下水道のよくある質問

最終更新日:2020年2月1日

ここではここでは日頃皆さまからよくいただく質問にお答えします。
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下水道への接続について

関連ページ:下水道処理開始区域と排水設備

Q:合併浄化槽を使用している場合でも、下水道への接続が必要ですか?

A:接続は必要です。合併浄化槽は、トイレを含む台所や風呂場などの生活汚水全般を処理しますが、処理した後の水は側溝等に流しますので、適正な管理をされていることが前提になりますし、負荷の増加により基準の水質を超える場合もあります。部品等の消耗や電気代も含めて維持管理費と下水道使用料を比較すると、長い目で見た場合、公共下水道の利用が有利ではないかと考えられます。

Q:下水道の処理開始地域になりましたが、排水設備工事はいつまでに行えばいいですか?

A:下水道法では、下水道が整備され供用開始(処理開始)されたら、くみ取り式便所の場合は3年以内に、浄化槽式便所の場合は、遅滞なく排水設備を設置しなければならないとなっています。これをうけて新潟市下水道条例では3か月以内に排水設備を設置しなければならないと規定されています。

下水道使用料について

関連ページ:下水道の使用料金

Q:一般家庭における2か月の汚水排除量の平均水量はどれくらいですか?

A:生活形態や人数によっても異なりますが、一般家庭の平均は2か月約42立方メートルです。下水道使用料に換算すると、税込み6,435円(消費税率10パーセントで計算)となります。

Q:下水道使用料は水道料金と比較して高額ですが、どういう方法で決めるのですか?

A:水道事業は、ほぼ100パーセント整備が終了しているため、水道料金に含まれるのは、維持管理費と水を作るものが主になります。しかし、下水道事業は、まだ整備が終了していないため、建設費も下水道使用料に含まれてきます。現状では、水道水を作るより、汚水やし尿を浄化するほうがコストがかかります。「水道は水を作る」、「下水道は水をきれいにする」という全く異なるものに係る経費ですから、それぞれ別の料金体系に基づき計算をしています。

Q:下水道使用料に散水などの、下水処理されない水の料金が含まれるのはなぜですか?

A:水道水による汚水の排除量は、水道使用水量をもってその排除量とみなしています。下水に排出される汚水の量を個別に正確に測定することは、技術的に大変困難であり現実的ではありません。仮にメ-タ-がつけられたとしても、それに伴うシステムの構築や検針に係る費用など莫大な経費がかかり、そのコストは結局下水道使用料にはね返ることになります。そのため、多少の誤差はあっても、水道使用量=汚水排除量とみなすことにより、下水道使用料を安く抑えることができます。
 ただし、農地などで散水専用の水道栓を敷設し、単独で水道局のメーターが設置されている場合は、申告していただき、100%地下浸透していることが確認されれば、下水道使用料は賦課しません。

Q:料金体系で大口使用者が高くなっていく理由はなぜですか?

A:大量に汚水を排出する工場や事業所などにも対応できるよう、その最大量を想定して下水道施設を整備することから、建設費が割高になります。一般家庭との費用負担の公平性を確保するために、汚水の排出量が多くなるほど、1立方メートルの単価が高くなる累進使用料制を採用しています。

Q:地下水(井戸水)や工業用水も下水道使用料がかかるのですか?

A:生活用水として使用する場合
 下水処理が義務付けられるので、下水道使用料がかかります。
消雪や洗車などに使用する場合
 分流区域・・・雨水と一緒に側溝から川や海に流れるので下水道使用料はかかりません。
 合流区域・・・道路側溝から下水道本管に取り込まれ、下水処理されるので、下水道使用料がかかります。地下浸透するようなら下水道使用料は、かかりません。

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