G20新潟農業大臣会合とは

G20 サミットは、リーマン・ショックを契機に発生した経済・金融危機に対処するため、2008 年（平成20 年）11 月に始まりました。
正式名称は「金融・世界経済に関する首脳会合」で、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、欧州連合（EU）、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イギリス、アメリカの首脳が参加して毎年開催される国際会議です。
近年G20 ではマクロ経済や貿易のみならず、世界経済に大きな影響を与える開発、気候変動・エネルギー、保健、テロ対策、移民・難民問題等の地球規模課題についても、活発に議論が行われています。
G 20 サミットを開催する国は、12 月から翌年11 月までの1 年間、G20 議長国となります。
G 20 議長国は、前議長国及び次期議長国と連携してG20 サミットの準備や運営を行います。（トロイカ体制）
日本は、2019 年（令和元年）、大阪府大阪市にて、初めての議長国としてG20 サミットを開催します。

G20 新潟農業大臣会合は、G20 大阪サミット（6 月28 日・29 日）の関係閣僚会合の1 つとして開催されました。G20 の農業大臣会合は、2011 年（平成23 年）にフランスのパリで食糧安全保障の確保を目的として開催されたのが始まりで、新潟での開催で6 回目となります。
会合には、G20 メンバー国と招待国6 か国、招待国際機関8 機関が参加し、「農業・食品分野の持続可能性に向けて－新たな課題とグッドプラクティス」をテーマに議論されます。

大阪サミット開催に合わせ、新潟市をはじめ全国8都市で関係閣僚会合が開催されます。