中央区役所だより 第405号(令和6年2月18日) 1ページ

最終更新日:2024年2月18日

古写真とともにまちの魅力を見つけよう まちなかの今昔

 普段歩いている道やまちなみから歴史を感じられる場所が区内にはいくつもあります。当時の記憶や記録を残していこうと、イベントや企画を実施しています。昔を振り返りながら当時に思いをはせてみたり、実際に足を運んでみたりしながらまちの魅力を再発見してみませんか。

古町通5番町・西堀交差点

 小林百貨店は、昭和12年に開業し新潟大火による改築を経て、現在の旧新潟三越の建物に至ります。目の前には堀がありましたが、衛生面、交通面、地盤沈下の面から昭和39年までに埋め立てられました。
 昭和42年ごろの古町通5番町の写真には、ジャムや輸入品を取り揃える明治屋ストアーが写っています。約40年この場所で営業し、平成17年に惜しまれつつ閉店しましたが、この春グランドオープンするCoCoLo新潟内に場所を変え復活します。

小林百貨店と旧新潟市役所本庁舎


小林百貨店と旧新潟市役所本庁舎

旧新潟三越とNEXT21


旧新潟三越とNEXT21

昭和42年ごろの古町通5番町


昭和42年ごろの古町通5番町

今の古町通5番町

新潟シティガイドによる豆知識

 江戸時代初期は、今の古町通が本町、本町通が新町と呼ばれていましたが、新町がにぎわうようになりそこが本町と呼ばれるようになりました。国際調理製菓専門学校の前(古町通6)の街角歴史案内板に古町通の商店街の変遷が詳しく解説されていますよ。

本町下市場(フレッシュ本町)

 本町通12、13番町にあり、フレッシュ本町の名で親しまれている本町下市場。明治初期に野菜市場として露店を出したのが始まりと言われています。
 昔ながらの雰囲気が残るこの場所は、現在も露店が立ち並び、食料品から衣類まで幅広く取り揃えています。
 店員との何気ない会話を楽しみながら買い物ができるのも魅力のひとつ。この場所に長年店を構える真保餅屋店主 真保隆さんに当時の様子と、今後について話を聞きました。
フレッシュ本町公式X

昭和57年ごろの様子


昭和57年ごろの様子

今

古写真でモザイクアートを作ろう

 皆さんの家庭にも古写真が眠っていませんか。昔と今のまちの写真を素材にモザイクアートを作成する(一社)新潟今昔写真・株式会社NEPPU JAPAN主催の企画「今昔モザイクアートプロジェクト」を実施しています。モザイクアートに使用するにいがた2キロメートルエリア周辺のおおむね20年以上前に撮影された写真を募集中です。作成したモザイクアートは市施設に飾られる予定です。
問い合わせ 同団体(メール:company@neppu.jp)
詳しくはこちら

露店市場に出店したいとき…

 本町市場や本町下市場の一部で露店を出店することができます。
 出店には登録が必要です。出店条件や手続きなど詳しい内容は、露店市場管理事務所へお問い合わせください。
問い合わせ 同事務所(電話:025-222-7818)

新たなメニューにチャレンジし再び人が集まる場所にしたい

 子どものころは、露店の市場がぎっしり並び、人であふれていました。お店もお客さんが大勢来店し、特に年末にはお寺や家庭への配達に追われ、24時間体制で作業したこともありました。最近では、直送のニーズが大きいですが、期間限定でかき氷やたい焼きの販売を始めたところ、若い世代の人たちがお店に来てくれることが多くなりました。今後も新たなメニューを定番化させたり、周辺の人たちと一緒に企画を行ったりしながら盛り上げていきたいです。

鯛焼き

真保餅屋

まち歩きでまちの今昔をもっと楽しもう

 中央区には、みなとまち新潟を代表する歴史的な建物が数多く残され、歴史を今に伝えています。
 まち歩きの達人「新潟シティガイド」の案内で、まち歩きを楽しんでみませんか。さまざまなテーマにあわせたコースを参加費500円でおよそ2時間を歩き、気になったことを直接ガイドに聞けるのが魅力です。土曜・日曜・祝日には、NEXT21を集合場所とする申し込みが不要な「予約のいらないまち歩き」を実施しています。
問い合わせ 新潟シティガイド事務局(電話:090-1807-3013)
詳しくはこちら

歴史的建物で季節を感じてみよう

 本町下市場に近い旧小澤家住宅では、現在「ひな人形とからくり人形」展が3月24日(日曜)まで開催中です。周辺地域には町屋や回船問屋などの古い建物が残り、歴史を知ることができます。春の訪れを感じながらまちを歩いてみませんか。
旧小澤家住宅ホームページ

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