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江南区役所だより 第298号(令和元年9月1日) 1ページ

最終更新日:2019年9月1日

【特集】文化財を知ることは、文化財を守ること!
江南区の指定・登録文化財を発見・探検!

問い合わせ 産業振興課 商工観光・文化スポーツグループ 電話:025-382-4689

皆さんは「文化財保護」と聞いてどんなことを思い浮かべますか。文化財を直したり、大切に保存することでしょうか。実は、文化財を鑑賞する、体験する、といった「活用すること」も文化財保護の一環なのです。つまり皆さんこそが文化財を守るキーパーソン!まずは皆さんに文化財を知っていただくため、江南区のお宝である指定・登録文化財をご紹介いたします!

文化財にはどんな種類があるの?

  • 文化財は主に、『有形文化財』『無形文化財』『民俗文化財』『記念物』『文化的景観』『伝統的建造物群』の6つに大別されます。
    この他に、土器などを含む、土地に埋蔵されている文化財を埋蔵文化財と呼びます。
  • 国や県、市から指定して保護される文化財は『指定文化財』と呼ばれます。
    有形文化財の中で国に指定されたものを『重要文化財』と呼び、その中でさらに重要なものは国宝として指定されます。
    また、より緩やかな規制の「文化財登録制度」で登録された文化財は『登録文化財』となります。
  • 文化財はさらに細かい分類もあります。実は身近なあの公園も文化財かも…!?
    詳しい分類は、文化庁のホームページでぜひ検索してみてください!

鑑賞のときはこんなことにご注意!

  • 文化財所有者の迷惑にならないよう十分に配慮してください。
  • 文化財を汚損するような行為、個人の敷地内への不許可の侵入、文化財のある場所での火気の取扱い等は絶対におやめください。
  • 一般公開していないものや限定公開のものもあります。見学の可否や写真撮影などは事前に所有者に連絡するなどして確認しましょう。

市指定有形文化財(古文書)

割野新田開発免許状


割野新田開発免許状

〒950-0144茅野山3-1-14 江南区郷土資料館内
TEL:025-382-1157

割野村の創立を物語る、現存する唯一の許可状

 1636(寛永13)年、割野村の二左エ門(にざえもん)から出された開発許可願いに対して、沢海藩が出した許可状で、村の創立年をはじめ開発時の状況を知る貴重な史料です。開発した二左エ門は、名を仁左エ門と改め上早通村(かみはやどおりむら)の初代庄屋に任命されました。旧亀田町に残る開発許可状としては唯一のものです。
 現在は、所有者の方からお借りして、江南区郷土資料館にて展示しています。

引用:ニイガタカラ.Net

国登録有形文化財

北方文化博物館 主屋・大広間ほか


北方文化博物館 主屋

〒950-0205沢海2-15-25 北方文化博物館
TEL:025-385-2001
<年中無休>
開館時間 4月から11月 午前9時から午後5時
12月から3月 午前9時から午後4時半
入館料 大人800円、小人400円

建物そのものが展示品 越後随一の豪農の館

 江戸時代中期、農から身を起こし、代を重ねて越後随一の大地主となった伊藤家の遺構である北方文化博物館は、木造瓦葺の母屋をはじめ、座敷、土蔵、茶室や別邸の洋風建築等、30を超える建築物が国の登録有形文化財に指定されています。
 昭和21年(1946)、戦後初の私立博物館として開館し、伊藤家に伝わる所蔵品の展示のほか、四季折々の表情を見せる回遊式庭園も楽しめる、江南区の一大観光名所でもあります。

引用:新潟市民文化遺産ガイドブック

市指定有形文化財(彫刻)

光明院 木造薬師如来像


光明院 木造薬師如来像(修復前)

〒950-0206 木津1-13-16
光明院 薬師堂
TEL:025-385-2504

幾度の動乱を乗り越えた 県内でも極めて貴重な如来像

 木造・漆箔仕上げ(布下地)・弁柄塗り、像高は111.5cm。行基(奈良時代の僧。布教のために諸国を行脚、後に大僧正位を授かる)の作として伝えられる如来像で、眼の病を治すということで知られています。
 史料には、戦国時代末期の木津を取り巻く動乱の最中、本像だけは滅失を免れたと伝えられています。
 平成30年度に修復を行い、在りし日の美しさを取り戻した本像は、円満な体躯、張りのある面貌、肩から胸にかけて薄くあらわされた衲衣などから、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて東国でも流行した定朝様の流れを見ることができます。
 現在は、5月・11月に行われる大祭の法要の中でのみ、その御姿を拝観することができます。

引用:新潟市民文化遺産ガイドブック

江南区郷土資料館 臨時休館および燻蒸サービスのご案内

燻蒸のため10月7日(月曜)から11日(金曜)は臨時休館いたします。

 燻蒸とは、特別な薬剤で文化財をいぶし、殺虫・殺菌処理をする、文化財保護のために欠かせない処理です。江南区郷土資料館は、10月7日(月曜)から11日(金曜)の期間、館内で収蔵物の燻蒸を行うため、臨時休館いたします。なお、江南区文化会館内の他の施設は通常どおり利用できます。ただし、亀田図書館2階部分は、10月8日(火曜)から10日(木曜)の期間、立ち入りができませんので2階に収蔵されている資料をご覧になりたい場合は、職員へお声がけください。

個人所蔵の文化財を無料で燻蒸いたします。

 資料館の燻蒸処理に合わせ、皆さんの家庭で保存している歴史的資料などの燻蒸を無料で行います。希望される人は、事前に下記電話番号まで予約ください。
(予約期間)9月1日(日曜)から9月30日(月曜)まで

江南区郷土資料館(江南区文化会館内) 電話:025-382-1157
<開館時間>月曜から木曜 午前10時から午後7時 日曜・祝日 午前10時から午後5時
<休館日> 毎週金曜 入館無料

江南区オフィシャルFacebook 連動企画
<毎週月曜配信>pocket江南区文化財巡り

 江南区には現在、指定・登録文化財だけで28個もの文化財があります。この紙面では紹介できなかった文化財をホームページ及び江南区役所フェイスブックで毎週1つずつ紹介します。
 誰もが知っているメジャーな文化財からマイナーな文化財まで、ニッチでディープな世界をご案内します。
 見学が可能なものもありますので実際に足を運んでみてはいかがでしょうか!

配信期間:9月2日(月曜)から9月30日(月曜)まで



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