問い合わせ　西区 総務課（電話：025-264-7112）

　西区区ビジョンまちづくり計画に掲げる５つの将来像の実現を目指し、今年度も「特色ある区づくり事業」に取り組みます。

　ウオーキング講座や生活習慣病予防など、区民の健康づくりを支援するほか、地域の健康づくりの中心となる「健康リーダー」の育成に取り組みます。

　支え合いのしくみづくりや地域の茶の間の支援を行うほか、保健師が高齢者孤立防止訪問を行い、必要な支援につなげます。また、農福連携のマッチング機関と共に、障がいのある人の自立を支援します。

　子育てに関する講座を開催するほか、妊娠期から３歳児の子育て中の保護者に、「LINE」で子育て情報などを配信することで、育児の不安や孤独感の軽減、仲間づくりを支援します。

　避難マップの作成や防災教育により、地域防災力の強化を支援します。また、中学生への交通安全教室や高齢者を対象としたドライブレコーダーを活用した運転指導を開催し、安全運転の意識啓発を図ります。

　特産農産物の知名度向上・ブランド化、消費拡大を推進します。また、農商工連携により、国のGI登録産品「くろさき茶豆」や「いもジェンヌ」の高付加価値化に取り組みます。

　小学校と連携して、児童に地元食材や農業を学び体験する機会を提供し、子どもたちへの食育と地場産農作物の消費拡大を推進します。

　区民の体力向上や健康増進、児童・生徒の健全育成を図ります。また、体を動かすことの楽しさを感じてもらいながら継続して取り組むきっかけ作りや意識づけに重点を置いた事業を実施します。

　自然景観や史跡に加え、工場見学を組み込んだ収穫体験付きの観光ツアーや俳句のイベントを実施し、地域の魅力の再発見と交流人口の拡大を図ります。

　耕作放棄地対策の取り組みを支援するほか、保安林整備活動ボランティア団体の育成・強化を図ります。

　大学生の卒業後の定住を促進するため、区内大学と連携し、学生が区の魅力を発信します。西区かがやき大使の越乃リュウさんのほかに、新たに区のPRサポーターを創設します。また、新川開削200年を記念し、西区出身の著名人によるシンポジウムを開催し、歴史や魅力のPRと地域の一体感の醸成を図ります。

　本年度も引き続き西区長を務めさせていただきます笠原明夢です。
　平成29年度からの３年間、公募区長として、区民の皆さまから、心強いお力添えをいただきながら「自慢できる西区」を目指し、取り組んでまいりました。これからも、皆さまと共に、まちづくりを進めていけますことに、大きな喜びを感じています。西区の魅力にさらに磨きをかけるため、これまでの経験を生かし、全力で取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
　世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、本市においても2月29日に初めての感染者が確認されて以来、区民の皆さまの健康を守ることを第一に、感染拡大防止のための対策を行っています。活動の自粛など大変なご不便をお掛けしていますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
　さて、新年度予算は、各事業を見直しつつも、安心・安全な生活の確保を大切にし、優先的に取り組むべき課題へ重点的に予算配分を行いました。
　これまで西区では、人口減少や少子超高齢化などの課題に対応し、子育て支援や健康寿命の延伸など、さまざまな事業に取り組んできました。
　新年度も、区民の皆さまと共に、こうした事業と合わせ、防災・減災に向けた安心・安全への取り組みをはじめ、西区特有の課題として、海岸線の飛砂対策、「くろさき茶豆」「いもジェンヌ」などの特産農産物の魅力発信や高付加価値化など産業の振興にも取り組んでまいります。
　今年は新川が開削されて200年の節目の年となります。新川の開削により、西蒲原平野が実り豊かな穀倉地帯となっているのも、先人のたゆまぬ努力のおかげと感謝しています。西区のみならず本市の大切な宝である新川の歴史と重要性を発信し、西区の活性化に繋げてまいります
　新年度も安心・安全で自慢できる西区を目指し、区民の皆さまのご意見を大切にしながら、職員一同、全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、お願いいたします。

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