中央区役所だより 第394号(令和5年9月3日) 2ページ

最終更新日:2023年9月3日

連載(9)海のSDGs
日和山浜魅力創出事業 ハマベリング!!!

 中央区では人口減少が進む「しもまち地域」の活性化のため、この地域の認知拡大と市内外の人の流入・交流の促進を図る「日和山浜魅力創出事業 ハマベリング!!!」を実施しています。この取り組みを不定期で連載しています。
問い合わせ 地域課(電話:025-223-7041)

新潟海さくら 代表 庭山 愛子さん

庭山 愛子さん

ビーチクリーンで海も心もピカピカに

 海岸にはさまざまな漂着ゴミが流れてきます。庭山さんが代表を務める新潟海さくらでは、海をきれいにしようと月に1度日和山浜で、ビーチクリーンを実施しています。「潮風を感じながらゴミ拾いに没頭することで、気分が軽くなりリフレッシュできます。また、砂浜を歩くと運動にもなるので、地球にも健康にも良いことづくしです」と魅力を語ります。

ビーチクリーン

いろいろな人に参加してほしい

 また、庭山さんは、「私は幼少期に、環境破壊の描写のある絵本を読んだことがきっかけで、ゴミ拾いを始めました。活動を通じて目標にするのは、多くの人が自分のこととしてゴミの削減を考え行動する社会になることです。まずは、ビーチクリーンしてみようかな、という気軽さで参加してもらえれば十分。今は多くの人に参加してもらえるように、楽しいイベントと連携し活動しています。この夏はハマベリング!!!のイベントでビーチクリーン&アート作りを実施しました。今後も活動が楽しくなるような機会を設けていきたいです。使用するトングやゴミ袋は事務局で用意するので、手ぶらで日和山浜に来てください。一緒に海も心もピカピカにしましょう」と明るく話しました。

イベント参加者が制作した魚のアート

イベント参加者が制作した魚のアート

次回のビーチクリーン

日時 9月9日(土曜)午前9時から10時
会場 日和山浜常設ビーチテニスコート周辺
持ち物 軍手や汗拭きタオル ※トングとゴミ袋は会場に用意します。
問い合わせ 新潟海さくら(info@aiconiwa.com)

新潟海さくら
世界的にビーチクリーン活動を行っている海さくらの新潟団体として、日和山浜を拠点に海をきれいにするため活動中。

 今後もハマベリング!!! の取り組みを発信していきます。取り組みの進捗は、区ホームページから確認できます

次回、地域連携ネットワークを取り上げます。

古町ルフル広場で秋を満喫

 9月の古町ルフル広場では、食欲の秋や芸術の秋を感じるイベントが開催されます。立ち寄ってみませんか。

9月9日(土曜)・10日(日曜)
新潟オクトーバーフェスト2023

 クラフトビールのイベント「新潟オクトーバーフェスト」が今年で7回目を迎えます。
 同イベントには、古町ルフル広場とふるまちモール7を会場に、県内ブルワリー(ビール醸造所)14社が集まります。醸造家が作り出す個性豊かなビールの飲み比べが楽しめるほか、新潟のおいしい料理や音楽ステージなど、内容盛りだくさんの2日間です。
 新潟オクトーバーフェスト実行委員長の高野善松さんは、「新潟にはクラフトビールを提供しているブルワリーがたくさんあります。地域特性を生かすことで、地域に愛されるイベントにしたい。その思いが今につながっています」と話しました。自身も沼垂地域でビール醸造を行う高野さんは、県産フルーツを使用したビールなどを提供するほか、区内外のイベントにも多数出店し、地域の魅力を発信しています。
 このイベントを古町で開催することについても強い思いがあるという高野さん。
 「まちなかの公共空間を活用し、ワクワクするような楽しい場所を生み出すことに魅力を感じます。正直、苦労もありますが、地元商店街をはじめ、多くの関係者に支えてもらいながら、自分の生まれ故郷の新潟の活性化にこれからも貢献していきたいです。みなさん是非会場へ遊びに来てください」と笑顔で話しました。

高野善松さん


日時 9月9日(土曜)・10日(日曜) 午前10時から午後7時 ※10日は午後6時まで 
会場 古町ルフル広場・ふるまちモール7(古町通7)
対象 20歳以上
問い合わせ 同実行委員会(電話:025-353-8720)

会場

会場

9月22日(金曜)
音楽の夕べ in(イン) 古町ルフル

 音楽を聴きながらお酒を楽しむ素敵な夜。クラフトビールや軽食を販売します。
日時 9月22日(金曜) 午後5時から7時
※音楽演奏は5時30分から
会場 古町ルフル広場
問い合わせ まちなか活性化実行委員会(総務課内、電話:025-223-7082)

音楽の夕べ

連載(2) 活動的な日常が帰ってきた

 生活様式が変わり、さまざまな場面で「ガマン」することが多くありましたが、ようやく活動が再開しています。それぞれの地域の様子を連載しています。第2回は、学生が企画したイベントを取り上げます。活動に携わる学生たちに、取り組みへの思いを聞きました。

 子どもたちに夏休みを楽しんでもらおうと、異なる学校の高校生ボランティアが集まり、8月11日に「みなとぴあ たいけんのひろば なつまつり」を実施しました。企画から当日の運営までを学生主体で行うこのイベント。学生たちは、トンボ玉作りやむかし遊びのほか、新しい体験プログラムとして釣り堀、植物絵本の作成を実施することにしました。準備に取りかかった植物絵本の担当学生は、会場で周辺の植物を採取し、絵の具で色づけして試作品を制作。採取した植物の説明や、体験の流れを確認していました。
 迎えた本番は、体験に訪れた子どもたちで会場があふれかえりました。
 釣り堀を体験した子どもは、「魚釣りは楽しい! 3回も遊んだ。まだやりたい! 」と夢中になっていました。

旧税関庁舎前でまつぼっくりやクローバーの葉などを採取

旧税関庁舎前でまつぼっくりやクローバーの葉などを採取

来場者の笑顔がみられ、達成感を得た
 むかし遊びを担当した学生の波多野瑞希さんは「思っていたよりもたくさんの子どもたちが、このプログラムに来てくれました。子どもでもすごく簡単に竹とんぼ作りができて楽しそうにしていたので、提案できてよかったです。地域と触れ合ういい機会になりました! 」と活動を振り返りました。

釣り堀

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