中央区役所だより 第382号(令和5年3月5日) 2ページ

最終更新日:2023年3月5日

ともに歩む事業を展開 地域と学校パートナーシップ事業

 市では、学校が地域とともに歩むことができるよう「地域と学校パートナーシップ事業」を行っています。すべての市立学校に地域教育コーディネーターを配置し、学校と社会教育施設や地域活動を結ぶネットワークを形成、そして、教育活動への地域人材の登用に取り組んでいます。今号では、地域教育コーディネーターが地域と学校を橋渡しした取り組みの一部と、事業を通じて大切にしていることを聞きました。

問い合わせ 中央区教育支援センター(電話:025-223-7026)

【地域人材の登用】
地域の人と昔の遊び (鏡淵小学校)

あやとりあそび風景

 鏡淵小学校1年生は、昨年9月20日に、生活科の学習で昔の遊びを体験しました。先生として遊びについて教えたのは、地域の人たち。あやとりやお手玉、めんこ、けん玉といった遊びのルールとコツを児童に教えました。
 斎藤(さいとう)紘乃(ひろの)さんは、「どの遊びも楽しかったです。休み時間に教室でいっぱい練習したいです」と楽しさを実感したようでした。

【地域教育コーディネーターが大切にするポイント】
地域や職場を学びの場に

けん玉あそび風景

 鏡淵小では、学年ごとに毎年さまざまな体験学習を実施しています。コミュニティ協議会と協力しながら、地域の人から学んだり、地域のために活動したりすることに力を入れています。これまで、職場体験や地域のパン屋に協力してもらい、商品開発と販売をしてきました。児童たちはとても意欲的で楽しそうに参加していて、地域の方も児童から元気をもらえると喜んでいます。とても良い交流ができていると思います。

【ネットワークの形成】
すべてが命の授業 (南万代小学校)

家庭用備蓄品の販売ブース

 地震が発生したときはどうしたらよいのだろう。昨年9月に南万代小学校では、全学年で防災について考えようと、「地域防災教育の日」を開催しました。児童は、新潟地震(1964年)で被災した体験のある地域の人と当時の話を交えた交流をしました。また、6年生は、防災士からアドバイスをもらいながら、地震発生後の身の安全について学習を深めていました。
 さらに、近隣店舗の協力を得て期間限定で家庭用備蓄品の販売ブースを設置。売れ行きを調査し、地域の人へ日ごろから防災を考えてもらえるよう啓発をしました。
 児童の一人は、「授業でクラスの仲間と1年以上かけて1つの課題学習をする経験はなかなかありません。避難所の設営や家庭用備蓄品の必要量など考えてきたことすべてが、命の授業です」と話しました。

【地域教育コーディネーターが大切にするポイント】
私たちは児童の学びをサポートしたい

地域の人と連携した授業の風景

 私たちは、児童を見守るボランティアと学校をつないでいます。いろいろな経験がある保護者や地域の人と連携し、絵本の読み聞かせのように、児童の学習をサポートする活動をこれからも考えていきたいです。

【地域人材の登用】
女池菜を育てよう! (上山小学校)

 上山小学校3年生は、地元野菜の女池菜を学び、育てる総合学習に取り組んでいます。昨年12月7日、児童たちは女池菜のエキスパートであるJA新潟市女性部の皆さんから話を聞きました。メモを取りながら真剣に話を聞き、質問コーナーでは「女池菜を今後どうしていきたいか」「この地域での生産にこだわる理由は?」など、次から次へと質問が飛び出していました。
 山保しずくさんは「私たち3年生は小さな力ですが、少しでもいろんな人に女池菜の魅力を広めていけるよう頑張りたいです」と女池菜への思いを話していました。

【地域教育コーディネーターが大切にするポイント】
今後取り組んでみたいこと

フラワーロード写真 県道16号沿いのフラワーロード

 現在、大通り沿いに花を植える取り組みをしています。この「フラワーロード」は、児童だけでなく地域の人にも楽しんでもらえていますね。今後は、同校の卒業生や、普段は小学校と関わることの少ない地元の人たちと協力できないか、と考えています。小学校の中だけでなく、地域全体の人々を繋げ、引き合わせられるような学習機会を作っていきたいです。

【地域人材の登用】
私たちの将来像 (関屋中学校)

職場体験の風景

 関屋中学校では、9月から10月にかけて同校2年生と3年生の生徒が地域の人の協力により59種の仕事を体験しました。生徒は飲食店や生花店、靴屋などさまざまな職場に足を運びました。参加した生徒からは「商品の整理などをして楽しく仕事ができた」と職場でのようすだけでなく、「朝の満員電車を初めて経験した」と通勤時の感想も聞かれました。
 また、同校は生徒が1年生のときから将来を考える試みを初めて実施。18校の大学や専門学校から講話の機会を設けたところ、生徒からは「視野を広げるため仕事の種類や内容を情報収集したい」と前向きな意見がありました。

【地域教育コーディネーターが大切にするポイント】
生徒の充実した表情が見たい

職場体験の風景

 私たちは、地域人材を登用した授業や活動をするため、関係者の日程調整が主な役割です。職場体験も含めたさまざまな授業から、生徒の充実した表情を見ることができるので、この仕事に携われてよかったと思います。これからも、学校生活に寄り添えるよう、授業や活動に関わっていきたいです。

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