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石油の里に残る産業遺産

最終更新日:2018年6月18日

石油の里公園に残る産業遺産について

 新津油田の中でも金津地区は、平成8年(1996年)3月まで丸泉石油興産による石油採掘が行われていました。
 旧新津市では、昭和60年代から油井のある一帯を「石油の里公園」として整備していました。そして、稼働終了後は、実際に使われていた石油採掘・精製施設を「石油文化遺産施設」として、そして油井があったことにより、自然のままに保全されてきたみどり豊かな森林を「環境保全林」として、後世の人々に伝えるため整備してきました。
 平成19年(2007年)11月30日、経済産業大臣は石油の里公園に残る施設(産業遺産)を「近代化産業遺産」に認定しました。

どんな産業遺産があるの?

里山ビジターセンター脇に掲示している地図です。

機械掘りC3号井

 中野家によって明治36年(1903年)に掘削された、綱式機械掘りによる3番目の油井です。この他、ロマンの遊歩道沿い(周辺)に23基の油井が残っています。
 ちなみに、C3号井の「C」はケーブルの頭文字で、綱式機械掘りを意味します。上総掘りの油井には「K」が付いています。

ポンピングパワー

 一つのモーターから生まれた動力を複数の油井に伝えるための施設です。動力はワイヤーと継転機などによってそれぞれの油井に伝えられました。

石油処理施設群

 油井でくみ出された原油から水を分離し、製油所へ出荷するための水切りタンクや加熱炉などがあります。

経済産業省の「近代化産業遺産」

 全国各地に所在する産業遺産(日本の産業の近代化に貢献した建造物や機械など)の優れた価値について認識を深め、普及を図ることが地域活性化にとって有意義であるとの考え方に基づいて、経済産業大臣が認定したものを指します。
 経済産業省では、平成19年度に産業史や地域史のストーリー(物語)を軸に、相互に関連する複数の遺産により構成される「近代化産業遺産群 33」を、翌20年度には「近代化産業遺産群 続33」を取りまとめ、個々の遺産を認定しました。
 石油の里公園の産業遺産は、同じ新潟県内の尼瀬油田関連遺産(出雲崎町)、秋田県の豊川油田関連遺産(潟上市)、院内油田関連遺産(にかほ市)、静岡県の相良油田関連遺産(牧之原市)とともに、「近代化産業遺産群 33」の中の「新潟など関東甲信越地域で始まった我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の構成遺産に位置付けられました。

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