にいがた共育通信

 『にいがた共育通信』は、新潟市教育委員会の広報で、学校教育や社会教育にかかわる情報を広く市民のみなさまにお伝えしています。

新潟市では「就学前から義務教育修了までの一貫した教育」を推進しています (第79号 令和2年10月22日)

新潟市の一貫した教育


 
 
 教育は、将来の社会的自立に至る長期的な視野のもとで行うことが重要であるという視点に立ち、幼児教育から中学校教育までの教育の連続性を高めます。
 各校種間において、子どもの良さを共有し、認め、伸ばしていくことで自己肯定感を育てていきます。

幼保こ小連携推進事業

 今年度の4月は、新型コロナウイルス感染症対応や臨時休業により、小学校では、スタートカリキュラムの実施を大きく制限せざるを得ない状況となってしまいましたが、新しい生活様式を踏まえながら実践した取組例を紹介します。
*スタートカリキュラムとは・・・
 小学校へ入学した子どもが、幼稚園・保育所・認定こども園などの遊びや生活を通した学びと育ちを基礎として、主体的に自己を発揮し、新しい学校生活を作り出していくためのカリキュラムです。


〈ゆったりタイム〉*始業前に自分で支度をし、やりたい活動を行う時間

幼保こ小1


(1)自分でできた喜びを味わう
 やることが視覚的にわかる掲示物を用意し、1年生が、入学式の翌日から自分で支度ができるようにしました。引き出しの中は実物も用意すると、より分かりやすくなりました。

幼保こ小2


(2)他学年と心の交流

 2年生は、1年生が学校へ来たら、一緒に遊ぶことになっていましたが、それができなくなりました。
 「1年生のために何かしたいけど、直接ふれ合うことはできない。できることは何だろう…。」と考えた2年生は、おもちゃ(けん玉、ぱっちんがえる)や塗り絵を作って届け、ゆったりタイムで使ってもらいました。
 実際に交流できなくても、相手(2年生)のことを思いながら遊ぶ1年生は、コロナ禍でも心の交流ができました。


〈なかよしタイム〉*安心感をもち、先生や友達と仲よくなる時間


(1)接触を避けながら楽しめるダンス
 パプリカ、すたあとのうた(NHK)や音楽の教科書にあるセブンステップス、チェッチェッコリなど、Web上に動画が出ているものもあるので、大型テレビに映しながら楽しく踊りました。友達と手を合わせるなど接触する場合は、自分で手をたたくなどの振り付けに変えました。

(2)大きな声を出さずに楽しめるゲーム
 「ジェスチャーゲーム」や「震源地はどこだゲーム」など、大きな声を出さず、友達と接触しなくても、みんなで楽しくできました。

(3)密接を避けても安心感が生まれる読み聞かせ
 密接を避けるため、大型絵本や紙芝居を使ったり、実物投影機で大型テレビに映したりして、自席でも挿絵がよく見えるようにしました。また、「あいさつ団長」「給食番長」「おそうじ隊長」(好学社)など、教育活動に合わせて読むと、イメージをもたせやすくなりました。


〈環境構成〉

幼保こ小3

(1)新しい生活様式を視覚で訴える掲示物
 マスク着用や密接の回避は、視覚的にわかるような掲示を行いました。

幼保こ小4


(2)早く友達が覚えられる写真掲示
 マスクを常用しており、友達の顔がよくわからないため、マスクを外した顔写真を掲示しました。

 入学して間もない1年生は、安心感と期待をもって小学校生活をスタートさせることが大切です。コロナ禍で心まで離れてしまわないためにも、スタートカリキュラムの重要性が一層増してきます。
 今後も情報発信や研修会をとおして、新しい生活様式におけるスタートカリキュラムのよりよい運用について、教育委員会から小学校へ周知していきます。
 詳しくは下記のリンクより「幼保こ小連携・接続」のページをご覧ください。

