江南区役所だより 第283号(平成31年1月20日) 1ページ
最終更新日:2019年1月20日
地域の未来を担う子どもたちをみんなで守っています
広がれ!子どもの見守りの輪
問い合わせ 区民生活課 生活環境係 電話:025-382-4254、江南区教育支援センター 電話:025-382-4903
子どもを犯罪から守るため、地域の皆さんや各種団体、学校などがさまざまな取り組みを行っています。
今号は、全国の小学校ごとで実施された「通学路等における危険箇所の総点検」や、日ごろ行われている見守り活動を紹介するとともに、平成30年9月に発足した「江南区子どもを犯罪から守る安心・安全対策連携会議」についてお知らせします。
いつもの見守り
日ごろから顔の見える関係で
~雨の日も雪の日も温かく見守っています~
市内の小学校では、登下校の時間に、子ども見守り隊、民生・児童委員、PTA、青少年育成協議会、コミュニティ協議会など多くの人たちが見守り活動を行っています。
学校により、取り組み方やメンバー構成は異なり、着ているユニフォームもさまざまですが、防犯や交通安全に一生懸命取り組んでいます。
亀田地区の育成協議会では帽子を作成して各自治会に配付し、見守り活動に役立てていただいています。
子どもたちの成長も張り合いに
亀田西小学校見守りボランティア 阿部 悠(ひさし)さん
通学路での見守りを始めて、だいぶたちますが、中学生になった子どもたちが声をかけてくれることもあって、成長を実感できてうれしいですね。
地域住民が見守りに力を入れていることを示して、地域の環境をきれいに整えることが、犯罪の防止につながると思います。これからもがんばります。
連携します
江南区子どもを犯罪から守る安心・安全対策連携会議
~連携と情報共有による活動の一層の充実~
子どもの見守り活動に取り組む皆さんとともに、江南区全体でさらなる安心・安全を確保するため、各活動団体の連携と情報共有による活動の一層の充実を図ることを目的とした「江南区子どもを犯罪から守る安心・安全対策連携会議」を平成30年9月7日(金曜)に立ち上げました。
会議では、見守りの一環として、あいさつ運動やこども110番の家、日常における地域住民の目配りといった、地域全体で見守る意識の向上が必要であるなど、各団体の視点から活発な意見交換が行われました。
■参加メンバー
警察、校長会、自治協議会、防犯ボランティアネットワーク登録団体、民生児童委員協議会、青少年育成協議会、社会福祉協議会、PTA連合会、交通安全推進協議会、公園愛護連絡協議会、郵便局、区役所、教育委員会
通学路等の危険箇所の総点検
小学校ごとに総点検を行いました
~学校・地域・行政一体で現地点検~
平成30年6月下旬から各小学校を会場に、教職員、子ども見守り隊、PTA、地域団体、警察、区役所などの行政の職員が一堂に会し、通学路の危険箇所を洗い出し、夏休み中の各家庭での再確認を経て、9月に実際に地域に出向いて危険箇所の点検を行い、課題や対策案を検討しました。どんなところが危険なのかを全員で認識し、「ここは人目がなくて危ない」「こんな対策が必要だ」など、情報を持ち寄り、現地を歩いて目に見える形で共有しました。
結果をもとに、学校では校区の安全マップを作成し、保護者や地域に配付する予定です。(すでに配付を終えた学校もあります。)
今後はそれぞれの立場で、有効な対策について検討を進めていきます。
緊急合同点検会議の様子
危険箇所の現地確認の様子
いざというときに
「こども110番の家」募集中
~もしもの時の駆け込み場所~
「こども110番の家(緊急避難所)」とは、地域の子どもが危険な場面に遭遇した場合、一般家庭、店舗などを駆け込み場所として協力をいただくものです。
協力いただいた人には、「こども110番の家」のプレートを配付しており、掲示をしていただくことで子どもたちが駆け込む場所の目印にしています。
協力いただける人は、江南警察署または最寄りの小学校までご連絡ください。
問い合わせ
江南警察署 生活安全課 電話:025-382-0110
こども110番の家
このプレートが目印
不審な事案を見かけたら…
子どもが車に連れ込まれそうになった、追いかけられた、スマートフォンで盗撮していたなどの不審な事案を見かけたら、警察にご一報をお願いします。共有の必要があると判断された情報は、登録してある人に「ひかるくん・ひかりちゃんメール」で配信します。学校や保育園など子ども関連施設で情報を得た場合は、さまざまなルートで保護者にメール配信しています。学校などに登録済みの地域の人にも情報提供しています。