その他の検査

その他、研究所で実施している検査についてご紹介します。

アスベストは熱や摩擦、酸などの薬品に強く、以前は建築材料や自動車部品などに使われていましたが、飛散した繊維を取り込むと悪性中皮腫などを引き起こすことが明らかになりました。当所では、平成18年度より、大気中や建材などに含まれるアスベストの検査を行っています。

海流にのって、ポリ容器等が海岸に流れ着くことがあります。このような容器には、油や薬品類が入っていることもあったため、危険なものが入っていないか、当所で確認しています。

廃棄物に含まれる成分が埋立地周辺の環境に悪影響を及ぼすことがないよう、廃棄物や埋立地周辺の地下水などについて、定期的に検査をしています。

市内各地の土壌について、定期的に検査を行っています。

福島原発事故の影響調査のため、平成23年度より食品、水、焼却灰等の放射能を測定しています。

衣服に有害物質であるホルムアルデヒドなどが基準値を超えて含まれていないか確認するため、検査を行っています。また、家庭用洗剤などに含まれる有害物質についても検査しています。