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市報にいがた 令和3年9月19日 2751号 2面・3面

最終更新日:2021年9月19日

地域を盛り上げる 商店街の取り組み

地域活性化のため前向きに取り組んでいる地域の商店街を紹介します。

「古くて新しい」魅力あふれる空間 沼垂テラス商店街(中央区)

高岡 はつえさん
株式会社テラスオフィス
専務取締役
店舗統括マネージャー
高岡 はつえさん

活気を取り戻した商店街

 かつての沼垂は、野菜や果物を中心とした活気ある仲卸の市場街(いちばまち)でした。私自身も沼垂で生まれ育ち、小さい頃はまち全体がにぎわっていたことを覚えています。しかし、昭和の終わりごろから店主の高齢化などの影響でお店が減り、平成15年ごろにはわずか数店舗を残してシャッター通りへ変わってしまいました。
 「人の往来が少ない状況が続く中、にぎわいを取り戻そうと、平成22年に佐渡牛乳ソフトクリームと手作り総菜のお店Ruruck Kitchen(ルルック キッチン)」をオープンさせました。すると、周りにも少しずつお店が増え始め、平成27年には通りの全ての店舗スペースでお店の営業が決まりました。これをきっかけに、この場所を「沼垂テラス商店街」と名付け、新しい商店街として再スタートを切りました。

ここでしか出会えない「ヒト・モノ・空間」

 この商店街では、古くからある長屋式の建物をそのまま店舗として利用し、地域の人に愛されてきたまちの雰囲気を保っています。多くのお客さまから「商店街全体の空間がノスタルジックで魅力的」という声を頂いています。
 また、一つ一つのお店も個性的で魅力があります。ここでしか出会えない手作りの商品に触れたり、人柄の良い店主たちと交流したりして楽しんでいただきたいです。

まち全体ににぎわいを

 近年、商店街の周辺でも空き家が増えてきており、商店街だけでなく沼垂全体のにぎわい創(づく)りが必要だと感じています。
 そこで私たちは、沼垂でお店を開きたい人と空き家の所有者を引き合わせ、空き家を活用した新しいお店の開業をお手伝いしています。取り組みを始めてから年間1、2店舗が新しくオープンしており、沼垂を訪れる若い人も増えています。
 生まれ育った愛着のある沼垂のまちにかつてのような活気を呼び戻すため、これからも取り組みを続けていきたいです。

かつての沼垂市場の様子
かつての沼垂市場の様子(昭和34年)

歴史を感じさせる長屋式の建物。全23店舗
歴史を感じさせる長屋式の建物。全23店舗

高岡さんお薦めの商店街名物菓子「沼ネコ焼」
高岡さんお薦めの商店街名物菓子「沼ネコ焼」

にいつ鉄道商店街(秋葉区) 鉄道のまちで昭和レトロを感じる

土屋 正也さん 村木 政寛さん 野本 一郎さん
同連合会 専務理事 土屋 正也(まさなり)さん(写真左)
同連合会 理事 村木 政寛(まさひろ)さん(写真中)
新津商店街協同組合連合会 理事長 野本 一郎さん(写真右)

鉄道は新津の誇り

 明治30年に新津駅の供用が開始された新津は、歴史ある鉄道のまちです。昭和16年に鉄道車両工場が誘致されたことで、まちはさらに活気にあふれていたそうです。私たちが小学生だった昭和40年ごろの新津は、小学校の1クラス50人のうち親が国鉄で働いている人が30人もいて、まさに鉄道に支えられたまちでした。
 商店街の形ができたのは昭和30年ごろ。新津駅周辺の通りにいくつもの商店街が誕生しました。現在は鉄道をテーマとしたまちづくりの一環として、それらの商店街をまとめて「にいつ鉄道商店街」と呼んでいます。親しみあるこの名称が、より多くの人に浸透していってほしいです。

