雨水浸透ます・貯留タンク設置の助成金制度(雨水流出抑制施設設置助成)

最終更新日:2023年10月1日


※補助金の申請に当たっては、お住まいの地区の下水道窓口に事前にご相談下さい。

大雨予報の際は、雨水貯留タンクを空にしましょう

近年は環境のために雨水貯留タンクを設置する人が増えています。タンクはそれだけではなく、一時的に雨水をためることで大雨時の水害軽減効果も持ちます。しかし満水になると軽減効果を発揮しないので、大雨の前には貯留タンクの中の水を空にしましょう。

雨水貯留タンクは、満水になると雨水を一時的に貯めることができなくなり、水害を軽減する効果がなくなります。
積極的に貯留タンクの水を使って満水にならないようにし、大雨の前にはタンクの水を空にすることで水害軽減効果を確保してください。

また、雨水浸透ますは何年も使用していると土やごみが流れ込み、ますの中が詰まっていきます。
詰まってしまった浸透ますは雨水が地面にしみ込まなくなるので、皆さんのご家庭に浸透ますがありましたら、大雨の時期の前に一度掃除をしましょう。

市では宅地内に雨水浸透ますなどを設置する場合に助成をしています

都市の発展とともに地面がアスファルトなどで覆われ、雨水が地面にしみこむ量が減り、地表を流れる雨水が一時的に増えることで、浸水被害が増えています。
皆さんが安全で安心して暮らせるように、雨水管やポンプ場を整備していますが、全ての雨に対応するには限界があります。
そこで、浸水被害を少しでも減らすためには、雨水を一時的に貯めたり、地下へ浸透させたりして流出を抑える必要があり、市では床上浸水被害地域の高台の小学校などの公共施設に、雨水貯留浸透施設を設置しています。
さらに、皆さんのご家庭等でも雨水浸透ます及び貯留タンクを設置していただき、地域全体での身近な雨水対策にご協力いただけるよう助成を行っていますのでご活用ください。

雨水浸透ます・雨水貯留タンクとは

雨水浸透ます
雨水を地面へと浸透させることを目的とした装置です。
通常の雨水ますは、雨どいを伝って下りてきた雨水を集め排水路や側溝へ流しますが、雨水浸透ますは底面及び側面に多くの穴が開いているため雨水を地下へ浸透させます。

雨水貯留タンク
雨水を貯めることを目的としたタンクです。
降った雨水は雨どいを伝いタンクへ向かいます。貯まった水は花や木の水やりなどに使うことができます。

市内の建物に浸透ますや貯留タンクを設置する方が対象です

助成により設置できる建物は、新潟市内の一般住宅、店舗、アパート、事務所など、原則として雨どいがある建築物すべてになります。既存建築物、新築、増改築を問いません。

以下の場合助成対象とはなりません

  1. 下水道処理開始区域内で排水設備が未設置、または同時に設置しない場合
  2. 市税、下水道事業受益者負担金・分担金および下水道使用料を滞納している場合
  3. 浸透ますの設置場所が急傾斜地や不透水性地質など、浸透に適さない場合
  4. 貯留タンクの容量が100リットル未満の場合
  5. 下水道法事業計画区域外の場合

助成額は施設の設置のしかたで5通りあります

施設名 設置のしかた 助成額の上限額
(1基あたり)
助成の限度
雨水浸透ます 単独で設置する場合 20,000円 設置数
雨水貯留タンク 単独で市販の専用タンクを設置する場合 10,000円 1基まで
雨水浸透ますと同時に市販の専用タンクを設置する場合 20,000円

1基まで

単独で個人製作のタンクを設置する場合 1,000円

1基まで

雨水浸透ますと同時に個人製作のタンクを設置する場合 2,000円

1基まで

助成申請の流れ

  1. 助成を受けるには事前協議が必要となりますので、必ず施工前に事前協議申込書を下水道窓口に提出してください。
  2. 施工後、助成金申請書を提出してください。工事を申し込んだ施工業者へ依頼するか、直接市役所担当課へ提出してください。申請書等は、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。申請・届出の総合窓口(外部サイト)よりダウンロードができます。
  3. 助成金は工事検査後に、皆さんの銀行口座へ振り込みを行います。

繰り返しになりますが、 申請書は、申請、届出の窓口という ページにあります。 当該ページ内の検索ウインドウで、 助成金名を検索してください。 また、助成金の振り込み時期は タイミングにもよりますが 工事後に検査をして合格したら、 その翌月になることが多いです。

注意事項

設置する場所など

  • 浸透ますは、排水設備と同時に設置することをお勧めします。
  • 公共下水道への接続前の場合:予想される排水設備の経路を考慮し、支障とならない場所に設置してください。
  • 浸透ますは、地下水位の高い場所では効果が期待できません。
  • 浸透ますは、地盤の段差が大きい区域(場所)での設置はできません。
  • 浸透ますの施工は通常、たて・よこ・深さ、共に70センチメートルを掘削しますので、構造物(建物・ブロック塀等)からの離れ(1メートル)、残土の処理方法(宅地内処理や搬出)について工事店と十分にご相談下さい。

設置後のお願い

  • 浸透ますは、ゴミがつまらないように定期的に点検・清掃をお願いします。
  • 貯留タンクは、大雨が予想されるときなどは、なるべく多くの雨水を貯めるため空にするようお願いします。
  • 浸透ます・貯留タンクの修理や取替え、撤去に対する助成はありません。
  • 浸透ます・貯留タンクを撤去する際は、事前に下記のお問合せ先にご連絡下さい。

お問合せ先

このページの作成担当

下水道部 西部地域下水道事務所

〒950-1111 新潟市西区大野町2843番地1
電話:025-370-6371 FAX:025-377-1661

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