393号(令和5年8月20日) 1ページ

最終更新日:2023年8月20日

のぞいてみよう 白根高校

 令和4年に「南区」、令和5年には「にいがた南区創生会議」と連携・協力に関する協定を締結している白根高校は、積極的に地域に出てさまざまな活動を両者と協働して取り組んでいます。社会貢献につながるこれらの活動は、白根高校の特色の一つでもあります。皆さんの地域で活動をしている白根高校生を見かけたら、温かい一声を掛けてください。
 今回は生徒たちのたくさんの活動の中からほんの一部を紹介します。


「南区」と協定締結後の集合写真
「南区」と協定を締結

「にいがた南区創生会議」と協定締結後の集合写真
「にいがた南区創生会議」と協定を締結

 

総合的な探究の時間

 地域と連携した授業を通して、コミュニケーションスキルなど、社会で必要となる力を育んでいます。

1年生 白根地区公民館と一緒に地域課題解決に向けた取り組みの実践

 昨年度の1年生による、茨曽根地区の地域課題に取り組んだ活動「茨曽根地区の方に楽しんでもらう」は好評でした。今年度の1年生は、新飯田地区の地域課題に取り組みます。

茨曽根小学校グラウンドを色とりどりのペットボトルツリーとアイスキャンドルで飾りつけた写真 白根高校生がペットボトルツリーとペットボトルキャンドル作りをしている写真

 茨曽根どんど焼きでは、ペットボトルツリーやアイスキャンドルの製作・飾り付けを地域の皆さんと一緒に行い、会場を幻想的な空間へと変身させました。

2人の白根高校男子生徒がパソコンでカルタ制作をしている写真 「ろ」のカルタの写真

 茨曽根フェスティバルの「カルタ大会」で使用するカルタを作成しました。

2年生 「地域を支える 仕事人の図鑑」

 2年生になると「仕事人の図鑑」制作が始まります。地域(南区)を支え、地域で活躍している人に焦点をあて、生徒自らが興味を持った相手にインタビューをし、編集・デザインまでを手掛け、完成させます。今年度はにいがた南区創生会議の皆さんに協力してもらい、制作に向け「ゲストトーク」を開催しました。いろいろな職種のゲストの話を聞き、自身の将来を考える良い機会になりました。

「地域を支える仕事人の図鑑Vol.2」表紙の写真
令和4年度2年生が 制作した
「仕事人の図鑑Vol.2」

生徒たちが生徒ゲストトークをしてくれているゲストを囲んで座っている写真
ゲストトークの様子

3年生 「自分図鑑」

 今年3月に卒業した3年生からはじまった「自分図鑑」制作。担任の長谷川先生の「忘れてしまってはもったいない青春の記憶を言葉に残してほしい」こんな思いから、制作することになりました。今年の3年生も、高校3年間の集大成として、1年生からの取り組みで得た成果を生かし「自分図鑑」を完成させます。

令和4年度の3年生が制作した「自分図鑑」表紙の写真
令和4年度3年生が 制作した
「自分図鑑」

全校ボランティア

今年度の新しい試みにも参加しています!

白根高校の男子生徒2人が男の子と一緒に折り紙をしている写真

 南区自治協議会提案事業「みんなで宿題!3days」では、学習サポートスタッフとして参加しました。
 2年生の山際 優雅(ゆうが)さんと渡邉星斗(るいと)さんは「小学生と一緒に宿題をしたり、おしゃべりをしたり。とても楽しかったです。今の小学生は自分たちが小学生だった頃より、真面目だと思いました」と感想を話してくれました。2人とも全校ボランティアなど、地域の人たちとの交流は「とても新鮮で楽しい」とも話してくれました。

白根高校生が「しろねのまち歩き×スマホ講座」の受付をしている写真

 産業振興課主催「白根のまち歩き×スマホ講座」の運営補助を経験しました。

白根高校の男子生徒3人が使用済み切手を南区区社会福祉協議会職員に渡している写真

 「使用済み切手の収集活動」では、校内に周知用ポスターの掲示と収集箱を設置。総重量約2キロの使用済み切手が集まり、南区社会福祉協議会に届けました。

南警察署から委嘱「ヤングボランティア」

商業施設出入口で啓発品を配布し、防犯啓発活動をしている白根高校生の写真

 商業施設での防犯啓発広報では、買い物に来た皆さんに啓発品を配布し、注意喚起を呼び掛け、生徒自身も改めて気を引き締めました。

南区として白根高校に1番近くにいる2人に
白高生についてこっそり聞いてみました。

織田 絹子さん(南区在住)

音楽の非常勤教諭として10年、地域コーディネーターを兼務して5年、白根高校で活躍中。

織田絹子さんがインタビューを受けている写真

 2年生で制作する「仕事人の図鑑」は、白根高校の画期的な取り組みです。社会で活躍している大人にインタビューするということは、親や家族にはない大人像、知らなかった大人像を感じ、自分自身の将来像を描く機会になり、大きな刺激になっていると思います。この経験があるからこそ、進路選択がスムーズにいっているのではないかと感じています。まさに学校のスローガンでもある「自分を創っていける場所」を体現できる、魅力ある取り組みです。

杉崎 史郎さん(4月から南区在住)

4月からみなみーて地域応援隊として「白根高校の活性化」に向け奮闘中。

杉崎史郎さんがインタビューを受けている写真

 4月に着任して間もないのですが、生徒たちは私が話しかけても気構えずコミュニケーションを取ってくれ、親しみやすいという印象がとても強いです。
 全校ボランティアなど校外・地域に出て一緒に活動する中では、礼儀正しく対応しようと努力する姿、うまくいかなかったことに対し自分自身で「こうすればよかった」と振り返りをする姿を垣間見ることがあり、感心しています。社会人としての関わり方や接し方を地域を通して身に付けていると感じています。

2人で息を合わせてインターハイ出場

 7月10日、令和5年度全国高等学校総合体育大会に出場する、白根高校少林寺拳法部3年生の佐藤(がい)さん、宇治和音(かずと) さんが来庁しました。2人は男子組演武に出場。白根高校入学時に経験のなかった少林寺拳法部に入部し、共に一から技を磨き、今回の出場を手中に収めました。
 五十嵐区長に宇治さんは「1年生で出場した初めての全国規模の大会で14位でした。今回はその順位を上回るものにしたいです」、佐藤さんは「3年間の部活動の成果を出し切りたいです」と、健闘を約束しました。
※インターハイは7月23日に北海道で開催されました

五十嵐区長と白根高校坂元校長、白根高校少林寺拳法部の2人と顧問の先生の集合写真 白根高校少林寺拳法部の男子生徒2人が並んで座っている写真

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