商店街で鉄道旅行気分を

 実際に使われていた踏切やSLの車輪、駅名標をイメージしたデザインの看板、車両が描かれたシャッターアートなど、鉄道に関係するオブジェを商店街の至る所に設置しています。また、店先のショーケースに鉄道模型などの資料を展示している店舗もあり、お客さまが気軽に鉄道の歴史や魅力に触れることができるような工夫をしています。
 ここへ訪れたときには、商店街を歩きながら鉄道旅行の気分を味わったり、珍しい鉄道アイテムを見つけたりして楽しんでもらいたいです。

次世代へ続く鉄道のまち

 コロナ禍(か)の今、各店舗で感染症対策を行うことはもちろん、お客さまにもマスク着用などの協力を呼び掛けるオリジナルポスターを製作しています。今後はより多くの人に商店街の魅力を伝えるため、ホームページをリニューアルして情報発信に力を入れたいです。
 鉄道と共に栄えてきたまちを次世代に残すために、これからも商店街が一丸となって、新しいことに積極的に取り組みながら魅力を発信し続けていきます。

鉄道にちなんだオブジェが並ぶ
鉄道にちなんだオブジェが並ぶ

商店街を彩るシャッターアート
商店街を彩るシャッターアート

大人も子供も楽しめる昭和レトロな駄菓子屋
大人も子供も楽しめる昭和レトロな駄菓子屋

スマホ片手に新潟市を楽しもう

スマホdeペタッと ぐるり周遊スタンプラリー

 新潟市内の6つのエリアを巡るスタンプラリーを開催しています。対象施設や店舗でスタンプを集めると、賞品の抽選に応募できます。
※参加するにはインターネットに接続されたスマートフォンが必要

期間 11月30日(火曜)まで
エリア 新潟島、沼垂、鳥屋野潟(以上中央区)、沢海(江南区)、新津(秋葉区)、岩室温泉(西蒲区)
※各エリアの対象施設・店舗は同スタンプラリーサイトに掲載
問い合わせ 同スタンプラリー事務局(株式会社ジェイアール東日本企画新潟支店内 電話:025-247-7032)

参加方法

STEP1 スマートフォンで同スタンプラリーサイトにアクセスし、参加登録する
STEP2 対象施設・店舗内に設置された二次元コードを読み取り、スタンプを獲得する
STEP3 集めたスタンプの数に応じて賞品を選び、応募する

参加方法

参加登録した人全員にスマートフォン用オリジナル待ち受け画面をプレゼント

賞品の例

スタンプ15個

スタンプ15個の賞品

新潟市内日帰りペア旅行(6,000円相当)

スタンプ30個

スタンプ30個の賞品

新潟市内日帰りペア旅行(12,000円相当)

スタンプ50個

スタンプ50個の賞品

新潟市内シティホテル・温泉宿ペア宿泊券

※画像はイメージ。そのほかの賞品は同スタンプラリーサイトに掲載

外出時は感染予防の徹底を

 外出をするときは、マスクの着用や「3密」の回避、体調管理など、新型コロナウイルス感染症対策を忘れずに行いましょう。

問い合わせ 保健管理課(電話:025-212-8194)

体調が悪いときは外出しない

イラスト

発熱や風邪の症状がある場合は無理せず自宅で静養する

マスクを着用する

イラスト

会話をするときは可能な限り真正面を避けるなど、飛沫(ひまつ)対策を行う

「3密」を避ける

イラスト

公共交通機関を利用するときは混んでいる時間帯を避け、人との間隔はできるだけ2メートル空ける

飲食時は特に注意

イラスト

飲食前は手洗いや消毒を行い、料理を大皿から取り分けることは避ける。マスクを外しているときは会話を控える

商店街の感染症対策

 沼垂テラス商店街やにいつ鉄道商店街の各店舗では、新型コロナウイルス感染症対策をしながら営業をしています。

対策の例

  • 手指消毒を徹底し、マスクを着用して接客
  • 出入口や手洗い場所に手指消毒用アルコールを設置
  • パーティションの設置、座席間隔の確保
  • 利用者が入れ替わるたびに座席・テーブルなどを消毒
  • ドアノブなど共用部分を定期的に消毒
  • 換気の徹底

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