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市報にいがた 令和2年6月7日 2720号 5面

最終更新日:2020年6月7日

みなとまち新潟 歴史探訪(34)

問い合わせ 歴史文化課 電話:025-385-4290

新潟地震~水害の記憶

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 昭和39年(1964年)6月16日午後1時1分、粟島沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生しました。新潟市内では激しい揺れと共に地割れが走り、大量の水と砂が一気に噴き出しました。土地の隆起や沈降によって道路や橋は波打ち、建物が倒壊したり沈んだりしました。これらは地中の砂と水の均衡が崩れて液状化したことが原因で、被害をさらに大きくしました。
 信濃川の河口に近い入舟小学校では、昼食後の休憩時間に激しい揺れが襲いました。児童と教職員はいったん中庭に避難しましたが、信濃川を遡上(そじょう)した津波が護岸堤を越えて浸水してきたことを知り、避難場所を屋上に移しました。近隣住民も続々と避難してきたので、屋上は多くの人で満杯になりました。
 1週間後に水が引くと大量のごみと土砂が残り、処理には多くの労力が必要でした。液状化現象と津波による水害は、信濃川河口に位置する砂上の都市・新潟を象徴する地震被害でもありました。

市内が浸水し学校の屋上に避難した人々
市内が浸水し学校の屋上に避難した人々(旧入舟小学校所蔵写真)

水が引き切らずに残った泥水と残骸
水が引き切らずに残った泥水と残骸(中央区横七番町通1付近)

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