った料理の提供を希望する場合は、事前にお店へ問い合わせてください。

伊藤シェフ

新潟漆器

新規店舗の魅力をさらに引き上げる

抹茶カフェ 凛
都築店長

 古民家を改装し今年6月にオープンした抹茶カフェ 凛は、新潟で抹茶のテリーヌや抹茶プリンなどの飲食物を提供しています。既に利用した人からは、「素敵なお皿ね」と反響があります。都築店長は、「前に勤めていたお店でも新潟漆器利用促進事業で新潟漆器を使っていて、お客様から大変喜ばれていました。今回は、ゆったりした空間でデザートも新潟漆器の風合いも味わってもらいたいです」と話しました。

所在地 笹口11
問い合わせ Instagram

抹茶のテリーヌ

抹茶プリン

他のリース店

  1. 上古町の百年長屋SAN 喫茶UKIHOSHI
    所在地 古町通3
    問い合わせ 電話:025-378-0593

    上古町の百年長屋SAN 喫茶UKIHOSHI

  2. かに料理 さとう
    所在地 古町通8
    問い合わせ 電話:025-201-8477

    かに料理 さとう

  3. 灯りの食邸 KOKAJIYA
    所在地 西蒲区岩室温泉666
    問い合わせ 電話:0256-78-8781

    灯りの食邸 KOKAJIYA

新潟漆器をもっと知りたいときは

 新潟漆器利用促進実行委員会委員長の新潟漆器製造株式会社のホームページより確認できます

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