問い合わせ　西区 総務課（電話：025-264-7132）

　西区区ビジョンまちづくり計画に掲げる5つの将来像の実現を目指し、今年度も「特色ある区づくり事業」に取り組みます。　

　ウオーキング講座や生活習慣病予防など、区民の健康づくりを支援するほか、新たに地域における健康づくりの啓発・発信を行う「健康リーダー」の育成に取り組みます。

　誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、支え合いのしくみづくりを進めます。また、「農福連携マッチング機関」と連携を図りながら、障がい者の自立や就労への支援を行い、農作業への継続的な従事を進めていきます。

　子育ての仲間づくりを進め、育児の不安や孤独感を軽減するため、子どもの世代に対応した講座を開催するほか、月齢に応じた育児・行政情報を「LINE（ライン）」で発信します。

　避難マップの作成や防災教育により、地域防災力の強化を支援します。また、中学生への交通安全教室や高齢者を対象としたドライブレコーダーを活用した運転指導を開催し、安全運転の意識啓発を図ります。

　特産農産物の知名度向上・ブランド化、消費拡大を推進します。国のGI登録産品「くろさき茶豆」を活用した地域・商店街の活性化、農商工連携による「いもジェンヌ」の高付加価値化に取り組みます。

　体を動かすことの楽しさを知ってもらいながら、運動・スポーツを継続して取り組めるよう支援するほか、東京2020オリンピック・パラリンピックを見据えて障がい者スポーツの普及啓発を図るため、体験教室を開催します。

　自然景観や史跡を活用した観光コースを企画し、地域の魅力の再発見と交流人口の拡大を図ります。今年度は既存のコースに、農産物の収穫や地元飲食店での昼食などを組み合わせた体験付きコースを実施します。

　学生の定住を促進するため、区内定住者・就業者との交流会などに取り組みます。また、西区かがやき大使の越乃リュウさんから区の魅力を県内外に発信してもらいます。

　次世代を担う子どもたちに地域へ関心を持つ契機となるよう、地域の課題解決のアイデアを考えるワークショップを開催します。

　穏やかな春の陽気とともに、区内でも花の便りが聞かれるようになりました。区民の皆さまには、日頃より区政全般にわたりご支援、ご協力を賜っておりますことに感謝申し上げます。
　ことしの冬は昨年に比較して、平年以下の雪が降らない年となり安堵しておりますが、一方で、降るべき雪が降らない、寒くなる時に暖かいという状況に、地球温暖化、気候変動への危惧も感じております。
　さて、新年度予算は、昨年度同様に厳しい財政状況での編成となりましたが、西区では「区民の健康づくりをはじめ、子育て支援や地域での支え合い」のほか、人口減少対策として、地域の皆さまとの協働により、「地域への愛着を深める」取り組みなど、安心・安全な生活の確保を大切に予算化しました。
　子育て支援では、新たに妊娠期から乳幼児期まで、切れ目なく母子保健情報や区の相談窓口・育児講座などの子育て情報を「LINE（ライン）」でお届けし、育児の不安や孤独感の軽減を図ってまいります。
　また、地域での支え合いのしくみづくりの推進や地域の茶の間を支援するとともに、新たに障がい者の自立支援として、障がい者が農作業に継続的に従事できるよう支援します。
　さらに、次代を担う大学生や子どもたちに、地域への愛着を育んでいくほか、地域で健康づくりの発信・啓発を行う健康リーダーの育成や、防災・減災に向けた取り組み、「くろさき茶豆」や「いもジェンヌ」をはじめとする特産農産物の魅力発信や販路・消費の拡大などにも取り組んでいきます。
　新年度も引き続き、区民の皆さまに安心・安全で自慢できる西区を実感いただけるよう、職員一同、全力で取り組んでまいりますので、皆さまのご支援とご協力をお願いします。

西区長　笠原 明夢

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