新潟市の小中一貫した教育

 中学校区を単位とした小中学校間において、子どもたちの学習や学校生活への適応に関する課題の解消を図ります。さらに、子どもたちの良さを共有し、褒めたり励ましたりする機会を増やすことで、子どもたちの自己肯定感を高め、各小中学校の教育活動を充実させていきます。
 取組の概要としては、「目指す子どもの姿」を設定することにより、小中一貫した教育の柱をつくります。そして「共通プログラム」である「9年間を見通した生活科・総合的な学習の時間」と「9年間を見通した学習の仕方」に取り組むことにより、「目指す子どもの姿」の達成を図り、各小中学校の教育活動の接続を進めます。さらに、これまで実践してきた小中合同の教育活動などは「独自プログラム」として継続し、できる活動は「目指す子どもの姿」の達成を図る教育活動として実践を進めていきます。

取組のイメージ

クリーン活動 「小中合同佐潟クリーン活動」より


〈共通プログラム「9年間を見通した生活科・総合的な学習の時間」の取組例〉
 
 赤塚中学校区(木山小、赤塚小、赤塚中)では、佐潟とその周辺の砂丘地帯を、小中の共通した学習フィールドと捉え、9年間を通して発達段階に応じた学習内容を設定しています。
 かつては、木山小は砂丘を、赤塚小は佐潟を学習していましたが、両小学校とも砂丘、佐潟を学習することとし、中学校では総括して、例えば実践的なクリーン活動を行うなど、系統性を整えました。またそのクリーン活動には、平成30年度より、両小学校の6年生も参加することとしています。

パイロット中学校区


 この取組は、平成28年度から令和元年度まで、8つのパイロット中学校区で先行実施・検証を行ってきました。
 取組のスケジュールとしては、令和2年度より全市展開を開始し、令和6年度までに全ての中学校区で各プログラムが実施される計画です。
 詳しくは下記のリンクより「新潟市の小中一貫した教育」のページをご覧ください。


 「就学前から義務教育修了までの一貫した教育」の詳細は、新潟市ホームページに掲載しています。以下のリンクからご覧ください。


  【問合せ先 教育総務課 電話:025‐226‐3177】

令和2年度わたしの主張新潟市地区大会【報告】

今年度の大会について

私の主張 最優秀賞の早川さん(曽野木中1年)

 
 今年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、発表の場は設けず、作文審査による選考が行われました。臨時休校や夏休み期間短縮の影響がある中、602作品から選ばれた9作品が審査されました。日ごろから考えていることや地域社会で体験したことにもとづく中学生らしい内容でした。
 8月24日(月曜)に行われた9名の審査員による審査の結果、各賞が決定しました。

大会結果 (優秀賞、奨励賞は学番順)
学校名 学年 氏名 題名
最優秀賞 曽野木中学校 1 早川 杏 リフカと旅して
優秀賞 南浜中学校 2 引木 花 活気あふれる南浜地域にするために
優秀賞 東石山中学校 3 今泉 百葉 関わることは生きること
奨励賞 南浜中学校 3 浅井 真優 食事から笑顔に
奨励賞 早通中学校 3 神田 千幸 「早中総踊り」に生きる
奨励賞 月潟中学校 3 原 愛鈴 障がいをもつ人への差別について考える
奨励賞 坂井輪中学校 2 三河 望美 できないことから学ぶ
奨励賞 坂井輪中学校 3 佐藤 花 個性
奨励賞 高志中等教育学校 3 岳 みなと エコバッグについて考える

 なお、最優秀賞の早川さんは新潟市地区代表として、9月19日(土曜)に十日町市越後妻有文化ホールで開催された新潟県大会に出場し奨励賞を受賞しました。


【問合せ先 地域教育推進課 電話:025‐226‐3277】


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下記のバックナンバーにも、今までの様々な情報発信内容がありますので、ご覧ください。

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