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中央区役所だより 第311号(令和2年3月15日) 2ページ

最終更新日:2020年3月15日

知っていますか?地域と学校パートナーシップ事業

 市では、地域に開かれた学校を目指し、地域との連携を強化しながら「地域と学校パートナーシップ事業」を行っています。この事業には、地域と学校をつなぐ地域教育コーディネーター、地域のボランティアなど、たくさんの方が関わっています。今号では、区内の学校で実施したその活動の一部と各校の地域教育コーディネーターを紹介します。
問い合わせ 中央区教育支援センター(電話:025-223-7026)

地域と学校パートナーシップ事業とは

 学・社・民の融合による人づくり、地域づくり、学校づくりの教育活動を推進し、学校・地域・子どもが元気になる姿を目指す事業です。

学・社・民の融合による人づくり、地域づくり、学校づくり

  • 「学」…学校
  • 「社」…社会教育施設(公民館、図書館、スポーツ施設など)
  • 「民」…家庭、地域、企業

母校とまちに愛着を 浜浦小学校

 昨年11月7日、「映像で見る関屋の歴史」が開催され、6年生と地域の方々が浜浦小の歴史を学びました。これは、卒業を前にした6年生が学校の歴史を知ることで、学校と地域に愛着をもってもらおうと企画されたものです。講師の関屋映像研究会は小学校創立の経緯、当時の地域の様子などを写真とともに説明。かつては小学校の隣に競馬場があったことなどの話に児童は真剣な表情で耳を傾けました。
 児童の辻沢娃依(あい)さんは、「6年間過ごしてきた小学校も、知らなかったことがたくさんあって、いい勉強になりました。昔は小学校の名前が違ったという話に一番驚きました」と元気に話してくれました。

映像で見る関屋の歴史

地域教育コーディネーターを紹介します

地域教育コーディネーター

  • 佐藤愛子さん(写真左前)
  • 筒井佐都子さん(写真右前)
  • 小林裕子さん(写真左後ろ)
  • 藤本麻由美さん(写真右後ろ)

 子どもたちが学校の歴史を学べたことに加え、地域の方々にとっても昔のまちの様子を振り返るきっかけになりました。メモを取ったり、熱心に話を聞いたりしている子どもたちの姿を見ることができて嬉しかったです。これからも、地域と学校のパイプ役として、子どもたちが地域に愛着をもって成長していくようにさまざまな企画を考えていきたいです。

万代町通を花で彩る 万代長嶺小学校

 昨年11月15日、万代長嶺小の3年生の児童たちが、地域の商店街や自治会の人と協力して、万代町通のプランターにビオラの花を植える活動を実施しました。
 授業で地域の歴史を学んだ児童たちの「商店街をもっと明るくしたい」という思いがきっかけで、この活動が始まりました。最初に、地域の人から植え方を教わった後、各班に分かれて1つずつ丁寧に植えていきました。参加した児童の一人は、「きれいに土をかぶせて、上手に植えることができました。大きく育ってほしいです」と笑顔で話していました。

万代町通のプランターにビオラの花を植える活動

万代町通のプランターにビオラの花を植える活動

地域教育コーディネーターを紹介します

地域教育コーディネーター

  • 塩田美幸さん

 普段は、学校からの要望に応じて講師やボランティアを招いて研修をしたり、絵本の読み聞かせをしたりしています。花植え活動は、保護者や地域の方に支えられて、今回初めて実施することができました。今後も続けていきたいと思いますし、みなさんが「やっていて楽しい」と感じる活動をどんどん増やしていきたいですね。

夏まつりが地域をつなぐ 上所小学校

 上所小では毎年、5年生・6年生の有志で組織する地域交流委員会とPTA、コミュニティ協議会、スポーツ振興会などが連携して夏まつりを開催しています。
 昨年8月24日に開催された夏まつりで7回目になります。かき氷のふるまいコーナーやお菓子釣りなど、学校中に多くのブースが設置されました。また、体育館では新潟甚句大踊り大会も実施され、地域一丸となって大いに盛り上がっていました。

夏まつり

夏まつり

地域教育コーディネーターを紹介します

地域教育コーディネーター

  • 森山みちさん(写真左)
  • 後藤知恵さん(写真右)

 最初は大人だけで始めた夏まつりでしたが、回を重ねると、児童たちが自主的に手伝ってくれるようになりました。今では、先生や大人に交じって夏まつりを運営していて、卒業生も駆け付けてくれます。このような光景を見ていると、いろいろな世代に支えられて成り立っていることがよくわかるため、開催してよかったなと思います。

ごみ捨てを地域で支える 山潟中学校

 山潟地区では、平成26年度から中学生が登校中に近所の高齢者などの家を訪問し、ごみ捨てを手伝うボランティア活動が実施されています。これは、同地区コミュニティ協議会の取り組みの一環で、ごみ捨てを支援してほしい依頼者と近所の中学生を、民生委員・児童委員の協力の下でマッチング(組み合わせ)して活動しています。

マッチング会議のようす

マッチング会議のようす

 2月28日にごみ捨てボランティアを行った2年生の佐藤彩葉(いろは)さんは「自分でも、地域のためにできることがあるんだと感じました。これからも続けていきたいです」と話していました。

ごみ捨てを手伝うボランティア活動

地域教育コーディネーターを紹介します

地域教育コーディネーター

  • 豊嶋直美さん(写真右)
  • 後藤素子さん(写真左)

 山潟中学校では、ごみ捨てボランティア以外にも、鳥屋野潟や山潟地域の成り立ちを調べる学習が活発に行われています。学習の成果は、コミュニティ協議会が主催する「鳥屋野潟の恵みを考え、食する会」で、地域の皆さんに発表する場を設けていただいています。これからも、地域と学校の風通しのいい関係が続くように、頑張りたいです。

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